今日は地元の生駒市議会の話です。
議会のビデオ中継を観ていました。
その中で、守旧派のS議員の「生駒市の医療行政の現状と課題について」の質疑ですが、市立病院に絡めた質疑を期待していましたもののそうはなりませんでした。
そもそも、質問の意図が全く見えませんでした。ためにする質問だったのでしょうか、答弁する担当部長も苦労していたように感じました。
その曖昧さの中で唯一明確だったのは、「生駒メディカルセンターはよく頑張っている。大いに評価する」でした。この発言は何だったのでしょうか。もしかして、将来生駒メディカルセンターが廃止ということになれば、元の輪番制に戻るのを嫌がる医師会の意向を汲んだ発言だったのでしょうか。
穿ちすぎた推測かもしれませんので、メディカルセンターの件はここまでにしておきます。
指摘したいことは、医療や介護について余りも理解の低い議員(S議員さんだけではありません)が、市立病院開設計画に対して依然として「反対」の立場を崩さないことです。
何が故に反対なのか明確にしないままです。多分明確な反対理由が自分では説明できないのだと思います。だから彼等は、反対派ではなく「慎重派」だと主張します。総論賛成・各論反対・進め方反対 でしょうか。今の生駒市議会では、こうしたお粗末ともいえる守旧派議員が過半を占めています。
数十年に一度ともいえる極めて重要な課題である生駒市立病院開設案件を、こんなレベルで議論してほしくありません。本当に反対なら、理路整然と主張すべきは主張し市長ひいては市民を納得させればよい筋の話です。23議員全員が、市長を超えるレベルにまでレベルアップして、市長と激論を戦わせて欲しいものです。
それと議員さんには注意しておきますが、医師会の意向を聞くのは随意ですが、医師会に取り込まれないことも議員の最低の見識です。呉呉もご注意を。