本日掲題委員会が開催されました。
少々苦言を呈します。
先ずもって言いたいのは、今更何を ということです。
基本設計が提示されてから何年経過していますか。
中野教授なる人物にレポートを求めたわけですが、それならもっと前にやるべきことではなかったでしょうか。
この点に関しては、議会サイドの怠慢と言わざるをえません。
その反省ないままに行政サイドの問題点のみを追求する議会の姿勢は百害あって一利なし です。
H議員等の質問の基盤は、あの中野レポートにありました。
しかし、あの中野レポートなるものを全て鵜呑みにしてよいものなのでしょうか。
先だってこのブログでも話しましたが、私自身は100%の信頼をおけるレポートとは思っていません。
一般論と言いつつも、個別の案件についてあそこまで断言できる学者に一度会ってみたいものです。
病院というものは生き物です。
ただ今現在がベストのハードでも、3年後がベストであるかどうかは不明です。
あの中野レポートが、3年後・10年後そして30年後までを見通したものであるとは到底思えません。
学者も結構ですし勝手なレポートも結構ですが、経営管理する者の意向を斟酌しようとしない病院設計というものは、絶対にあり得ないということだけは ここで申し上げたいのです。
経済学では、マルクス経済学や近代経済学とか数量経済学等々があります。
病院設計においても、思想や哲学の違いの結果で様々な設計が出来てきます。
しかし、一般論で点数をつけたり合格とか不合格という判断はしないのが常識です。
議会としては、もう一度中野教授に意見を聞くということのようですが、何故に中野教授オンリーなのでしょうか。
中野教授以外にも適任は数多くいます。
例えば、東京大学の教授もしくは日建設計のプロ建築士等を召喚されては如何でしょうか。
本気ならここまでやるべきです。
いずれにしろ、偏向気味の生駒市議会を憂えるものです。
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