生駒のアラ還の独り言

医療業界のあることないことを独断と偏見で綴る

生駒市議会「病院事業特別委員会」が紛糾のうえ、脱線・転覆

2012-06-22 12:20:43 | 日記

本当に久しぶりの日記です。

昨日、生駒市議会「病院事業特別委員会」が開催されました。

紛糾したうえに脱線・転覆してしまいました。詳しくは山下生駒市長の市長日記をお読みください。

 

生駒市立病院指定管理者理事長との面談を市議会が拒否

 

生駒市議会病院事業特別委員会(上原しのぶ委員長)が本日、開催された。桑原義隆副委員長から、市議会として市立病院事業の予算を議決し、指定管理者も議決している以上、その指定管理者(医療法人徳洲会)のトップである徳田虎雄理事長に会い、事業方針を伺い、要望や疑問をぶつけ、意見交換すべきではないか、との提案が出された。また、指定管理者側もそれを望んでいるとのことだった。

至極もっともな提案と思われたのだが、これに対し、一部委員が反対し、議論は紛糾。傍聴席からも一部委員の意見に対し、失笑やジェスチャーによる抗議が起こった。

結局、指定管理者のトップと面談することは反対多数で否決された。

反対は、樋口清士(無会派)、白本和久(凛翔)、吉村善明(凛翔)、成田智樹(公明党)の各委員。

賛成は桑原義隆(無会派)、有村京子(市民派クラブ)、樋口稔(市民派クラブ)の各委員。

 9月議会から委員会審査がネットで中継されるらしい。議会改革の取組が一定進んだことには敬意を表したい。市民の皆さんには、是非、自分が投票した議員がどんな発言や採決をしているのか、ネット中継で体感して欲しい。録画でも見られるようだ。市民が政治に関心を持ち、声を上げること以外に民主主義を機能させる方法はない。

ということです。

既設・新設計画をとわず全国の公立病院の挫折が相次いでいます。挫折の原因は大きく分けて3つです。

1.首長の無知・無理解・誤解・利害関係 等々

2.議会、議員の無知・無理解・誤解・利害関係・首長との対立関係 等々

3.市民、患者の無知・無理解・誤解 等々

昨日の議会特別委員会は上記2の議会、議員の無知・無理解・誤解・利害関係・首長との対立関係をえげつないほどにモロに映し出したものでした。

”市立病院には賛成だが”と言いつつ実質は開設を妨害するといった言動をする議員の2枚舌・3枚舌は不快以外の何ものでもありません。

今後の展開をウオッチしておいてください。


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