室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

“タンゲロス・アルティコス”をよろしく!

2009-10-30 21:34:17 | Weblog
バイオリンのヤンネ舘野さんを中心としたタンゴバンド、“タンゲロス・アルティコス”の演奏シリーズが12月9日、10日、11日にあります。  
皆さま、どーぞよろしくね! 

“タンゲロス・アルティコス” は北方のタンゴ人という意味です。

メンバー:
 ヤンネ舘野(バイオリン)、ヴィッレ・ヒルトゥラ(バンドネオン)、長谷川順子(コントラバス)、中山育美(ピアノ)

男性陣はフィンランド人、女性陣はジャポネーズ、でございます。色んな意味での《混成チーム》です。
だから面白い!


スケジュール:
 12/8  ヴィッレ来日。ヤンネ、ジュンコ上京。
 12/9  ミントンハウス(西荻窪)でLIVE 19:30 - 22:10
 12/10 関内サロン(関内の横浜バロック室内合奏団 内)
    昼の部 14:00 - 15:30  夜の部 18:30 - 20:00
 12/11 ゆめはっと(常磐線の原ノ町、南相馬市民文化会館)で「舘野泉プロデュース・魅惑のタンゴ集」出演 18:30 開場 19:00 開演   http://www.yumehat.or.jp/

ご存知アルゼンチンは移民の国。
イタリア、ドイツ、スペイン、他、ヨーロッパ各国から移民や出稼ぎがやって来て、アルゼンチンの風土の中でブレンドされてタンゴが生まれた訳ですが、フィンランドからもアルゼンチンにやって来た人々がいたそうで、その繋がりから、フィンランドでもタンゴが盛んで、現在も愛好されており、独自の作品も生まれているくらいなのです。

バンドネオンのヴィッレ・ヒルトゥラさんは、クラシック・アコーデオンの名手で、私が2001年にオウルンサロ音楽祭で初めて会った時は、カッコイイ現代曲を披露していたのですが、タンゴに魅せられてバンドネオンに転向して、オランダに留学して、3年でバンドネオンをマスターしてしまいました。その徹底した勉強ぶりはスゴいものがあります。 

去年3月に初来日して、その時にも同じメンバーで、東京、京都、神戸、丹波…と、愉しいツアーをさせて頂きました。今回は、その再現、続きとなります。

合い言葉は、“Let*s YARATO! ”  なんで『やらと』なの? 

去年の神戸の時だったと思うのですが、楽屋に『とらや』の一口羊羹があって…。あれっ? 私が持って行ったのかな? それを見ていて、生まれた合い言葉だった、と記憶していますが、怪しいです。

今年も愉しいツアーにしたいです。

12月9日の夜、ご都合がよろしい方は、ミントンハウスに。http://www33.ocn.ne.jp/~mintonhouse/

12月10日がご予定のない方は、関内サロンに。http://www.yokohamabarock.com/studio.htm
昼の部、夜の部、2回公演です。 ご予約は、当ブログでも承ります。

トラディショナルなアルゼンチン・タンゴ、ピアソラ作品、他、バラエティに富んだプログラムを計画中です。
私としましては、“社運”を掛けておりますので、千客万来のほど、首を長くしてお待ち申し上げまするー。




秋晴れ

2009-10-27 21:33:58 | Weblog
この秋一の秋晴れでしたね。

やっぱし、好天は気分がいい!

ウチの唯一の自慢の出窓の富士山。ちょっと雲がかかっていますが、久しぶりの冠雪です。

さーて、12月のタンゲロス・アルティコスの宣伝始めるぞー!
その前に11月4日のベートーヴェン&ブラームス・バイオリン協奏曲伴奏の練習だー!
その前に10月31日の“みぬま”準備があった・・。
ひょっとして、また『火事場の綱渡り』が接近してくるか・・?

そして何もできず“田部フレンズ”練習に出かけ、帰りに別のミーティング。蟹づくしをご馳走になって、一日は暮れる。

丹波の黒豆枝豆

2009-10-26 17:28:17 | Weblog
兵庫県の丹波にご縁があって、ありがたいことに、今年も黒豆枝豆が届きました。

黒豆といえば丹波。丹波といえば黒豆(栗もあるけど)
普通の黒豆よりずっと粒が大きいのは、寒冷地であることと、川があること・・などいくつかの複合的な要因があるのだそうです。私は、やっぱり土地が良いんだろうと思います。

そのデッカイ黒豆を枝豆にして食べちまおう、という贅沢な黒豆枝豆です。
食べごたえが違います。感動的な大地の恵み。かの丹波の風景を思い出しながらイタダキマース!

お幸せに・・

2009-10-25 11:52:23 | Weblog
昔、お教えしていた生徒の結婚式に招待されて、出席しました。

花嫁は、有名な俳優さん、林隆三さんのお嬢さんで、劇団『円』に所属する女優で声優としても大活躍している真里花ちゃんです。

「うしゃぎバスにのって、ようちえんいくの」「しぇんしぇいは、おとな?こども?」
学校を卒業したての私に、目をキラキラさせて一生懸命お話していた、おとぎ話のお姫様みたいなお嬢ちゃんでしたが、大きくなりました。辻堂のお宅に出稽古で伺っていたので、弟の征生ちゃん、お母様の一子さんも一時ピアノをお教えして、おばあ様も、お隣の妹さんご一家までも存じ上げる、林家とは深いおつきあいでした。

その真里花ちゃんが、桐朋学園の演劇科を卒業し、劇団『円』に入団して、舞台上でピアノを弾く役をやったり、座付き演奏役などでピアノを弾く姿を客席で観ることは、私にとって大きな喜びです。“冬ソナ”のチェリン役あたりから、吹き替えのお仕事でも大活躍となり、益々期待されています。

七月末に三軒茶屋で、隆三さんとのドラマ・リーディングを見せて頂いて、その時は何にも言っていなかったのに、八月に結婚式のご招待状が届き、びっくりしました。


素敵な結婚式でした。
大きなステンドグラスのあるチャペルで、参列者からは逆光で見えない花嫁の父の表情。花嫁の衣装の身繕いを正す母のシルエットを見ると、思わずジワーッと涙があふれ出てしまいます。バージンロードを歩く父親の役は何度も演じてこられたでしょうに、役とは違う、パパの緊張感が伝わってきました。花嫁を祭壇前で花婿に引き渡したあと、隆三さんは会場の係りの人に促されるまで、そのまま立ち尽くしていました。

混声四部のハレルヤ・コーラスに見送られて退場すると、チャペルの階段でフラワーシャワー、ブーケトス(ほぼやらせで、同劇団の水町レイこさんの手に。密かに狙っていたのに・・、ウソぴょん!)全員集合写真、家族集合写真などののち、披露宴会場へ。


ご新郎も劇団『円』の俳優さんなので、ご家族、ご親戚以外は、ほとんど劇団関係者。幹部の方達、若手俳優さん達の華やかな雰囲気に囲まれて、私は真里花ちゃんの舞台を楽しみに見守るPTA応援団席へ。

劇団代表(?)の橋爪功さんの主賓祝辞、演出家の小森さんの乾杯祝辞、ウェディングケーキ入刀、ファーストバイト(ケーキの食べさせっこ)と、ずっとアットホームな劇団の雰囲気そのままに進行。お色直し中座は、それぞれ姉弟が付き添ったのが雰囲気を一層和ませました。真里花ちゃんと征生ちゃんは1つ違いで仲良しの姉弟。まだまだ少年のままのような征生ちゃんは、その後もずっと、時々涙をこっそり拭いながらカメラマンを務めていました。ご新郎のお姉様も女優さん(?)のような華やかな雰囲気の美人で、この姉弟つきそい中座はどちらも、微笑ましく、見栄えのするものでした。

新郎の茶花健太郎さんは、外見はひょうきんだけれど知的な、温かい雰囲気の方で、この人といると真里花ちゃんは安心してのびのびとしていられるんだろうなー、良い組み合わせなんだろうなー、と思いました。


実は私は、披露宴の音楽の仕事を数え切れないくらい沢山やってきているので、披露宴に関してある意味、プロ中のプロでありますが、そのワタクシから見ましても、本当に良い結婚式でした。お色直しで再入場してきた新郎新婦は各テーブルを回って写真を撮ったり談笑しあったりの、ゆったりとした時間がたっぷりあって、こういうのがいいなーと思いました。

こんな、演奏しなくていい、スピーチしなくて、ただお食事してればいい披露宴はかつて出席したことが無い。・・と思っていたら、最後にテーブルスピーチが、突然やってきました。「真里花さんの恩師の・・」えっ、私のことですか?

そんな風におっしゃって頂いては申し訳ないみたいで、こちらこそ、色々と刺激を受け、勉強させて頂いた面もいっぱいあるのに・・と思いながら、何をしゃべったかよく覚えていませんが、想い出をいくつか思い出すままにお話したようです。すでに何度も“おめでとうございます”は言っているので、その場でちゃんと言えたのかどうか、今になって心配になっていますが、どーにか「お招きいただき、ありがとうございました」だけは言ったと思います。


花嫁からの両親への感謝の手紙、花束贈呈、花嫁の父の謝辞、新郎の父の謝辞(お父様、大変ご立派なご挨拶でした)、新郎茶花さんご本人のご挨拶・・と、最後までアットホームなご披露宴でした。最後に、近頃多い《エンドロール》上映。わずか3時間前のチャペルでの挙式から披露宴が始まるあたりまでの映像を編集して、列席者全員の名前を載せて、歌1曲分に合わせて上映するのです。映像には、誰もがよく知っている花嫁の父が、祭壇前でおじぎをするスローモーション・シーンもありました。

こうして、背が高く、大変に見栄えの良い新郎新婦の結婚式は終わりました。本当に、心から「末永く、お幸せに」


真里花ちゃんの幸せな、可愛らしい花嫁姿を見届けられて、本当に嬉しかったです。

あー、でもね、計算したくないですけどね、○○十年経っちゃってるんですねー。オトロチーこってす。

オリオン座流星群

2009-10-22 13:46:34 | Weblog
「オリオン座流星群が来ている」と天達予報士が何度も言うので、一昨日の夜から心がけていました。

一昨日は風が強く、じきに諦めました。

ゆうべも11時半にベランダに出て、東の空を見ました。オリオン座がそこに居るのは分かったのですが、目の前にある鉄塔の下の街灯が眩しいくらいで、しばらく見ていて首が疲れて、目にゴミは入るわ、眠くなったわ・・で、「もしも夜中に目が覚めたら見てみよー」と思って寝ました。

そうしたら、なんと4:45に目が覚めました!
100均で買った簡易オペラグラスを持って、再びベランダへ。

月は無く、星が結構いっぱい出ていました。
オリオン座は南の空に移動していました。これで街灯が邪魔にならないなー、とオペラグラスを覗いてすぐ、2秒後に、見えました!

「今の、間違いないよね?」と何度も自分に確かめてみたけど、間違いありません。

オリオンのベルトの近くを、左から右へ、オペラグラスの中で7cmくらい、流れて行きました。間違いない!

“お願い”は?
えーと、とっさの事だったので、念仏のように唱えはしなかったけど、頭の中にいつも在る『お願い』は、無意識ながら流れ出た・・と、思います。・・と信じます。

もう一つ見たいなー、と思って、まだしばらくベランダで粘ってみました。
まだ5時ころだというのに、ベランダから見える範囲で、ご近所で2軒、電気がついていました。バイクで来て、鉄塔のあたりに少しの間止めている人もいたり、もう朝なんだ。そういえば、そろそろ東の方は薄明るく、星が薄くなってきたし、また首が疲れてきたので、「さっきの“お願い”は、『もう一つ見せて下さい』にすれば良かったなー」と思いつつ、ベッドに戻りました。

でも、1つでも大満足
自分が宇宙の一員だったことを思い出すことができました。

11/14&15は、新宿三丁目へ

2009-10-21 10:55:09 | Weblog
第9回新宿トラッドジャズフェスティバルのスケジュール付きチラシが送られて来ました。

今年は、毎週(ほぼ)練習している“田部フレンズ”と、タンゴの”アストロノーツ”で出演させて頂きます。

11/14(土)13:00-13:40 “田部フレンズ” at 第21みくに丸
      15:00-15:40 ”アストロノーツ” at 家路

11/15(日)13:00-13:40 “田部フレンズ” at 家路
      14:00-14:30 ”アストロノーツ” at G's BAR

他に、お祭り広場(ろじょう)での演奏も仰せつかっております。

お昼の12時から(パレードは11時から)午後4時半まで、新宿三丁目一帯が、あっちからも、こっちからも・・と古いジャズが聞こえる、ウキウキした空間になります。市民が町起こしでやっているジャズ・フェスティバルは、各地で見受けられますが、トラディショナル・ジャズ専門でやっている所は少ないそうです。味わい深く、初めて聞く人でも楽しめるジャズです。
・・と言いながらタンゴもやるんですけどね。

11/14か、15日か、又は両日いらっしゃる方でチケットをお持ちでない方。ワタクシ、大量に前売り券をお預かりしておりますよ。宜しくお願いお頼もうしますだ。m(_ _)m

夕焼け、其の二

2009-10-19 21:37:48 | Weblog
“其の一”の9分後の夕焼け。

茜色に映えていた雲は去り、温かいオレンジ色が広がりました。

物思いにふけて、感傷的な気分に浸りたくなるのは、こんな空ですね。
中学生の頃にも同じ事を思っていた。何十年たっても、自分の中の変わらない部分を再認識しました。

こんな、暑くも寒くもない、良い気候。お散歩日和なのに、明日は黄砂が飛んで来るって?
ヤメテくれー

夕焼け、其の一

2009-10-19 21:29:13 | Weblog
今日の夕焼け。
右上の雲が夕日に染まって美しかった。
日本的な、淡く、繊細な色合いでした。

もう1枚撮ったけど、複数アップの試みに失敗したのだから、もう一つ別の記事にしなくてはなりません。

見比べるのも一苦労だな・・。ブーブー。

複数写真アップの試み

2009-10-18 23:10:50 | Weblog
新しいモニターで勇気百倍!
写真の複数アップをお試ししてみよー

この写真は、10日前の台風の日の朝。赤城の『希望の家』へ行くために、集合場所の池袋駅を目指していました。
品川駅で全ての電車が止まってしまって混乱している様子を

事務所に状況を連絡したら「山手線が動き出すまで、少し待って」と言われて、朝カレーに立ち寄りました。



カレーを食べながらも、山手線を待つ乗客に、目はくぎづけ。一向に動く気配がなく、外に出て様子をうかがってみたら、「復旧は、相当かかると思われます」とアナウンスが言いだして、人々は一斉に「えー、何だよー!」と言ったのでした。

事務所の指令でタクシーで新橋に向かう事になったのですが、タクシー乗り場も道路も混雑。反対側の新幹線の側まで行ってもタクシー乗り場は大行列。外の知らない道路へタクシーを拾いに行った時「これぞ、右往左往だな」と思いました。

新橋から銀座線で銀座に着いた時に、事務所からの指令が変更。「浅草から東武線で行ってください」

到着時間に2時間も遅れて、ご迷惑をおかけしてしまいましたが、皆さんが演奏を本当に喜んで下さったようで、何とかたどり着けて良かった・・と思いました。




…という訳で、頂いてきたお花です。



さて、写真4枚アップできてるかなー?
出来てなかったら、すぐ消しちゃうゾ
  


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えーと、5回試みましたが、やっぱり複数写真アップは、出来ませんでした。

なんで? MAC だから?

新モニター

2009-10-16 23:53:40 | Weblog
ご無沙汰いたしました!

このGoo のサイトが、どうも何かバージョンアップをしたらしくて、10月からiBookでのログインが出来なくなりました。
一方、もうひとつのMACのG4は、4月からモニターが眠りにつき、それっきり放置していたのですが、今日、新しいモニターを購入!  接続して、無事に目覚めました!

これでしばらくは、OS 9.2 がまだ使える事になりました。
OS 10.3 も大丈夫! もっと早く購入すればよかった・・かも。

でも、ほーっとしました。