室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

花火

2007-08-08 15:08:46 | Weblog
江ノ島の花火に行きました。
ジャズ仲間のドラマーのご親戚の豪邸で、花火を見ながらのガーデンパーティが行われ、新宿三丁目の”大将”以下、仲間が大集合して、お庭のステージで演奏する恒例の行事です。私も浴衣を着て、ヘアもセットして駅でもらったうちわをぱたぱたさせて行きました。 プレイヤーだけでも20人以上いたなあ~。エレピのペダルが下駄の鼻緒の留め金で滑るので、今年は右足は下駄を脱いで弾きました。

6時頃から交代で演奏が始まり、豪邸に呼ばれているお客さんたちと、バーベキューや焼き鳥、様々なおつまみとドリンクを好きなだけ、飲み放題、食べ放題。多少風が強めで、心地よかったけれど、そのせいで少し花火の開始が遅れたらしい。7時半頃から、パンパン花火が上がって、演奏はしばしお休み。今まではお庭からしか見ていなかったので、今年は海岸の通りまで行って、歩道橋の上から見ました。

左右、2カ所のうち、右の方は、海上から打ち上げられているのが良く見えました。大きな丸い花火、星型、ハートや宇宙船型などの変わり花火、光線を描くような外来デザインや連続打ち上げのスターマインなど、1時間に渡って5000発だとか・・。
中でも、10分か15分に1回の特大花火は、大きめの花火の最後なので、クライマックスへ向けての期待感とともに打ち上げられ、思わず拍手をしてしまう。打ち上がる瞬間から地面を震わす大きな音が響き、シュルシュルシュル・・と光の玉は高く高く上って行き、それまでのどれより大きく破裂。巨大な玉となり、最大まで広がって、崩れて落ちてくる。中には、引力に逆らうかのように、すぐには落ちて来ないもえかすがあって、それらをじーっと見ていたら、その一つは木星でした。

花火の写真を撮るのは、けっこう難しく、私のデジカメでは、花火モードも付いているのに、あまり巧く撮れません。これは、携帯で撮った、一番マシな一枚。ホントは、もう一枚アップしたかったのに、このブログでは一枚ずつしかアップできまへん。どーして?

9時半頃までドンジャカ演奏して、皆さん踊ってお開き。
さあ、それからが大変。豪邸をあとにして、片瀬江ノ島駅まで、何千人という行列にくっついて改札に入るまで、およそ70分かかりました。駅の側のマンション最上階から行列を見下ろしている人もいたなあ。小田急社員と警察が一生懸命気を遣いながら規制していて、 パニックも暴動も無く、みんな冗談を云いながら、おとなしく誘導に従ってたどり着きました。流石に下駄は疲れ、「座らしてぐでえ~」と心の中で叫んでいたけれど・・。 愉しかった。

二日前から、MAC G4にLANケーブルをつないでインターネットをしています。どうも接触が不安定で、100%つながるとは限らないけれど、とにかく、今まで見れなかった写真が見れるようになり、開けなかったページが開けたり・・と、やっと世間の皆様に追いつきました。これでまた「接続が見つかりません」が出たりすると、世捨て人に逆戻りだから、電源を落とすのがコワいなあ~。