goo blog サービス終了のお知らせ 

古代日本の歴史を謎解き

日本の古代史の謎に挑戦します。

中国の三大宗教 儒教・仏教・道教

2016-10-01 13:16:28 | 歴史
邪馬台国の結論の前に
中国の三大宗教 儒教・仏教・道教
1. 仏教
仏教は、紀元前5世紀頃にお釈迦様が現在のインド北部ガンジス川中流域で提唱し、各地に広まり現在も続く世界宗教。
2. 道教
道教は、道(タオ)―宇宙と人生の根源的な真理の世界―の不滅とそれに一体となるべく修行し煉丹術をおこない、不老不死の霊薬、丹を煉り服用し仙人になることを究極の理想とする。
3. 儒教
儒教とは、紀元前の中国に興り、東アジア各国で2000年以上に渡って強い影響力を持つ思考・信仰の体系である。その学問的側面から儒学ともいう。 中国では、哲学思想の方面では儒家思想、後の陰陽道(陰陽師)に発展

仏教が日本に伝わるのは、歴史的には、もっと後の時代です。
当時、倭国に影響したのは、儒教と道教の様です。
それぞれ、倭国の記事と比較してみます。
顔に丹を塗っている(赤い土で化粧している)=道教
始皇帝は倭国に不老不死の霊薬があると信じている=道教
卑弥呼の鏡
道教では、鏡と剣が二種の神器である。
儒教でも、鏡は化粧の道具ではなく、もう一つの世界を覗く神器
厄除けの道具として使者ともに埋葬される。
古代の勾玉の形が道教のシンボルに似ている。

古代神道は、山の神、海の神など自然崇拝であったのが
弥生人の到来により、儒教(儒教家)道教(道教家)が渡来し
祈祷や呪術など、人間同士の守り神的な信仰に変わります。
倭国の国々の王が卑弥呼の祈祷を信じて、一つにまとまるという事は
それぞれの国王が、儒教、道教の信者だったからです。
鏡を使った祈祷、呪術を行う卑弥呼のは話は
光武帝にとっては、同じ信者として信頼を得るに十分だったので金印を送ったのではないでしょうか。
秦の始皇帝が権力・武力により国を統一しましたが
倭国は、卑弥呼信仰という宗教でまとまりを得たことになります。
敵対した狗奴国には、儒教や道教の信仰が伝わっていなかったのでしょう。
邪馬台国は、武力や権力により小国を統治する国家連合ではなく
卑弥呼が行う祈祷や呪術を信じる同宗教連合体だったという事です。
さて、これらを念頭において「邪馬台国」と「卑弥呼」の実態について結論を出してみましょう。


最新の画像もっと見る

1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
儒教 (もののはじめのiina)
2017-08-28 10:38:27

日本人は、「漢文」を学校で習ったので論語が立派な道徳であると刷り込まれている節があるようです。

それにしては、最近の中国や朝鮮の理不尽なふるまいを不審に思っていました。
どうも儒教は、いろいろと問題がある考えのようです。

返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。