みほです。
先日に引き続きます。
専門学校に入ったあたしにとってすてきな出会いがありました。
クジラの調査、ツアーで世界中をとびまわる臨時講師の先生の講義でした。
とにかく生きた経験の話がおもしろくて先生の話に夢中になったのを今でも覚えています。
そのときに、2か月後くらいにオーストラリアにクジラをみに行くツアーがあるとのことだったので
参加することにしました。
普通のツアーではない、先生ならではの特別なツアー。
このときあたしは初めてクジラをみることになるのですが
初めて見たクジラはまさかの上空からでした。
セスナに乗りクジラを探し、初めて見たのはザトウクジラの親子。
このときはクジラの種類もわからないようなレベルだったので
行動とか形とかセスナでみれているという事のすごさとかまったくわかってなかったのです(笑)
今考えたらもったいないなぁ~~~。
そしてそのあとは船でセミクジラをみに行き
忘れもしない、セミクジラのセーリング!!
船の真後ろでしずかに尾びれだけがでてきて(しかもかなり近くで)
声も出ずにいました。
そして、セミクジラの親子がよくいるといわれているビーチでキャンプをし
日中はビーチ沖で親子のセミクジラが戯れていたり
夜はクジラのブローが聞こえたり。
こんな非日常の世界を体験したことが最大の転機だったのかと思います。
こういうのを自分も仕事にしたい!
だって、仕事にしたらクジラに会えるから。
そうしてクジラのガイドを目指すことになりました。
専門学校2年の冬、
先生の勧めで座間味村ホエールウォッチング協会でお世話になって、まぁびっくり。
事前にあまり下調べをしてなかったので(←失礼)
山からクジラ探してから出航してるなんて知らなかったんです。
そうすることで効率よくクジラのもとへ行けるなんて本当にこのシステムは素晴らしい!
なぁんていっちょまえに思っていたんです。
だって、他の地域では探し回ってクジラに会えたり会えなかったりだったので。
しかも、なにがいいって船長さんとスタッフさんとクジラを好きな気持ちを共有できるってことが一番よかったんです。
研修生のとき初めて乗った船は「あなたの清」(←ショップ名)さんの船でした。
出会ったクジラは超常連クジラの「んーぼー」(オス)が2頭で目の前でダブルブリーチの嵐!!!!
「んーぼーが帰ってきた!!」
「んーぼー!!!!」
と騒ぐ船の上が心地よくて、このときに
「クジラを一緒に楽しむことができる場所」と思いました。
やけん、できれば座間味で仕事がしたかったのですがそのときはタイミング悪く夏しか見つからず
少しの間座間味を離れることになります。
その間
日本のホエールウォッチング、海外のホエールウォッチングに参加し
いたるところで自分のクジラ好きアピールをしていたら
たまたま座間味で仕事をする人とつながり
運よくわたしもそこで仕事できるようになりました。
そしてここからが本題へつながっていきます。
第三章へ
みほ