20頭
みほです
天気晴れ・海況少し穏やか・・・
いつものように朝展望台へいってきました!
そしていつものようにクジラを発見していたら・・・・
なんと島から1~2キロ先で親子クジラを発見!!!
ここならピノス(ショップの和船タイプ)でも行けると思い
せいじさんのおこちゃま2人を連れて急いで出港
波を怖がる兄と笑う妹・・・
出港して10分たらずで現場に着き、数分してクジラを発見
しかしその後30分してもでてこない・・・。
親子クジラはだいたい10分しないうちに子供が息継ぎにあがってくるのですが
この子は違っていました。
見失った上に帰りたいと言い始めたお兄ちゃん。
風も少し強くなってきたのもあり帰港をはじめてもうすぐ入港・・・というときに
なんと港の防波堤そばでクジラを発見!
港付近は波がなく穏やかだったので子供たちにしっかり見せれる~~~!と思ってワクワクしていたら
なんか様子がおかしい・・・。
ブローの回数が多いし・・・あれ?体が白い??????
なんと
まさかのザトウクジラの迷入でした。
体は傷と皮膚がはがれまくっていて白くなっていました。
ふつうは黒いのです。
(これは先日撮った別のクジラです)
それが・・・
こんなにも白いのです。
うっかり港に向かっていたこのクジラ。
このままでは港に入り込んで出にくくなったら大変と思い外洋に誘導することにしました。
クジラは音でコミュニケーションをとる動物です。
なので音には敏感なんですね。
船のスクリュー音にも反応するのでびっくりさせないように細心の注意を払いました。
まずは港に入らないように船をまわし
少しずつ外洋のほうへ向かわせます。港付近は浅瀬が多いのでパニックになって座礁しないように
クジラをは距離をとりながらゆっくり後ろからついていきます。
クジラがいた内海と呼ばれる場所はダイビング船も通るしウォッチング船も行きかう場所です。
港→ウルウノサチ(水深10mちょい)→アマビーチ沖(水深20~30)そして
浅瀬に沿いながら最後は外洋までいきつきました。
そのときは一応座礁の可能性や船との衝突はないやろうと思い一安心したのですが
結局これからが問題なんですよね。
どのくらい弱っていたのかわからないけど
傷がありすぎてたから・・・。
もしかしたらこのまま死んでしまうかもしれないしなんとか生き残るかもしれません。
今後、元気に泳ぐ姿がみれたらいいなぁと思います。
みほ@
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