(中略)
人間は仕事の仕方を変えることに強く抵抗する。改革は
むしろ経営破綻した時の方がやりやすく、まだ大丈夫だと
思っている時が一番難しい。
説得するには相手が納得するまで語りつづけるしかない。
データを示し単品管理の大切さを訴える日々が続いた。
(中略)
2007年4月20日(金) 日経新聞 私の履歴書
鈴木敏文 (セブン&アイ・ホールディングス会長) より
同郷の鈴木さんの記事を読んでいて、「わかるわかる」
「そうそう」と思ってしまうのは、私だけでしょうか?
(中略)
「健全な赤字事業を持つ」
いまの事業の高収益はいつまでも続かない。いつも新しい
事業の立ち上げを続け、永遠の繁栄を指向する。
新規事業は成功するとは限らない。重要なことは、失敗し
たと思ったときに、それまでの努力を惜しまず捨てて撤退す
ることである。
新規事業の立ち上げはボトムアップ、赤字事業からの撤退
はトップの決断によって行うべきである。
(中略)
リクルートのDNA-起業家精神とは何か
江副 浩正 (リクルート創業者) より
こちらにも「納得」してしまう私。前職B社でも同じだった。
どんなにいま軌道にのった事業をしていても終わりはくるもの。
そのときに、困らないために、「ポートフォリオ」が大切。
企業でも個人でも、要は一緒。
でも、頭でわかっていても、そのときの情勢により、思った通り
にならないことも多々。臨機応変に立ち振る舞うことが重要。
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関西に戻ってきました!
東京にいるときは、昼も夜も、仕事やプライベートで予定が一杯。
いられる時間、日程が決まっているので、東京での時間を大切に
するようになりました。というか、東京でしかできないことをしてき
ます。なので、、
経ち返って考えられるのが、いまは関西という場所かもしれない。
で、今回、東京で改めて感じたことは、、
■「経ち返れるところ」をしっかり持っておくこと!
「ところ」は場所ではなく、「仕組み」であり「基準」であり、
「本来の自分に立ち戻れるところ」。
私にとって、それは「高校時代の友達」なのかもしれないと再確認。
いままでの自分は、よく訪れる「海外」かなと思っていただけど、違う。
高校時代の友達に限らず、「食」「人」「世界」をキーワードに友人は
多い。けど、「高校時代の夢や希望を持って上京を目指していた頃
の自分」に戻れるのは、やっぱりその時、時間を共有していた友人
たちと会っているとき。
失敗したとき、押しつぶされそうになったとき、落ち込んだとき、、
そういうときに「経ち返れるところ」を持っておくことが、大切。
「大事にしている価値観」にもどれ、再出発がしやすくなる。
そういう対処法をしっかり持って、繰り返してクセにしておけば、
個人にしろ、企業にしろ、迷わなくなる。決断が早くなる。
「人間は忘れる動物」
「性格はそう簡単には変わるものではない」
だから、、
「自分の性格を変えるのではなく、自分の行動や人に接する
スタイルを変える」
・・目標を達成し易く、生き易くするための手法の一つです!
*【写真】yurachanお手製の誕生日プレゼント♪
ありがとう (*^-^*)/ 「経ち返るところ」ですね。