彩初窯市(いろどりはつ かまいち)が笠間工芸の丘で開催されました。
新年恒例のイベントで今年は12回目を迎えています。
丘の上の「登り窯」は今度の震災で壊れたままでした。
予算の関係で修復が出来ず痛々しい姿を残しています。
「彩初窯市」には大勢の観客が来ていました。
展示品が多いのでスライドショウでお目に掛けましょう。
右端のマークをクリックしてください。
笠間焼は福島県の相馬焼の影響を受けて開窯しています。
天明年間に久野半右衛門が信楽の陶工を招き
食器作りから始めています。
400年の家系を持つ久野家は有名で訪れてみたいです。
「久野陶園」の当主は14代目です。
日本民窯最大の益子焼は久野家の技術を習得しています。
丘の上には高野公男の「別れの一本杉」の碑がありました。
泣けた ~ 泣けた ♪
こらえきれずに 泣けたっけ ~ ♪
「早く帰ってコ」 「男の友情」の作詞家で笠間出身です。
追記; 世界最大の花瓶を造った「製陶ふくだ」さんが亡くなりました。
生前取材に快く応じてくれました。
昨年菊まつりの時に知りました。
謹んで冥福をお祈りします。