Rー50人生100年時代の私のライフデザイン。定年後の定年のない人生。終身フリーランス。

Rー50、50歳未満入場禁止。年金に頼らず楽しく仕事を続けていくためには、しっかりしたライフデザインが必要です。

R-50 Life Design:再度「筆休め」- 13週目 FC東京最終戦&ヤマザキマリ個展

2022年11月06日 10時06分22秒 | ライフデザイン
しばらく記事の執筆をお休みさせていただきます。

当面は、新しい仕事に専念。

何もアクセスしないと無関係なPR記事を入れられてしまうので写真のみ更新。

<ノルマの多摩川散策9000歩/日。11月1日から仕事が本格化したが、まだ、在宅勤務。このため早朝と昼休みにウオーキング。土日は少し遠出>



では、またの日まで。

PS. FC東京の最終戦、川崎フロンターレ戦を観戦。ミスで2点を献上!!!去年よりも攻め方が多彩になったのが救い>



<八王子の東京造形大学で開催されている漫画家?ヤマザキマリ展に行ってきた。漫画家の息子もこうなってほしいなぁ。散歩を兼ねて行くといい。開催日注意!!>
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R-50 Life Design:しばらく「筆休め」-15週目(仏壇を取りに行きました)

2022年07月17日 06時42分14秒 | ライフデザイン
しばらく記事の執筆をお休みさせていただきます。

当面は、新しい仕事に専念。

それと旅行(仕事に専念はできないようで)。

何もアクセスしないと無関係なPR記事を入れられてしますので写真のみ更新。

今週は神奈川県秦野市まで仏壇を取りに行きました。
妹と同居していた母が亡くなり、仏壇は我が家でみることになりました。
高速は使わず246で往復5時間。バリー・マニローのCDを5枚聴けました。

<重すぎてのせられないので、組み立ては週末、息子がきてから。仏壇の隣は営業で表彰されたときの副賞の地球儀。
ゴルフセットやマウンテンバイクなどの選択肢もありましたが、旅行好きなので地球儀に。
机に載せるつもりで選びましたが、確かにゴルフセットと同じくらいの金額だとこのくらいのサイズに・・・・>



では、またの日まで。
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R-50のライフデザイン - 『ノマド – 漂流する高齢労働者たち』を読み終わって

2021年05月17日 21時42分42秒 | ライフデザイン
『ノマド – 漂流する高齢労働者たち』(原題:Nomadland、ジェシカ・ブルーダー著、鈴木素子訳、春秋社)を読み終わりました。

ノマドの人々が集う場所を地図で探すなどして、半分、旅行気分で読み始めましたが、読み進めるうちにつらくなってきました。



現金収入を得るための過酷な肉体労働、冷暖房も下水道もない生活、目立たないように息を潜めての暮らし、・・・・・高齢になって状況を好転させるすべはなく、死ぬまで続けるこの生活。

日本は労働法や年金制度、福祉政策が異なるので、「ハウスレス」の人が溢れる状況は想像できません。しかし、年金制度が崩壊したら?急激なインフレになったら?息子や孫の世代は大丈夫か?など、いろいろリスクを考えてしまいました、

そしてもう一度、資金計画、その中の必要生活費を見直してみました。マンション関連では、管理費、修繕積立金、駐車場使用料。水道光熱費や携帯電話・インターネット費用。固定資産税や市民税、国民健康保険。車関係ではガソリン代、車の保険、2年に一度の車検。クレジットカードの年会費。もちろん食費や小遣い、医療費。10年以上先と考えていますが介護費用。

以上、見ての通り、マンションの管理費や税金など節約できない項目があります。車関係費用は、いずれ免許返上すべき年になるので、その時は、かなりの節約になるでしょう。一方で、その頃には介護費用が必要になるのでしょう。

生命保険文化センター「生活保障に関する調査」(平成28年度)によると、最低日常生活費は月額22万円、ゆとりある老後生活費は34万9千円とのことです。

私の見積もりでは、介護が必要になった場合の最低生活費は月額24万5千円。私のライフプランでは、「死ぬまで働く」つもりなので問題ありませんが、前述のリスクや失業、病気などのリスクには備えておく必要があります。

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R-50のライフデザイン - キャンパー、ワーキャンパー、そしてノマド

2021年05月01日 22時21分15秒 | ライフデザイン
1983年、カリフォルニア州サンノゼに家族で赴任。一番の楽しみは旅行でした。小さな車にキャンプ道具を積んで、北はカナダのバンフ、南はアリゾナのツーソン。エアコンなしの車でよく行ったものです。

ネットがなかった時代、KOA(Kampgrounds of America Inc)が発行していた情報誌がキャンプサイトの情報源。それとこの看板。



大きな蚊に襲われたオレゴン州のコロンビア川沿いのキャンプ場、バナナスラッグという大きなナメクジのいたレッドウッド国立公園のキャンプ場、朝食中に大きな鹿があいさつに来たラッセン国立公園のキャンプ場、数十人の高校生たちが毛布もかけずに芝生の上に寝ていたサンタクルツのキャンプ場、パッチワークと聖書を送ってくれた親切な老夫婦と出会ったネバダ州ラブロック(Lovelock)のキャンプ場、赤い砂だらけだったインディアンが経営するモニュメントバレーのキャンプ場・・・40年近く経った今も多くの思い出が鮮明に残っています。

当時の憧れは、夫婦二人、長期休暇やリタイア後に、キャンピングカーでアメリカの大自然を満喫することでした。

しかし、今は少し状況が異なるらしい。もちろん、キャンピングカーで旅行を楽しんでいるキャンパーもいますが、経済的な理由で家を手放し、アパートに住むお金もなく、車上生活になり、そこから仕事に出かけるワーキャンパー(Workamper)、特に高齢者が増えているのだそうです。

これらの人々は、自らを「ノマド」「旅人」「ラバートランプ」「ジプシー」などなどと呼んでいるとのこと。ノマドの人々の人生を描いたノンフィクションが『ノマド – 漂流する高齢労働者たち』(原題:Nomadland、ジェシカ・ブルーダー著、鈴木素子訳、春秋社)。



ご存知のとおり映画「ノマドランド」はアカデミー賞作品賞を受賞しました。見に行く予定でしたが、緊急事態宣言で不可能に。そこで本屋でこの本を手に取り、連休中に読もうと計画した次第です。

「今のアメリカは明日の日本」、日本の高齢者にはどのような選択肢があるのか?

<映画「ノマドランド」の舞台の一つサウスダコタ州のバッドランド国立公園。
10年前の5月の連休に旅行。地元の新聞が40年ぶりと書いていた4月末のブリザードに遭遇。丸一日、ホテルに缶詰めになった貴重な体験?>





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R-50のライフデザイン:12年前の堺屋太一の提言

2021年03月14日 21時17分26秒 | ライフデザイン
シン・ライフデザインの先月の反省項目の一つの読書量の減退。今月から早速改めました。

今年の方針は、積読(つんどく)状態の本の読書、および、再読です。早速、読んだのは『凄い時代~勝負は2011年』(堺屋太一著、講談社)。発行されたのは2009年1日、2008年のリーマンショック直後です。

2020年の新型コロナ禍はニューノーマルと言われましたが、リーマンショックも過去に起きたニューノーマルの一つです。その時、堺屋太一がどう分析し、どのような対策を低減したかを知りたくて読んでみた次第です。



その中で、ライフデザインに関わる内容がありましたので、共有させていただきます。

序章の「今、何をなすべきか」の項目として以下の2点を挙げています。

・終身雇用制度を緩和し、職縁社会からの脱却
・人生の規格と順序の変更

昭和世代は、「終身雇用制度は日本の美風。従業員を大切にする『人本主義』だ」などと教え込まれてきたが、職場共同体から落ちこぼれると再起が難しい残酷な習慣。職場を離れた時こそスキルアップのチャンス、好況が国民の生産力アップに責任を持つ体制を作るべしとしています。

規格大量生産型の工業に適するように定められた、教育・就職・結婚・出産・子育てという人生順序を崩し、すでにアメリカや西欧で起こっている知価革命に対応できるようにすべきとしています。リンダ・グラットンの『Work Shift』の指摘とも重なります。



この本は、国や官僚への提言の書です。この本の出版から10年以上たった「今」、良い方には変わっていない状況を見ると、やはり国を頼りにしないで生きるライフデザインを作るべきであるということを再認識しました。
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R-50ライフデザイン - 「一億総活躍社会」vs「1億総非正規」

2021年02月28日 18時09分14秒 | ライフデザイン
「一億総活躍社会の実現」

我が国の構造的な問題である少子高齢化に真正面から挑み、「希望を生み出す強い経済」、「夢をつむぐ子育て支援」、「安心につながる社会保障」の「新・三本の矢」の実現を目的とする「一億総活躍社会」の実現に向けて、政府を挙げて取り組んでいきます。

平成27年、首相官邸ホームページの見出しです。

以下は、

政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、主にアメリカ株式を中心に投資全般を扱ったブログ「フルインベスト」を運営している鈴木傾城(すずき けいせい)氏の2021年1月24日の記事です。

国によって作り上げられてしまった悪しき社会構造の中でどうサバイブしていくか、この記事はヒントを与えてくれています。



竹中平蔵が若者に仕掛けた罠。「1億総非正規」でも金を増やせる人間の思考

非正規雇用者を増やし、若年層の貧困と格差を増長させたのが竹中平蔵。その竹中平蔵をブレーンにしているのが菅政権。そうであれば、非正規雇用が是正されたり、若年層の貧困が消えたりすることはなく、むしろ正社員が消えて全員が非正規雇用者になる社会に向かうと理解できるはずだ。

正社員が消えて、全員が非正規雇用者になる社会に向かう

竹中平蔵と言えば、「正規雇用と言われるものはほとんどクビを切れないんです。クビを切れない社員なんて雇えないですよ、普通」とか言って、非正規雇用者を大量に増やした経済学者でもある。

実際、小泉政権ではこの竹中平蔵の経済政策によって構造改革が強引に行われ、どんどん若年層の非正規雇用化が進んでいったのだが、その結果として誕生したのが「若年層の貧困と格差」が強烈に広がっていく社会だった。

この結果を見て、竹中平蔵は「若者には貧しくなる自由がある。そのときに頑張って成功した人の足を引っ張るな」と言い放った。

最近は「マイナンバーカードと銀行口座をひも付けることを条件に月7万円のベーシックインカムを導入し、生活保護や公的年金廃止を廃止」とか言い出して、「そんなんで暮らしていけるわけがないだろう。お前が7万円だけで暮らしてみろ!」と国民の大批判を浴びた。

この竹中平蔵が、菅政権の経済ブレーンである。菅首相と竹中平蔵は密接なる関係なのである。

竹中平蔵がブレーンをやっている政権が目の前にある。そうであれば、非正規雇用が是正されたり、格差が是正されたり、若年層の貧困が消えたりすると思うのは甘すぎるというのが分かるはずだ。

むしろ正社員が消えて、全員が非正規雇用者になる社会に向かう。

非正規雇用の最大の問題点は、その月の仕事は月末に精算されて、その時点で評価も成果も消えてしまうことだ。つまり、仕事において評価も信用も成果も「積み上げる」ことができない。昇級もない。

この「積み上げ」が効かないというのが、その後の人生に絶望的な経済格差を生み出していく。

非正規雇用や派遣、あるいは無計画な転職は先がない

非正規雇用や派遣で働く人々の問題点は、今までやってきた仕事が次の派遣先で生かせるかどうか分からない点にある。派遣でも、自動車の組み立て現場を1年やっていれば仕事は相当な手際になっているはずだ。

しかし、非正規雇用者はその現場にずっといられるわけではない。契約が切れれば今度は違うところに派遣されるかもしれない。

たとえば、その人は次にレストランの皿洗いの派遣に回されるかもしれない。あるいは解体現場の仕事かもしれない。そうなれば、自動車の組み立てとはまったく違う分野であり、また「新人」として扱われる。

短期間で仕事を辞めて、無計画に違う分野に転職してしまう人も同じだ。こうした状況は、仕事や経験やキャリアに「積み上げ」がない状態である。だから、非正規雇用や派遣、あるいは無計画な転職は先がないのである。

経験値の積み上げがないと「どん底」のまま

人生は短く、やり直しがきかないので、「積み上げる」ことができるかどうかは意外に生きる上での重要なポイントになる。

毎月毎月ゼロからのスタートを強いられるよりも、過去の生き方や仕事が、きちんと現在に評価や信用に「積み上げられる」方が有利に決まっている。

(1)生き方が首尾一貫していること
(2)経験が「積み上げられる」こと
(3)キャリアが「積み上げられる」こと

非正規雇用者や派遣労働者や無計画な転職者は、それができないことに問題点がある。キャリアも経験も頻繁にリセットされるので、信用も成果も「積み上げ」ができない。だから、生き方に首尾一貫性を持つことさえもできない。

仕事に関しては永遠に初心者であることを強いられて、這い上がれない仕組みにハマる。

こんな状況をどんなに長く続けても追い詰められるだけだ。生き方に軸を持てず、経験や仕事を「積み上げ」できないというのは、本人にとっても社会にとっても不幸なことである。

このような社会を竹中平蔵は生み出した。ちなみに、竹中平蔵自身は非正規雇用者を統括するパソナグループの会長でもある。「非正規を増やせ」と叫んで自分は非正規雇用者を管理する企業で儲ける。大した厚顔ぶりだ。

人生の早いうちから一貫した方向性が決まれば幸運だ

別に首尾一貫していなくても、積み上げる仕事がなくても、生きていけることは生きていける。現に、行き当たりばったりで生きている人もたくさんいる。

若いうちは試行錯誤も必要で、いろんなことを試すのも重要だ。

しかし早くから自分の適性や才能を見極めて、一貫した方向性があれば試行錯誤が短くて済む。自分の人生の目的が定まり、一貫した方向性があれば、自然とやっていることに無駄がなくなるのだから、生きやすくなるのは当然のことだ。

人生の早いうちから一貫した方向性が決まれば幸運だ。なぜなら、やることがすべて「積み上がる」からである。

この「積み上がる」というのが馬鹿にならない。

「一貫性のある生き方」で経験も信用も積み上がっていく

ある時は建設現場のとび職をやって、ある時は工場の単純作業をやって、ある時はトラックの運転手をやって、ある時は飛び込みの営業マンをやっている人がいるとする。非正規雇用では珍しくない経歴だ。

この人の経歴は多彩かもしれない。しかし、そこに一貫性も方向性もないので、多彩であることが意味を為していない。

前職の経験で得たものがあるかもしれないが、あまりにも関連性がないので経験が無駄になる可能性の方が高い。つまり、「積み上がり」がない。

この人とは別に、ある人はプログラマーをやって、あるときはシステムエンジニアをやって、あるときはサーバー管理をやって、あるときはIT専門の講師をやっていたとする。

この人も違う職業を渡り歩いているのかもしれないが、そこには一貫してIT系という筋が通っている。

この人の仕事の経験はすべて現在に活かすことができているはずだと推測できる。人生に方向性があるので経験が無駄にならない可能性が高い。つまり「積み上がり」がある。

方向性が一貫していれば、このように経験を積み上げることが可能となる。経験が積み上がり、業界を俯瞰することができるようになり、技能が洗練される。

それによって、当然のことながら評価も上がり、信用も付く。一貫した方向性があれば、過去を現在に「積み上げる」ことができるようになる。

「生き方に軸がある人」は成功する確率が高い

「生き方に軸がある人」は、積み上がる仕事をしている。こうした人は、行き当たりばったりで生きている人よりも、はるかに成功する確率が高い。

「積み上がる仕事」というのは、過去にやった仕事に対して、その時に生み出した技能・製品・サービス・土台・信頼が、現在の自分に利益をもたらすものを言う。

成功している不動産投資家は、過去に買った不動産で収益を得て、さらにその収益で別の不動産を買ってそこでも収益を得るというシステムを作り上げている。つまり、「積み上がる仕事」をしている。

成功している株式投資家も、過去に買った株式でキャピタルゲインもインカムゲインも得て、さらにインカムゲインで新しい株式を買って資産を膨らませる。やはり、「積み上がる仕事」をしている。

成功している事業家は、過去に作った製品で収益を得ながら、新しい製品を生み出して、そこでもまた収益を得る。これも、「積み上がる仕事」である。

彼らは、非正規雇用者のように時間と労働力を切り売りして終わりではない。「積み上げ」がきちんとしている。その「積み上げる仕事」が経験や信用を生み、結果的に経済的な余剰や内部留保をどんどん増やしていけるようになる。

物事を途切れさせるというのは、往々にして悪い選択肢となる

逆に言えば、「積み上げる仕事」ができないと、余剰や内部留保を増やすことはできない。ここが、弱肉強食の人生を生き延びることができるかどうかの分かれ目になる。

(1)生き方が首尾一貫していること
(2)経験が「積み上げられる」こと
(3)キャリアが「積み上げられる」こと。

この3点がきちんと自分の人生に織り込まれているかどうか、充分に考える必要がある。それも早急にだ。積み上げられないことに時間をかけていると、いずれ時間切れを宣告される。

物事を途切れさせるというのは、往々にして悪い選択肢となる。

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R-50ライフデザイン - 貧乏でも幸せ

2021年02月20日 23時05分32秒 | ライフデザイン
『WORK SHIFT ワーク・シフト』(リンダ・グラットン著、プレジデント社)に「第三のシフトで要求されるのは、仕事に関する古い約束事を脱却し、未来に押しつぶされないものに転換することだ。」とあります。

古い約束事とは、「所得を増やし、消費を増やすことを追求する発想」です。昭和の時代を生きてきた私はまさにその発想が身についてしまった一人でした。3畳一間の学生生活、社会人になり、その倍の6畳のアパートで生活。結婚して2DKのアパートに。IT業界の急成長と共に、給料も毎年10%以上アップ。子供ができ、マンションを購入。

私が自分の人生をシフト、自分なりのいき方を見つけたのは、米国に駐在したときでした。会社の同僚や現地で知り合った人々の「自分の人生を自分の力で切り開こうとする前向きさ」に感銘を受けたからでした。生き方はかわりましたが、古い約束事から抜け出せてはいません。所得が激減することに恐怖さえ感じます。

さて、漫画家の長男の話です。

漫画家の長男とその嫁さんの笑顔を見ると、「貧乏でも幸せ」っていいなぁと心から思います。正月に見た映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の売れない小説家、茶川竜之介(吉岡秀隆)と長男、後に茶川の嫁になる石崎ヒロミ(小雪)と嫁さんが重なります。

嫁さん、曰く、「貧乏の方が工夫の余地があり、貧乏がいやだとは思わない」のだそうだ。泣けますね。

それにしても、ひきこもりからここまでよくたどり着いたものです。本人の許可をもらっていないし、実際に私もよく分からないので、詳しくは話せないのですが、ひきこもりのもともとの原因は私の転職に伴う、引っ越し、転校にあったようです。引っ越したタイミングは中学2年の時。なかなか友達ができなかったことに加え、いじめもあったようです。

ひきこもりだからと言って何もしていないわけではなかったようです。息子が結婚し、家を出た後、息子の部屋を私が書斎として使うことになり、部屋の片づけをしましました。続々出てきたのは、漫画の原稿、油絵、水彩画、ゴジラ、フィギュアなどなど。それと大量の本。スティーブンキングや映画史、ツゲ義春の漫画、などなどサブカル系の本がどっさり。

それにしても漫画家の仕事は大変。ストーリーから何から何まで自分で考え、描かなければなりません。サラリーマン時代の自分を思い返すと、様々なトラブルも含め、仕事を取りに行かなくとも次々と仕事が入ってきて、今考えると、楽だったなーと思います。

先ほどの『WORK SHIFT』では、「古い価値観のもとでは、仕事とは単にお金を稼ぐことを意味していたが、未来の世界では(仕事とは)「自分のニーズと願望」に沿った複雑な経験をすること」を意味するとしています。

「自分のニーズと願望」、それが何かを見つけるのも難しい。

二人の息子はそれぞれ好きなことを見つけただろうか。まだまだ、模索を続け、必要な知識やスキルを磨き、軌道修正しながら生きていくのでしょう。ライフ・ジャーニーは続く!

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R-50ライフデザイン - 次男の転職で思うこと

2021年02月14日 13時31分42秒 | ライフデザイン
いろいろありましたが、次男はシステムエンジニア(SE)になりました。2回の転職を経てようやく年収400万円を超えたそうです。一方、私の友人の息子さんは、東大を卒業し、大手企業に勤めた後に、外資系コンサル会社に入り、年収1千万円を超えたそうです。

この差は、こどものときからの勉強と努力、地頭の差だと思います。

では、次男のようにのんびり屋で地頭が普通の人はどうすればよいのでしょうか。

次男は経営学部を卒業したものの就活に失敗し、非正規雇用者として福祉関係の仕事に就きました。介護用のベッドや車いすのレンタルの会社で、戻ってきたベッドや車いすの清掃などが仕事だったそうです。汚物等で汚れたものが多く、結構、大変だったようです。その他に、ティッシュ配りもしていました。次男のいいところは仕事が嫌いではないこと。

もっと早くから勉強していれば・・・・・でも、遅くても始めないより良い。

そうこうしているうちに、IT系のトレーニングを無料で提供する会社があり、それに参加。この会社は、簡単にいうとIT系企業に人材を送り込むためにトレーニングを行う人材紹介会社。大したレーニングではないようですが、それでも途中から来なくなる人も多かったそうです。そしてトレーニングを終了し、小さなIT企業の正社員としてSE職に就きました。

IT企業も様々。富士通やIBMなどの大手企業、その子会社や関連企業、下請け、そのまた下請け・・・次男の就職先は、大手から見ると曾孫(ひまご)のような会社でした。残業100時間まで本給に含まれるなど給与はかなり安かったようですが、そうはいっても正社員。「社長に雇っていただいた」という気持ちが強く、3年間、同じ会社で頑張りましたが、全く、給与が上がらないこともあり、転職しました。

私がいるビル管理業界と同様にIT業界も受託業務が多く、受託金額が変わらない限り、原則、そこで働く人の給与は一定です。このため給与を上げるためには、転職をするしかないのです。詳細は本ブログの2019年12月15日の記事「ビル管理:だから給料が上がらない!だから転職が多いのだ!!」に記載。

2回の転職を経てたどり着いた現在の会社は、TOEICも含め資格手当もあり、給与面の待遇は改善されました。やっとここまで来たという感じですが、嫁さんをもらうには安すぎる給与です。目指せ!年収600万円!

大手企業に勤めると、定期昇給があり、ボーナスもあり、会社がつぶれない限り、安定した人生を送ることができます。大手企業に入るには、いい大学を卒業すること、そのためにはいい大学への進学率の高い高校にいくこと、そのためには・・・・・この構図は、昔から同じです。

大手企業に入れなかった人でも、何か核になる仕事をみつけ発展させていけば、少し良い生活ができる可能性が高くなります。それは技術でも匠の技でも専門知識でもよいのです。それとその業界でも他の人にないスキルを一つプラスすること。

例えば、私のいるビル管理業界では、資格を持つことにより他の人と差別化が可能です。さらに、私の場合は英語。この業界に資格+英語力の人はほとんどいません。英語力を必要としている顧客も少ないのですが、ニッチな市場としてあるのです。息子も英語力はあるので、IT+英御力でそういうニッチな市場に入れればと思っています。のんびり屋で普通の地頭でも、まだ、可能性はあります。

次回は、漫画家になった長男の話。

<ビルを見ると設備や耐震構造が気になります>
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R-50のライフデザイン:「シン・ライフデザイン」の途中経過と課題(その2)

2020年10月11日 20時59分45秒 | ライフデザイン
先週続きで、仕事の三本柱の最後の一本、e-ラーニングコンテンツの作成です。

・e-ラーニングコンテンツ作成
中小企業診断士(情報部門)を取得するために通学したH専門学校で、その後、講師やテキスト作成・作問・添削などを数年やらせていただきました。その延長線上としての情報関連のe-ラーニング教材の作成を行いました。

新型コロナの影響で在宅での学習やWeb会議を使用した研修が増加。明らかにニーズは増えていますが、参入企業も急増しています。品揃えを増やすのか、OH専門学校が得意とする特定分野に特化するのか、等、戦略の見直しが求められています。

情報関連に関しては、前職の同僚と共同で「失敗しないビジネス用メール」を作成・販売。続いて「ITリテラシー入門」を作成中。

さて、最後の私生活の目標ですが、
「息子たちの結婚や孫のイベント」については、長男の結婚があったが、親が出る幕ではないと途中で気づきました。「旅行計画」は、昨年までは国内外に年4回程度旅行できたが、新型コロナ騒動以降はとん挫。GO TO TRAVELキャンペーンを使ってどこに行こうか、行かなければ金が溜まる、と悩みの最中。最後の「株の運用と安全資産としての金」は、我が家の財務大臣の承認が下りず未実施。おかげで金値上がりの恩恵は全くなし。



以上が、シン・ライフデザインの現状です。

暗記力は明らかに低下していますが、学び続けることを忘れずに、仕事の3本柱である「外資系企業のビル管理」「営業力強化支援」「e-ラーニングコンテンツ作成」を残り7年、継続していくことにします。

ファイナンシャルプランはあまり真剣に考えていません。それは私の弱点でもありますが、自分とカミさんの葬儀費用は残して、息子たちに経済的な負担を与えないようにしたいというの一番の願いです。ファイナンシャルプランについて研究したい方は、このブログではなくFP(Financial Planner)のブログ等をご覧ください。私のブログは「年をとっても働く方法とその準備」が中心です。

さて、私が今も働いているというと「年金はどうなっているのか」という質問をよく受けます。来週は「働きながら年金を受け取る場合の留意点」をお話しします。

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齋藤信幸の『理詰めの営業』はここ。

齋藤信幸の「ロングステイ」はここ。
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R-50のライフデザイン:「シン・ライフデザイン」の途中経過と課題(その1)

2020年10月04日 20時27分49秒 | ライフデザイン
2013年11月に「シン・ライフデザイン」を作成、この10月で7年目が終わろうとしています。まもなく「14年現役続行計画」の折り返し地点です。

まずは仕事とそれに関連する自己啓発について、「何が達成できて、何ができなかったか、また、新たな課題は?」を見ていきます。

・外資系企業のビル管理
HDD(ハードディスク)業界や半導体業界にいた私にとって、ビル管理業界は全くの新しい業界でした。いや、「新しい業界なので、勉強すべきことも多く、良い刺激になるので入った」と言った方が良いかと思います。新しい業界だからと言って、全く想像がつかない仕事だという訳ではありません。第三種電気主任技術者の資格を取ったときにビル管理業界について調べたことがありましたし、ビルで仕事をしていれば、ビル管理業務の一端を見ることができます。例えば清掃業務、エレベータなどの保守点検、消防設備の点検、セキュリティなど。

「シン・ライフデザイン」作成後、最初の3年は、ビル管理の仕事を取りにいく仕事でした。ビル管理会社S社と契約し、国際部という部を任されました。具体的には大使館や領事館、外資系金融機関、外資系IT企業などからビル管理業務を受託する仕事でした。そして契約後、受託した業務の遂行を管理していました。

4年目以降は契約先が変わり、外資系証券会社からビル管理業務を受託したJ社の下請けとして、その証券会社が利用しているデータセンターや入居している東京・名古屋・大阪のビルの設備管理等をマネジメント(取りまとめを)しています。

新参者としてUPS(無停電電源装置)、空調機、非常用発電機などの設備の仕様書や専門書、関連する法規などを学習するとともに、市場規模や関連企業などをかなり調査しました。最初の契約先であるS社に学習資料がたくさんあったこと、勉強会が定期的に開かれていたことは、私には幸いでした。過去に携わったIT業界や半導体業界に比べると技術的には成熟した業界であり、学習の範囲が分かりやすく、新参者でもキャッチアップしやすい業界だと思いました。

また、現在の職場は外国人が多く、日本人スタッフも留学経験者や配偶者が外国人など高い英語力の人ばかりです。また、日常業務は基本的に英語。更なる英語力の向上が必要であり、私には大変良い刺激になっています。

昨年、「ビル管」と呼ばれる資格試験の勉強を始めてみましたが、「新しいこと」に関する暗記力がきわめて低下していることに愕然としました(過去に学習していることの上書きは問題ない)。「テキストを読んでも覚えられない、以前は一度読めば半分近くは頭に入ったのに、今は、一度読んだことさえも忘れている」始末。こうなることは以前から聞いてはいたが、まさか自分が・・・・・第三種電気主任技術者や中小企業診断士の資格を40代までに取得してよかったとしみじみ思いました。資格は、遅くとも50歳代までに取りましょう。そのためには、ライフデザインとしてどのような資格が有効か見極めることが必要です。資格が不要な仕事もたくさんありますが、新しい業界に入る場合のパスポートにはなるのではないでしょうか。

・営業力強化支援
ビル管理業界は受注金額が億単位になることが多く、また、意思決定に関わる担当者も多い、いわゆるコンプレックスセールの対象となる案件の多い業界です。

コンプレックスセールスとは、

・高額の商談や技術的に複雑な商談で、
・顧客の課題把握、解決策の紹介から受注に至るまで長期間複数の商談を行う必要があり、
・複数の担当者、複数の関連部門による意思決定が必要とされ、
・意思決定は商談の場以外のところで行われる営業です。
・また、受注から納品・引き渡しまでに時間がかかり、
・その後もフォローが必要な案件でもあります。

ビル管理の仕事を取る立場にあったS社では、『理詰めの営業』を存分に活用しました。その結果を、サービス業である「ビル管理業への『理詰めの営業』の適用」をブログに発表開始しました。コンプレックスセールスを成功に導く『理詰めの営業』の深化・進化は、私のライフワークです。

興味のある方は下記のブログへ。

大変、話が長くなってきたので、今回はこの辺りで!

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齋藤信幸の『理詰めの営業』はここ。
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R-50のライフデザイン:私の現在の「シン・ライフプラン」

2020年09月27日 21時15分00秒 | ライフデザイン
さて、お約束していた私の最新の「ライフデザイン」のご紹介です。シンゴジラならぬシン・ライフデザインです。

60歳になり、サラリーマンから自営業としてやっていこうと決断し、一歩踏み出した2013年11月、それまでの「ライフデザイン」を大幅に改定しました。60歳から73歳までの14年間、仕事(現役)を継続し、 (占いでここまで生きると言われた)96歳まで生きぬいていく生活計画です。

内容は仕事・自己啓発・私生活の3項目で従来と同じでしたが、仕事の部分を充実させました。自営業として三本の柱になる事業を計画しました。

一つ目が外資系企業のビル管理です。ビル管理業界の中のニッチな領域である外資系市場をターゲットに「英語力×技術力(第三種電気主任技術者)×マネジメント力」で勝負します。

二つ目が2012年の中小企業経営診断シンポジウムで日刊工業新聞社賞を受賞した「匠な工場から巧みな営業へ~営業力強化による工場の町の経営革新~」。そこで発表した『理詰めの営業』による中小企業の営業力強化支援です。

最後がe-ラーニングコンテンツ作成です。中小企業診断士(情報部門)を取得するために通学した専門学校で、その後、講師やテキスト作成・作問・添削などを数年やらせていただきました。その延長線上としてITリテラシー関連のe-ラーニング教材の作成です。

60歳前に習得した知識・経験・スキル・資格をベースにした事業を計画しました。といっても一人の会社、どこまでできるか?

自己啓発は、新参者としてビル管理関連知識の習得、『理詰めの営業』を発展させるべく営業力強化研究の継続、変化の速いITリテラシーの研究です。

私生活に関しては、親の勝手な希望としての息子たちの結婚や孫のイベントを加えました。さらに、妻との旅行計画、それと株の運用や安全資産としての金の購入も含めた資金計画を立てました。

それまでの計画は紙ベースでしたが、今回はEXCELで作成しました。

さて、2013年に「シン・ライフデザイン」作成し、14年現役続行をうたって今年で7年目。
「何が達成できて、何ができなかったか、また、新たな課題は?」、来週までにまとめてみます。

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R-50のライフデザイン:私が最初に立てた「ライフプラン」

2020年09月21日 00時00分34秒 | ライフデザイン
さて、67歳になった現在、ビル管理業界に席をおいており、前回までビル管理業界について新参者として見たこと、感じたことをブログに書いてきました。ビル管理業界に入ったのはわずか8年前です。それまでは、ハードディスク業界、半導体業界でエンジニア、マーケティング、営業および経営を担ってきました。たまたまそうなったのではなく、自分なりにスキルアップを図り、自分で進路を選択して今に至ったのです。そのベースになったのは、1978年に立てた「ライフプラン」です。

サラリーマン2年目の1978年、最初のライフプランを作成しました。『経営学教科書~学生から企業人への人間革命』(坂本藤良著、1965年)に触発されて作成しました。グラフ用紙の縦に西暦と自分の年齢を記入。その横に仕事、自己啓発および私生活の三分野に分けて目標やイベントを記入しました。



仕事ではなりたい役職、自己啓発には英語検定や取りたい資格、私生活では(まだ、結婚はしていませんでしたが)結婚やマンション購入、子供の養育などを記入しました。25歳から50歳までの25年間の計画でした。

同じ項目を使って年次計画を立案。覚えるべき業務や習得すべき技術領域、海外赴任に必要な自動車免許の取得、英会話学校への通学、電気主任技術者の資格取得のための電気工学の学習、マンション購入の頭金を貯めるための計画を列挙。

「ライフプラン」という言葉を使ったのは、恐らく上記の『経営学教科書』に使われていたからだと思います。「ライフプラン」は、直訳すれば「人生の計画」。一般的には人生の中で想定されるイベントを考え、お金が必要になるタイミングやその金額を把握して貯蓄(資金)計画を立てることをいいます。

私の場合は、お金にまつわる計画よりも、自分の価値観に基づいた働き方の実現を目指した計画なので「ライフデザイン」の方が適切かと思います。

この「ライフデザイン」を1978年に作成し、それを毎年、年末に見直し改定し、翌年の年次計画を立案するという「習慣」を42年間続けてきました。最初の「ライフデザイン」は、願望の羅列でしたが、習慣として続け、改良・改善を図ることにより、計画の精度もあがり、努力の甲斐のある、有意義な人生を送ることができていると思います。

人生100年時代、「ライフデザイン」の作成は50歳を過ぎてからでも遅すぎることはありません。次回は、私の最新の「ライフデザイン」を紹介します。「プランなどなしに気楽に生きるべきだ」「年金生活で十分」などと言った意見が聞こえそうですが、それほど気楽に残りの人生を送れるとは思っていません。その辺りも話しながら進めていきます。

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ビル管理:人生100年時代のライフプラン

2020年01月13日 01時17分47秒 | ライフデザイン
正月明けの一週間は結構、仕事の密度の濃い5日間になった。

支援先に外資系企業が多いため、クリスマスの前あたりから顧客の反応がスローになり、年末は少し楽になった。
しかし、逆に年始、海外の企業は2日から始まっているので、私のメールボックスのメールも溜まっているし、海外にはエンジン全開の人もいる。
こちらも年始の挨拶もそこそこにほぼエンジン全開。

この三連休はありがたい。旧正月、早く来てくれ(アジア地域の会社が休みになるところが多いので)。

さて、「一年の計は元旦にあり」、物事を始めるには最初にきちっとした計画を立てる必要があるとの意味。私は、ライフプランの見直しを行った。
I社に入社する前に読んだ新入社員向けの本(タイトルや著名は忘れた)に、ライフプランの重要性が書かれていた。そこで定年までの35年間の計画を立てた。
入社前の計画だったので、具体性は乏しかったが、会社での地位、年収、第3種電気主任技術者と中小企業診断士の資格取得が入っていた。

第3種電気主任技術者の資格は、工業高校の電気科に在籍していたことの証として取りたかった資格であった。
中小企業診断士も高校時代の友人の先輩が資格を取り、大学の講師等で活躍していると聞き、「では、自分も」と加えたものであった。

I社に定年までいる予定の計画であったが、そこでの生活は14年で終わり、ライフプランの内容も、キャリアプランに近いものになった。
第3種主任技術者の資格はI社時代に取得し、中小企業診断士の資格は、I社退職後、5年目に取得した。

そして、2010年にK社退職をもって、最初のライフプランをクローズし、新しいライフプランを立て直した。
そこには、自分の仕事のプランだけではなく、妻との旅行のプランや子供たちの結婚や孫が生まれる勝手な予想も入れた計画になった。
いつぽっくり行くか分からないので、計画は10年、詳細計画は5年だ。引退は含まれていない。死ぬまで働くからだ。

どうやったら収入を継続できるかを常に考える。リスクアセスも行い、今の柱となっている仕事が無くなった場合の代替案(プランB)を細かく検討する。
それでも人間の考えられる範囲は限られており、想定外のことも起きる。その時は、リスクを最小にして、プランBに迷わず移る。

第3種主任技術者の資格は、ビル管理業界に入るきっかけとなった。
中小企業診断士本来の仕事は、ほとんどしていないが、I社やK社などの「看板がなくても活かせる人脈」の構築におおいに役立ったし、今でもそのネットワークは強い。

ことが起きてからではなく、リスクをマネージして、ことが起きる前に動こう!機敏に!ネズミのように。ちょろちょろと。

頭が薄くなったミッキーマウス!
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