はんだ槽(=自動はんだ槽とも言う)ぶち壊れ "電子機器の簡単な組み立て"のお仕事 その33

2007年05月14日

あれれーっ、全然はんだ付けされずに出てきちゃったよ?!

　はんだ槽に投入した基板がまっさらな状態(厳密に言えばフラックスだらけのまま)で出てきてしまいました。よく見てみるとはんだ槽のはんだ付けの部分のはんだが異常に低く、ベルトコンベアまでに達していませんでした。

どうしよう・・・

　はんだ槽に詳しい人やら工場長代理の人が運悪く不在で、あたふたするばかり。皆で相談した結果、「はんだを注ぎ足してみよう」と言う事に。

なンか全然改善の兆しがみられないンですが・・・

　取りあえず本格的にぶち壊れては困るので、はんだ槽に詳しい人やら工場長代理の人が戻ってこられるまではんだ槽を止める事にしました。
　目下、ギリギリの納期をこなしているウチの会社。はんだ槽が使えないというのは結構死活問題に発展してしまうかも・・・。

あれれーっ、よく見てみると、はんだ槽にあるヘッドみたいなところのボルトが切れているような・・・

　ヘンチクリンな異常を発見した私。ちょうどその頃にはんだ槽に詳しい人やら工場長代理の人がやっと戻られてきましたので早速報告。
　大体、4月くらいからナンカはんだ槽の調子がおかしく、頻繁に調整していたので「とうとう力つきたか・・・」な感があったりして。

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　結局、はんだ槽のはんだを「お玉ですくって」全部抜き、ボルトを全て付け替える様子。

お玉ですくって・・・ってナカナカ根気のいる作業だなぁ・・・何十リットルあるのかなぁ・・・取りあえず頑張れ!! (他人事)

　私は「パート」ということもあったし、なによりもはんだ槽が動かないと仕事もままならないのでPM1:30に仕事を終えてサッサと帰る事になりました。

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　次の日、「今日も早く帰れるかなぁ～」と期待していたのですが、見事にはんだ槽が直っていました。

うぬ・・・なんかガッカリ・・・

　新しいボルトは「どっかのホームセンターで買ったような」感じで「温度が266度で金属が溶けているのですが、果たして耐えられるのか?!」と一抹の不安がありますが・・・。
　取りあえず、私は昨日の分も含めてフル稼働でギャンギャン働くハメになりました。

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なんだかんだ言って、メンテナンスは大事だよねぇ・・・

　私は何回も「調子が悪いから見て下さい」とメンテナンスを要請していたのですが、今まで却下されていました。これで少しは上の人の頭が冷えたかなぁ～と思ってみたり。