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2014-06-26 07:45:03 | Weblog
ニュースを見ていると色々なことを思います。例えば少子高齢化と、それに伴う人口減少。若者の雇用の問題、日本は豊かに見えて実にバラエティー豊かな問題に取り囲まれています。

でも人口が少なくなり、将来の働き手が少なくなり、国の力が衰えたりするからって、急に女性の子育てや子供を作ることを奨励しまーすって言ったって、それは単なる自己保身の為言っているようにしか聞こえません。大体子供を産む、子供を育てるってそんなに計画的なものだと、簡単なものだと思ってるから「産めないのか」とか言っちゃったりするわけで(笑)

大人は少し冷静になって、この国で子供が豊かに育まれるためにはという事にちゃんと正面から向き合って真面目に考えた方が良いような気がします。目先の数字や成果だけを見て発言したり物事を推し進めるのはほんとにやめてほしい。

自分が子供を産めないからってそのへんをないがしろにして、表面上は「子供大好き」「日本の未来の子供たちのために」とか言っても全然説得力ないし・・・。

最近、「リーガルハイ」というドラマの10話のクライマックスの映像を見返す事があって、そこでは主人公が長々演説する場面があるんですね。そこで問われるのは「民意」です。民意がそうだからって全て正しいのか?舞台が法廷ですから、裁判で争われるのは様々な証拠や証言から浮かび上がるひとつの真実であって、決して国民アンケートなんかじゃない、と述べる訳です。

この話の流れが分かっていない方にはなんのことやら、でしょうがようするに大多数の人が思うことが全て正しいわけじゃないということをこのドラマでは言いたいわけです。
でも、少数派の意見の者がそれを主張するにはあまりにもリスクがあって、いつそういう意見が多数意見によって袋叩きに合うか。それを恐れて反対意見を述べられない人もいる。でもごくまれに、自分が正しいと思う少数意見を言う人や、自分も袋叩きに合う覚悟で応援する人もいる。

正しいか正しくないかといった問題ではなく、反対意見や少数意見、民意とは違った方向性を暴力によってねじ伏せたりしない、冷静に物を言い合える世の中というのが本来のあるべき形なんではないでしょうか。

折しも都議会のヤジの話になりますけど、別に言われた方も言った人たちも私は好きではないしちょっとどうでも良い話題かな、とも思いますが、低レベルだなーと言うか、都議会そのものがダメダメなんだと言う事が改めてわかった気がします。ああいう知事が出るのもしょうがないというか・・・。
都民としてこういう話題が全国放送で伝えられることも恥ずかしいし、結局都政にとってマイナスな議論に税金が使われるのも腹立たしい・・・。議員の人たちは議論する、議会のようなところでどう言う風にふるまうべきなのか、イギリスでも行って(自費で)マナー講座でも受けてくればイイんじゃないかと思うんですが・・・。


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