撮影中に頭の上からコツコツと音がした。何かと思ってみると綺麗な小鳥がいる。ヤマガラのようだ。木の実のようなものを割って食べているようだ。
とても可愛い。なおここは人口28万の街中です。
とても賢い鳥のようで、かつては神社のおみくじひきなどの芸を仕込まれていたようだ。雑食性の鳥は賢いのだろうか。オオバンが賢そうには見えないのだが。
逆トランプ砲というのがあるようだ。L.L.Beanの創業者がトランプ氏に政治献金をしていたのだが、トランプがツイッターで喋ってしまった。
「トランプ氏は12日朝、ツイッターで、同社創業者の孫であるリンダ・ビーン氏を名指しし「強い支持と勇気に感謝する」と投稿。「皆はこれからもあなたを支持するだろう。エル・エル・ビーンを買おう」と述べた。」
現在不買運動が起きている。リベラルな社風なので、ダメージは大きいだろう。
もっとすごいのがある。トランプ氏の大統領就任式に出席しない人が増えているのだが、きっかけはジョン・ルイス下院議員の「NBCの番組でトランプ氏について、「当選させるためロシアが協力したと思う」、「(ロシアが)ヒラリー・クリントン候補の勝利を妨害した」と発言。自分はトランプ氏を正当な大統領として認めないので、20日の就任式は欠席すると表明した。」。これにトランプ氏がツイッターで噛み付いた。「「ジョン・ルイス下院議員は、選挙結果についてでたらめに文句を言うよりも、(犯罪まみれというだけでなく)ひどい状態でボロボロな自分の選挙区を立て直して助けるために、もっと時間を使うべきだ。口先でしゃべりまくってるだけで、なんの行動も結果もない。残念だね!」
ところがだ、ルイス議員は黒人公民権運動のレジェンド。あのワシントン大行進のときキング牧師の前に演説した人物。警官に頭蓋こと骨折させられたこともある。そういった人物を誹謗したということで、議員の中でも民主党を中心に出席を取りやめる議員が増えているのだ。だがここからさらに厄介になる。
16日は公民権運動の記念日で祝日だ。キング牧師の娘と息子の発言が目を引く。
「米公民権運動の黒人指導者、故マーチン・ルーサー・キング牧師をたたえる祝日の16日、牧師の末娘バーニス・キングさんはアトランタの集会で「神はトランプ氏に打ち勝つ」と訴えた。一方、牧師の長男キング3世は、ニューヨークでトランプ次期米大統領と面会し、「私たちの目標は米国を一つにすること」だと融和的な姿勢を見せた。」
トランプ氏の今までの差別主義的発言を考えればそうだろうとしか言いようがない。だがトランプ支持派としてはキング牧師まで嫌いになったようだ。
「 米南部フロリダ州マイアミで16日午後、公民権運動家マーティン・ルーサー・キング牧師の記念日を祝う行事を狙った発砲事件があり、警察によると子ども5人を含む8人が負傷した。」
アメリカ人は世界から自分たちが賞賛される理由を見失ったようだ。
オオバンは何でも食べると言いましたが、ハクチョウの羽を食べています。ビーフジャーキーを食べたという伝説もあります。
トランプさんは話題が多いね。「英タイムズ紙のインタビューで、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)は「素晴らしいこと」になると述べ、他のEU加盟国も英国に追随するとの見通しを示した。」ロイターだね。
でもね、マジでハードブルグリジットになりそうな塩梅なのですな。
「さらに「加盟の一部を維持したり、準加盟国のようなかたちをとることはない。他の国々が採用しているモデルを求めることもしない。離脱にあたって加盟の部分的維持は考えない」と表明する。」
トランプ氏も次期政権のスタッフにボロボロと問題が出てきてどうすんのという状況です。人のことを言ってられるのでしょうか。いえ、上には上がいます。ベネズエラのマドゥロ大統領が「オバマ政権よりマシ」と言っています。「その上で、「オバマ氏ほど悪くないかもしれない。オバマ氏は、世界がテロリズムに苦しむのを放置した。中南米で彼は、3つのクーデターによって記憶されるだろう」と記者会見で語った。」
お前がいうか?
前にトランプ氏の関税35%は、スキーム的にありうるという話を書いた。私も理解しがたい内容だったので生煮えだったが、もう少し分かりやすい記事があった。ロイター/ニューズウイークだ。法人消費税という書き方をしていたが、この項では国境税となっている。意味合いとしては付加価値税だ。
「現在、市場で想定されている米国の国境税の仕組みは、米国からの輸出品に対し課税を免除する一方、特定国からの輸入品に対しては、現行税制で仕入れコストとして非課税となっていた部分をあらため、課税対象とする。海外からの特定品目に高い関税をかける通常のやり方とは異なるが、米国からの輸出を促進し、輸入を抑制する見通しだ。」
ここまで露骨に書かれると何とも言えないが、消費税のある国から消費税のない国に送る場合、企業に還付金が入るのだがそれを問題にしていると思う。単純に日本とアメリカとで売られている同じ商品の値段が違うのだ。それは消費税があるからなのだが、アメリカには安く売ってその上税金の還付まで受けているのだと!ということのようなのだ。それなら国境を越えたら同じ金額を税金で取ってしまえば、物の価格は為替を除けば同じなのだ、そう言った発想だと思うのだが、やっぱり理解しがたい。
「現在、市場で想定されている米国の国境税の仕組みは、米国からの輸出品に対し課税を免除する一方、特定国からの輸入品に対しては、現行税制で仕入れコストとして非課税となっていた部分をあらため、課税対象とする。海外からの特定品目に高い関税をかける通常のやり方とは異なるが、米国からの輸出を促進し、輸入を抑制する見通しだ。」
「貿易収支が改善すればドル高要因だが、国境税によって米国の貿易収支は改善しないとの見方もある。貿易収支もしくは経常収支は、国内の投資と貯蓄のバランスで決まるとすれば、国境税によって、それが大きく変化することはないためだ。国境税による輸出増・輸入減を相殺するまで、輸出減・輸入増効果のあるドル高が進むと考えることもできる。」
ただ現実的には保護主義政策の結果世界経済がシュリンクするので、ドル安になると考えられている。世界経済が縮小するのだ。相対的にドルは高くなるかもしれないが、強さを維持できる見通しはない。
ところがだトランプさん、なぜかこの国境税を複雑でめんどくさいと言ってしまう。
「トランプ次期米大統領は下院共和党の法人税改革案に盛り込まれている国境調整の条項について、「複雑すぎる」との見方を示した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が16日に報じた。WSJによると、13日に行ったインタビューでトランプ氏は「国境調整と聞いてあまり良いとは思わない」と述べた。」
例えば自動車に関して、完成車は課税で部品はどうなのという話だ。おまけにアメリカ製の部品が入っていたらどうなのとか、今後の自動運転技術でソフトの大半がアメリカ製だったらどうなるのというのもある。
だからドイツの経済相が言い切る。
「ガブリエル経済相は、「仮にアメリカ国外で製造される供給部品のすべてに35パーセントの関税が課せられることになれば、アメリカの自動車産業には激震が走る」と指摘した。「何より、自動車が値上がりし販売不振に陥るはずだ。この件については米議会の発言を見守りたい。米議会はトランプと意見を異にする議員が大勢を占めている」」
どうしよう、今後当ブログではトランプ大統領と呼ぶより「トランプさん」の方がいい気がしてきた。そちらの方が未来がありそうだ。
この写真のどこが変なのか誰もわからないと思いますが、キンクロハジロはものすごい努力で足が滑んないように踏ん張っています。骨格上ギリギリでしょうか。頑張っています。目力がいつもと違うように感じるでしょう?彼に取ってはほぼ股裂状態です。
じゃあ飛べよ!と言いたいんですが。
で、仕事に戻ります。空気が緩んだので、池の氷も緩んできました。
真冬日でないというのはいいことです。
オマケ
近所のスーパーで見た自転車の後ろ。これは子供がやっているのではないですね。大人ですね。多分老人。ただもしかすると、ウインカーやブレーキランプにもなりそうな匂いがありますね。線の伸び方が気になります。
夢があります。