トナカイパン・リターンズ

前回のトナカイパンは、八時の芝居小屋のほうに持って言ったのですが。「クリスマスの…あっ！トナカイだ」とわずかな間のあく反応でした。なので一回に焼くのを４個に制限してみました。
材料は、粉３００gに卵・紅茶などです。甘めに作りました。






前回よりトナカイっぽくなりました。しかし粉３００gから２５頭で来てしまいました。
しかしトナカイというより鹿という感じもしてきました。




それではよいクリスマスを。

ホワイトクリスマス

盛岡はすっかり雪景色です。場所はウチの２階から見た風景。独り者のヤケクソ感が漂ってきます。
盛岡は、クリスマスイブは大雪が大抵です。降らなかったとしても多くは雪景色です。今年もお約束通り暴風雪注意報や警報が出ていました。
雪には慣れている東北人ですが、この時期に一気に来るので自動車事故なんかも多発します。おとといは大破した車を見ましたし、昨日は子供が危うく轢かれそうになりました。雪かきのために外に出ていきなり重労働をするので、心筋梗塞や脳溢血で病院に担ぎ込まれる人が急増します。
まあ東北ではそんなホワイトクリスマスです。
しかし世間では雪のクリスマスは良い事になっている。これはどうしてなのだろうか。
まず絵本とかのイメージはあるだろう。発祥もヨーロッパ北部なので季節的にも雪のクリスマスはそうなのだろう。家族だけで静かに過ごすイメージにはピッタリだ。これを同じ欧米系でも大学生のクリスマスパーティーに雪はイメージしにくい。というか考えにくい。
歌の責任もありそうだ。とはいっても山下達郎の曲は、振られたばっかりの男の意地っ張りだし、聖ニコラウスを生身の男にしてしまった、松任谷由実の曲はプレゼント目当てだ。私はこの曲になんとなく、背の高いオジサマとの不倫を楽しんでいるように聞こえるのは、ひがみだろうか。
あるのだろう。しかしあの冷たい雪が、メルヘンでロマンティックになるためには条件が必要だろう。つまり外に出ないという事だ。暖かい室内から見るからいいのだ。これが外に出ると寒いやら痛いやら、車は冷えきっているしそのまま走らせれば、滑って事故を起こす危険もある。






さて本来クリスマスは大切な人と過ごすとされている。なので欧米では家族だ。日本でもクリスチャンは家族で過ごす。家族よりも彼女・彼氏が大切なのが日本だ。
ここでようやく気がつく。雪が降ると、みんな外出を控えるので家族だけとか恋人だけになれるのだ。だからホワイトクリスマスがいいのだ。
更に恋人たちになると、世界に二人っきりという状態が理想だ。このために音を吸収して、友人の来訪を妨げる雪が‘ロマンティック’なのだ。
それではメリークリスマス！

季節はずれの花

予想最低気温が氷点下５度とか、イヤーな数字が出る今日この頃です。更にその予想最低気温はたいてい外れる。大抵それより下回る。
そんな中、我が家でフウランの花が咲きました。７月にも咲いた春及殿です。困った事だ。部屋は寒すぎて飾る訳にも行かない。それに冬はどうしても管理が行き届かないので、体力を温存してもらいたいのだが、この八重咲き系の品種だと、体力をかなり消耗してしまう。
いったい秋口の何が悪かったのかは見当がつかない。ちょっと加温をはじめたのが遅かったのかもしれない。古典植物はあまりにもマイナー過ぎて、生理条件とか研究されていない。
とりあえず咲いた事を喜ぼう。

雪かきはじまる

盛岡も本格的な冬になりました。例年１２／２０あたりから雪が降り始めるのですが、今年はキッチリ例年通り。パラっと降ったのはスコップでやったのですが、１２／２３に初の除雪機稼働。
盛岡市市役所の除雪機を町内会で使っているものなのですが、町内会組織だと適時に出す事が出来ない。その上我が町内会では高齢化が進みすぎて、借りるのを止めてしまった。でも隣の町内会のは市議会議員の家に置いている。ある意味都合がいいので隣から借りてきて使っている。
それで隣の町内会の雪かきをしなければ行けなくなるのだが。
雪かき後の写真だが、道に白く残っているのは小さくて非力な除雪機でがんばっているから。






除雪機の写真なんか撮り忘れていたので、市内の様子を見る。夕方５時でパウダースノーなのが盛岡です。この盛岡は冬期間でも寒暖の差が激しく、日中プラスで雪が解け、夜中に大幅にマイナスで融雪剤も効かないくらいに凍結します。この頃はまだマイナス２度くらいですから路面の凍結は無さそうです。







とりあえず２６日までは、まめに雪かきが必要なようです。お正月あたりは少しは暖かいのではないのかと思いますが、どうなるのでしょうか。

転んでもただでは起きない北朝鮮

北朝鮮の金正日総書記の葬儀に韓国が弔問団を出すかどうかで、韓国政府は出さないという至極真っ当な答えを出した。しかし国内的には同胞であり、対話のためには必要だという考えもある。野党がそういった考え方をしている。
大体こんな所

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20111221/225508/?P=1

さてこれに対して繰り出してきた北朝鮮の一手は、韓国からの弔問団を受け入れるという事。
読売の記事


http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111223-OYT1T00520.htm?from=main2


韓国与党と野党の間に亀裂を入れるのが目的とされているが、実際はかなり厄介。韓国から誰も行かなかったら、悲しんでいる同胞に慰めも与えない冷血漢というだろうし、いったらいったで韓国にも総書記を慕う人民が一杯いると言われるだろう。臣下の礼を取ったと言われたらどうするんだろう。
なまじ同じ民族だし、ベースの儒教思想も同じなのでとても厄介だ。これが異国民で異教徒だったら悩まずに済む。
この隙間を狙ってくる鋭い所が、北朝鮮だ。
日本の外交も見習って欲しいものだが、何のかんの言って大国なので、こんな芸当は出来ないのだろう。

国連総会で金正日総書記に対して黙祷が行われた。これは加盟国がトップの死去に対して黙祷を申請して、議長が認めれば出来る事らしい。これを米・日・韓がボイコットした。これは当然だろう。なにしろ申請すれば良い事なのだから。北朝鮮は安保理事会にも申請したが、これは米英仏独が反発し却下された。
もしも全部通っていたら世界が悲しんでいると、プロパガンダしたのだろう。まあ国連総会だけでも十分だが。安保理事会の意味は、国民はよくわかっていないだろうから。
本当に転んでもただでは起きない国なのだとおもった。


なお、総書記の乗るはずの列車が動いていなかった事が解ったようだ。これで例のアナウンサーが５０日間登板しなかった理由が説明出来そうだ。