どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

転んでもただでは起きない北朝鮮

2011-12-24 01:47:31 | インポート
北朝鮮の金正日総書記の葬儀に韓国が弔問団を出すかどうかで、韓国政府は出さないという至極真っ当な答えを出した。しかし国内的には同胞であり、対話のためには必要だという考えもある。野党がそういった考え方をしている。
大体こんな所

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20111221/225508/?P=1

さてこれに対して繰り出してきた北朝鮮の一手は、韓国からの弔問団を受け入れるという事。
読売の記事


http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111223-OYT1T00520.htm?from=main2


韓国与党と野党の間に亀裂を入れるのが目的とされているが、実際はかなり厄介。韓国から誰も行かなかったら、悲しんでいる同胞に慰めも与えない冷血漢というだろうし、いったらいったで韓国にも総書記を慕う人民が一杯いると言われるだろう。臣下の礼を取ったと言われたらどうするんだろう。
なまじ同じ民族だし、ベースの儒教思想も同じなのでとても厄介だ。これが異国民で異教徒だったら悩まずに済む。
この隙間を狙ってくる鋭い所が、北朝鮮だ。
日本の外交も見習って欲しいものだが、何のかんの言って大国なので、こんな芸当は出来ないのだろう。

国連総会で金正日総書記に対して黙祷が行われた。これは加盟国がトップの死去に対して黙祷を申請して、議長が認めれば出来る事らしい。これを米・日・韓がボイコットした。これは当然だろう。なにしろ申請すれば良い事なのだから。北朝鮮は安保理事会にも申請したが、これは米英仏独が反発し却下された。
もしも全部通っていたら世界が悲しんでいると、プロパガンダしたのだろう。まあ国連総会だけでも十分だが。安保理事会の意味は、国民はよくわかっていないだろうから。
本当に転んでもただでは起きない国なのだとおもった。


なお、総書記の乗るはずの列車が動いていなかった事が解ったようだ。これで例のアナウンサーが50日間登板しなかった理由が説明出来そうだ。


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