知り合いにとても気持ちのいい紳士がいるのだが、その体格に似合わないオカルト好きのようで、よくこの類いの話題を振ってくる。最近ではペテルギウスのガンマ線バースト(宇宙空間に超巨大な電子レンジが出来ちゃって、その影響がくるかもという話し)が話題であったが、今週はそれもいつくるのか解らないがエレーニン彗星が今問題だと、会話が楽しく変わっていた。褐色矮性級の巨大なもので衛生を引き連れてくるという。
さすがに壮大なので、それはデス・スターなのではないのか?と話題を振ったが、家に帰って調べ直すと、誤認と誤報がメチャクチャに重なり合ったデマらしい。やはり巨大宇宙船説もあった。
そういえば入院中に散歩していると、雲を撮影している奥様がいた。あれは地震雲なのではと撮っていた。多分それではないですよといったら、いろんな写真を見せられた。なお以前2重の日輪を撮った日なので、まあ地震雲ではない。というか地震雲はあったとしても、プラズマやら電位差やらあって出来るというのだからそうとうまれな現象なはずだ。いくら余震が続いていても現れるものではない。ちなみに掲げた写真は、これが地震雲だと言ったら誰もが信じる、吊るし雲。この季節よく出ます。
地震雲は、基本的にオカルトです。ただ月の満ち欠けや天候・気圧まで様々なファクターが重なり合えば、今にでも動きそうな断層が動くかもしれない。とはいえこれもオカルトに近い。
でもオカルトのほうが何か安心出来るのが今日この頃。ペテルギウスとエレーニンが一発で決めてくれたらある意味楽だからだ。オカルトにはそういった側面がある。
リアルは怖すぎる。
ギリシャ国債問題がいったん収まっても、8/2のアメリカ危機が待ち構えている。それがなんとかなっても12年度のあの大統領選のラッシュ。アメリカ・ロシア・フランス・中国・韓国・インド・日本(民主党総裁選がキナ臭い)でトップが変わる可能性がある。そして北朝鮮100周年記念。
とりあえず2012年以降は世界が多少変わる。その多少がどう多少なのかは誰も知らない。解っているのは惑星直列級の最大レベルということだ。
人が行う事が、エレーニンより怖い。オカルトに逃げるのはよくわかる。2012はマヤ暦最終年でもある。真面目な私もこれは相当信じている。ここまで人的な材料が揃っていれば。
福島を含めてね。