なんでもルーキー

『禍福は糾える(あざなえる)縄のごとし・・』 
我が身に降りかかる災いと幸せに、一喜一憂することなく生きたい。

天皇杯4回戦 大宮アルディージャVS愛媛FC

2014年09月11日 | 大宮アルディージャ

天皇杯4回戦。

J1リーグ17位の大宮は、J2リーグ18位の愛媛FCとの対戦になった。

この試合はそれほどマスコミにも持ち上げられることもなく、大宮としては中2日で

もっと大事な鹿島戦が控えている。

モチベーションを高く持つことの難しいゲームで、しいて言えば選手もサポにとっても

勝ってリーグ戦への浮上の足ががりにしたい・・・そういった試合だ。

天皇杯3回戦では湘南に勝ち、その勢いで浦和に挑んだがあえなく玉砕。

代表戦の中断中にやっとのこと監督が交代し、新監督のもとでの再出発。

渋谷新体制の元、練習試合とは言えいきなり明治大学に敗れている。

システムの変更や守備の構築といった面も、そう簡単に立て直せるものではない。

それでも前向きに戦っていくしかない・・・。

そして・・・もし今日愛媛に敗れると、精神的なダメージは計り知れないものがある。

大宮駅からNackスタへの往路、そんなことを考え足取りも重く感じた。

スタジアムに入ると、客足は予想通りガラガラだ。

天皇杯4回戦、平日開催、相手が愛媛FC、そして現在の大宮の置かれている現状。

諸々を勘案すると、閑散としているのは仕方がない。

「J2に落ちると、こういった風景が日常的になるんだろうな・・・。」

考えたくはないが、不覚にもそんな思いも頭をよぎった。

先に友達と来ていたおいのHちゃんと合流。

彼はホットゾーンで応援すると気合が入っている!。

気弱な私は少しばかしサイドで観戦することにした。

試合中何度も私のいるところにやってきては、「まだ今年は勝った試合をみたことがないんだ~」

とつぶやくHちゃん・・・。

(まったく子供たちに夢を与えるような試合をしろよ!)・・・心の中で憤る。

愛媛FCについてはまったく知らないが、選手の練習ユニも大宮そっくりの

オレンジ&ネイビーカラー。

こうして練習風景を見ていると、うちの選手と見間違えるほどだ。

サポのレプリカも遠目には違いがわからない。

一番似ているユニというだけでも、親近感がわく・・・。

「遠く愛媛から埼玉までありがとうございます。」四国出身者としてお礼が言いたい。

さて本題の試合はと言うと・・・。

「2-1」でアルディージャの勝利!(それだけ・・・)。

戦術的にゾーンディフェンスの4-4-2に戻したが、鹿島にどこまで機能するか・・・。

守って守ってカウンターか。

残留争いから上の段階へ抜けるために手放した作戦も、結局はここに戻るのか。

考える暇なくリーグ戦は再開だ。

まあ、今日のところは勝利を素直に喜ぼう!。

天皇杯優勝しよう!(なんてね・・・。)