基本的に連休はあまり音楽を聴けません。
こども達の「あれ書け」「これ見ろ」波状攻撃で息つく暇がない。
強いて言えば乱雑にしまってあったCDを子供等に邪魔されながら整理整頓、この人を思い出しました。
Alexi Tuomarila/02
典型的な現代的カルテットという感じのジャズで、技術、楽曲共素晴らしくて非常にカッコ良いのですが、何故だかなかなか印象に残りませんでした。しかし単なる聴き込み不足で放置していたような気もして、改めてyoutube等でチェックしてみました。
そのyoutubeで引っ掛けたトリオの動画が非常にかっこ良く、勢いでその他の作品も注文をかけました。
Alexi Tuomarila Trio
技術の正確さだけでなく、フレイジング、音の張りと艶のよさ、そしてトリオとしての躍動感。やっぱりトリオの方がわかりやすいのか。
Alexi Tuomarila Quartet/Vocies of Pohjola
こちらのカルテットは「02」と似た印象。
当たり前のようにメンバーの技術は高いのですが、ピアノの音の強さと伸びやかさがしっかり「リーダー」していて聴き惚れる場面も多いです。喜怒哀楽のなにかではなく、例えば美しいモノ(建築など)を見学した際の感動に近いです。「人」というより「モノ」ですね。
Alexi Tuomarila/Constellation
聴きたかったトリオはまだ届いていません。楽しみです。
ECMからもTomasz Stanko Quintetの作品で弾いているということで、今後新譜に出会うこともあるんでしょう。
最近はいつもお邪魔しているブロガーさんのサイトで思い出すことも。J Worksさんのブログで取り上げられていたこちら。
Tore Brunborg/Gravity
Alexi Tuomarilaの音楽をもっと音数を減らして落ち着かせた感じ。リーダーのTore Brunborgはtenorですが辿り着いた音楽は近い。この人もECM常連ですね。音数が減っている分、音の意味が異なって聴こえる。もうちょっとちゃんと向き合おう。
次はToshiya様のブログをきっかけに思い出したPrysmのトリオ作。
Prysm/On Tour
最近復活して話題になっていますが、最新作はまだ聴いていません。
拍手が起こることに違和感がある(ライブだったの?!的な)ほど緻密なアンサンブルのピアノトリオです。Alexi Tuomarilaと同様適度に感動した後、なぜか放置していた作品ですが、こうも揃いも揃って硬質なジャズを再度聴き直したいと思っていることが自分的に意外。
このタイプの音楽は他にも世にあふれていて、それぞれはとても魅力的なのですが、気付いたら皆同じ広場に集合してしまっているような感覚はなんなんでしょう(それを言ったらECMが丸ごとそうなのでしょうが)。
「新しい物を」という意図なのか「心の赴くままに」なのかはわかりませんが、人が作った人を惹き付けるものは大枠は似てしまうんでしょうか。いや、単純に私の聴き込みが足りないのかもしれません。少なくとも私にとっては2000年より前のジャズよりは個性を感じとりにくい音楽というのは確かです。そして感情を表現というよりは、芸術品を出現させるという方向が増えているようにも感じます。
その他はMarc Coplandが再ブームです。当時取っ付きにくかったこちら。
Marc Copland/Poetic Motion
いつでも向き合えるわけではないですが、上に挙げた諸作を聴いた後にこの作品を聴くと音楽がここに到達する理由がわかる気がします。「これも美、いやこれこそ美?」などと、超怪しい独り言をつぶやいてしまいました。これこそ聴き込まな。そしてこの人の持ってない作品数多し、困った。
HMVのサイトでJohn Abercrombieとの新作が紹介されていたような気がしますが、随分長い間サイトが見れなくなっていますね。注文したかったのですが、このトラブルは一体どれだけの損害が出るものなんだろうと思ってしまう。
明日からは仕事です(フー、、、)。この連休の流れって仕事が始まると途切れてしまうことが多いんですが、せっかく掘り起こしたので聴き込んでいきたいと思います。
こども達の「あれ書け」「これ見ろ」波状攻撃で息つく暇がない。
強いて言えば乱雑にしまってあったCDを子供等に邪魔されながら整理整頓、この人を思い出しました。
Alexi Tuomarila/02
典型的な現代的カルテットという感じのジャズで、技術、楽曲共素晴らしくて非常にカッコ良いのですが、何故だかなかなか印象に残りませんでした。しかし単なる聴き込み不足で放置していたような気もして、改めてyoutube等でチェックしてみました。
そのyoutubeで引っ掛けたトリオの動画が非常にかっこ良く、勢いでその他の作品も注文をかけました。
Alexi Tuomarila Trio
技術の正確さだけでなく、フレイジング、音の張りと艶のよさ、そしてトリオとしての躍動感。やっぱりトリオの方がわかりやすいのか。
Alexi Tuomarila Quartet/Vocies of Pohjola
こちらのカルテットは「02」と似た印象。
当たり前のようにメンバーの技術は高いのですが、ピアノの音の強さと伸びやかさがしっかり「リーダー」していて聴き惚れる場面も多いです。喜怒哀楽のなにかではなく、例えば美しいモノ(建築など)を見学した際の感動に近いです。「人」というより「モノ」ですね。
Alexi Tuomarila/Constellation
聴きたかったトリオはまだ届いていません。楽しみです。
ECMからもTomasz Stanko Quintetの作品で弾いているということで、今後新譜に出会うこともあるんでしょう。
最近はいつもお邪魔しているブロガーさんのサイトで思い出すことも。J Worksさんのブログで取り上げられていたこちら。
Tore Brunborg/Gravity
Alexi Tuomarilaの音楽をもっと音数を減らして落ち着かせた感じ。リーダーのTore Brunborgはtenorですが辿り着いた音楽は近い。この人もECM常連ですね。音数が減っている分、音の意味が異なって聴こえる。もうちょっとちゃんと向き合おう。
次はToshiya様のブログをきっかけに思い出したPrysmのトリオ作。
Prysm/On Tour
最近復活して話題になっていますが、最新作はまだ聴いていません。
拍手が起こることに違和感がある(ライブだったの?!的な)ほど緻密なアンサンブルのピアノトリオです。Alexi Tuomarilaと同様適度に感動した後、なぜか放置していた作品ですが、こうも揃いも揃って硬質なジャズを再度聴き直したいと思っていることが自分的に意外。
このタイプの音楽は他にも世にあふれていて、それぞれはとても魅力的なのですが、気付いたら皆同じ広場に集合してしまっているような感覚はなんなんでしょう(それを言ったらECMが丸ごとそうなのでしょうが)。
「新しい物を」という意図なのか「心の赴くままに」なのかはわかりませんが、人が作った人を惹き付けるものは大枠は似てしまうんでしょうか。いや、単純に私の聴き込みが足りないのかもしれません。少なくとも私にとっては2000年より前のジャズよりは個性を感じとりにくい音楽というのは確かです。そして感情を表現というよりは、芸術品を出現させるという方向が増えているようにも感じます。
その他はMarc Coplandが再ブームです。当時取っ付きにくかったこちら。
Marc Copland/Poetic Motion
いつでも向き合えるわけではないですが、上に挙げた諸作を聴いた後にこの作品を聴くと音楽がここに到達する理由がわかる気がします。「これも美、いやこれこそ美?」などと、超怪しい独り言をつぶやいてしまいました。これこそ聴き込まな。そしてこの人の持ってない作品数多し、困った。
HMVのサイトでJohn Abercrombieとの新作が紹介されていたような気がしますが、随分長い間サイトが見れなくなっていますね。注文したかったのですが、このトラブルは一体どれだけの損害が出るものなんだろうと思ってしまう。
明日からは仕事です(フー、、、)。この連休の流れって仕事が始まると途切れてしまうことが多いんですが、せっかく掘り起こしたので聴き込んでいきたいと思います。