新作が出たみたいですね。なんか情報に疎くなっています。この盤はアップしようと思って初めて携帯で頑張って書いていたらうっかり消えてしまってそのままになっていました。10ヶ月ほど経った今でも愛聴盤です。
Kurtは個人的にはよくわからず、評判のThe Remedyもうーん、、、という感じだった自分にとって初めて本格的に気に入ったものになりました(でもデビューから何故か追っかけている。引っかかるものはあるんですよね)。
その気に入っているこの作品は飾り気の無いギタートリオで、しかもオリジナルをやっていないという点でもKurtっぽさは今までで一番希薄なんだと思いますが、だからこそなのかとてもしっくり来ています。しっくりきているどころか今まで聴いてきたギタートリオでもしかしたら一番気に入ってるかも知れません。
分析すれば色々あるんでしょうが、何より先に僕はこれを
「夜の静かで充実した時間を表現した音楽」
という風に受け取りました。
「これはジャズでギタートリオです」
とか
「Kurtの厳かでしっかり吟味されたハーモニーやフレーズとEric Harlandの夜の鼓動を思わせるドラムが最高です」
とかいうことは考えると出てくることであって。
これは単純に良い音楽だなぁと。こういうのはBrad Mehldauの「Songs」とかもそうだなと思います。ジャズだとかクラシックだとかを超えている音楽、こういうのをもっと見つけたいです。
お好み度:●●●●● ●●●●○
01.Reflections
02.You Go To My Head
03.Fall
04.East Coast Love Affair
05.Ask Me Now
06.Ana Maria
07.More Than You Know
08.You've Changed
Kurt Rosenwinkel: guitar
Eric Revis : bass
Eric Harland: drums
2009年作品