琴平参宮電鉄 善通寺・琴平線（生野駅跡へ向かう）2

琴平参宮電鉄　善通寺・琴平線は、熊ヶ池の北側を走ってひたすら琴平を目指す。


平成22年8月撮影。

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琴平参宮電鉄 善通寺・琴平線（生野駅跡へ向かう）1

善通寺南口駅から来た電車は、上写真左方向から「たかはし」（茶色の建物）から南東に折れる。今迄は路面の上を走っていたが、ここからは線路の上を走った。
南東に折れたあと、讃岐鉄道（現、土讃線）に沿う所まで南東に直進する。
下の写真がその鉄道線跡である。

平成22年8月撮影。

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琴平参宮電鉄 善通寺・琴平線（善通寺南口駅跡）

上は、写真の前方交差点に磯野家住宅、旧陸軍第十一師団司令部方向を望む。（西望）
右側に琴参バスの善通寺南口停留所があり、この辺りに琴参電車の善通寺南口駅があったと思われる。

電車は、下の写真の「たかはし」前の交差点から南東方面へ向かった。


平成22年8月撮影。

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琴平参宮電鉄 善通寺・琴平線（善通寺南口駅跡へ向かう）

善通寺市、大通りを南望。
琴参電車 善通寺・琴平線は、善通寺南口駅へ向かって南へ走る。
右側にあるのは、旧陸軍第十一師団歩兵第四十三聯隊跡の一部（陸上自衛隊第十四旅団第一キャンプ）だ。
奥にそびえるのは大麻山だ。

平成22年4月撮影。

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琴平参宮電鉄 善通寺・琴平線（護国神社前駅跡）

善通寺市、大通りを南望。
琴平参宮電鉄 善通寺・琴平線の「善通寺赤門前駅」の次の駅は、護国神社前駅だ。
廃線前（昭和38年）には見られず、また昭和9年、昭和29年の地図にも見られない。

香川県護国神社は、乃木神社などと共に讃岐宮に鎮座する。香川県護国神社が、昭和16年竣工であるので昭和9年の地図に無いのは当然である。
おそらく竣工頃に開設され、戦後は閉鎖もしくは、祭りのときだけの臨時駅として存在したのではないか。


関連記事：香川県護国神社 1（善通寺市）


平成9年3月撮影。

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琴平参宮電鉄 善通寺・琴平線（大通り）2

善通寺市、大通りを北望。
琴平参宮電鉄善通寺・琴平線は、片原町通りを渡り、更に南へ走っていく。
現在片側二車線の道路となっているこの通りも、かつては複線軌道のれっきとした電車が走っていたのだ。


平成9年3月撮影。

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琴平参宮電鉄 善通寺・琴平線（大通り）1

善通寺市、大通り銀天街を北望。
この信号機のもう一つ北側の信号機の所から南に分岐した琴平参宮電鉄善通寺・琴平線は、大通りをまっすぐ南に走る。

銀天街の名が表す「アーケード」は、廃線後の昭和41年に新設された。

関連記事：善通寺市　大通り銀店街その１

平成16年撮影。

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琴平参宮電鉄 善通寺赤門前駅跡2

最上段の写真は、本郷通りから琴平参宮電鉄、善通寺赤門前駅跡正面上部を拡大。
その他の2枚は、戎町から撮ったもの。
大正11年10月築。

半円形の装飾の左に鬼瓦が見える。木造建築か。看板建築か。
関東大震災より1年前だが、看板建築なら初期のそれになる。
建物上部や半円形の箇所そして窓上部の装飾に趣きあり。


平成22年7月撮影。

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琴平参宮電鉄 善通寺赤門前駅跡1

琴平参宮電鉄、善通寺赤門前駅跡である。

大正11年（1922年）の陸軍特別大演習記念記念事業の一環として、讃岐電気軌道（琴平参宮電鉄）の善通寺乗入れ（善通寺～丸亀線）がなされ、善通寺赤門前駅が開業した。大正11年10月22日のことである。

初仕事は勿論、陸軍特別大演習（大正11年11月開催）であり、従軍記者180余名、観覧者は15万6500人を数えた。

平成22年7月撮影。

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琴平参宮電鉄 善通寺～琴平線の起点 善通寺赤門前駅

まさにこの地点こそが、琴平参宮電鉄最大の分岐地点。
写真左、本郷通りへ向かうのが「丸亀～善通寺」線の路線、左手前、大通りを北へ向かうのが「多度津～善通寺」線の路線、そして右、大通りを南へ向かうのが「善通寺～琴平」線の路線だ。
その重要ポイントに位置するのが、善通寺赤門前駅である。

平成22年7月撮影。

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