深層を鮮やかに指摘する、
当代随一の軍師、植草先生の政治情況観!!
欠かすことなく、チェックしているが、
先生の分析に一分の狂いもない!!
一級のマスト(指針)にすべき見識だ!!
一分の狂いもない、と書いたが、100%と言うことはないであろう。しかし、首尾一貫していることや、ブレがないこと、観測に狂いがないことはピカ一であ ろう。さらに私心がないことが、そのすべての文章に溢れている。それが、一層、精度を高める情況判断が研ぎ澄まされる。
それ故、「偽装CHANGE勢力」に関する見解は、圧巻だ。『偽』であるが故に、清澄(せいとう=澄んでいること:当て字)な先生の精神だからこそ、ひときわ引き立つ。まさしく、真実に迫り、余りある。
ひとり自民党にあって、総選挙実施決議に賛成票を投じた渡辺 喜美衆議院議員を、『偽』と喝破したのは、、まさしくその証左であろう。渡辺議員は、明らか に売国的立場を臆面もなく堅持している。いの一番、サブサプライローンに基づく金融危機に際し、米国に対し金融支援を打診したのは、議員である。当時、福 田総理ですらやんわり拒否したにも拘わらずである。
『偽』はどこまでも『偽』である。『偽』の手法は無限にある。しかし、真実は一つである。この見極めは、簡単ではない。唯一、見極める最良の条件は、自らが真実に立っていなければならない。真実に立つと言うことは、心が清らかで澄んでいると言うことである。
共産党は、言わば、自民党の別働隊である。という見解は深い。現況にあって、その意味は的を得ている。その証拠に、自民党に於いて、立候補供託金の減額の目論見がある。その目的は、共産党候補者の全選挙区立候補の推進である。反自民票の野党分散を図っている。
共産党は、反自民票を吸収する。現在、資金不足から全選挙区立候補を断念した。それを側面から援助しようと、一部自民勢力は画策する。これは形振り構わない選挙対策である。しかし、これこそ『偽』である。毒をもって制するという『偽』である。
植草先生は、高貴な立場であるから、言葉を丁寧に使う。それは必要な事である。その分、けたたましく吼える必要がある。その役割がある。『偽』は糾さなければならない。それは、時の流れである。この時に生きている、人間の使命である。
それは、ひとり植草先生一人にあるのではない。すべての人にそれぞれにある。
【転載開始】渡辺喜美氏をメディアがヒーロー扱いする深層
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-6740.html
「大資本(業)」、「特権官僚(官)」、「米国(外)」の利権構造を維持することが「自公政権(政)」の至上命題である。利権互助会の一角に組み込まれた「マスメディア(電)」が利権互助会の利権維持に全面協力している。これが「政官業外電=悪徳ペンタゴン(五角形)」だ。
民主党を中心とする野党が総選挙に勝利して政権交代が実現すると、これまでの利権構造が根底から破壊される。最大の脅威は小沢一郎民主党代表である。2006年4月に小沢一郎氏が民主党代表に就任して以来、「悪徳ペンタゴン」は小沢一郎氏の影響力を排除することに注力してきた。
2007年7月の参議院選挙に際して、マスメディアは小沢氏がかつて自民党を支配した田中派の中心に位置したことを強調するなどのネガティブ・キャンペーンを展開した。
2007年秋には、自民・民主大連立構想が浮上したが、これも小沢氏の影響力を排除するために仕組まれた工作であったと考えられる。
→②に続く