2015-01-07
中学国語指導案・読み聞かせ・あらしのよるに
13年前・2002年、中学1年生で「朝読書」を始めることにした。
前年度の1年生が、かなりきちんとやっていたからだ。
それで、国内最初の「朝読書」実践を調べた。
多分、だけど「中学校」で朝読書を学年で始めた学校は多くはなかったと思う。
わからないな。
全国のデータがないを調べてない。
それで、担任があった僕は、学年の朝読書実施前に自分のクラスで「読み聞かせ」を試した。
「朝読書」を、なぜするのか、理解している人は少なかった。
始めたら、失敗はできない。
周りが無駄だと言ったら、あとに続かなくなる。
(全然あとはなかったが、始める者は先を見る、ものだと信じていた)
生徒の「ほとんど全員」に「本を読むのは面白い!」と思わせる。
そのためには「読み聞かせ」だ。
あとはなかったが、朝読書は3年間続いた。
4月半ば、学級開きのあと。
朝の会へ行き連絡は貼るだけにした。
本は絵本で「あらしのよるに」木村 裕一・あべ 弘士(著) に決めた。
すぐ読み始め、5分間から10分間で、朝の会が終わる時間に終了した。
一冊読み終わるのに、5月始めまでかかったと思う。……記録は捨ててしまった。
1 絵本のページを、すべてコピーしておく。
2 絵本を生徒に向けて、立てて見せる。
3 コピーした紙を、絵本の下に敷く。
4 ページをめくりながら、生徒に絵本を見せ、僕はうつ向きコピーを読む。
※ 生徒の手元に文章はない。僕と小さな絵本を見ながら聞くだけだ。
紙芝居の要領である。
「あらしのよるに」は山羊と狼の話だ。
台詞がとても多い。
山羊(メイ)と狼1(ガブ)がいて、途中から狼2も出てくる。(3もいたかも・忘れた)
だから、「地の文」・「山羊」・「狼1」・「狼2」の声色と口調を変えなければならない。
そうしないと、生徒には伝わらない。
誰が誰だかわからないからだ。
難しかった。
でも、おかげで「読み聞かせ」の力は鍛えられた。
生徒には大好評だった。
感想をたくさん書いてもらったけれど、残っていない。
「読み聞かせ」が「読書指導」の始まりだ。
小さい頃、家族から読み聞かせてもらえば読書する子供、読書する人生になる可能性がある。
僕はそうだった。
寝る前「読み聞かせ」して「読書感想を書きなさい」と言う大人などいない。
感想を書かせないのが、読書指導の基本だ。
「あらしのよるに」の「読み聞かせ」を、試してみてください。
オススメです。
朝読書・指導と結果、に続く。なぜ今まで書かなかったのか?わからない。
中学国語指導案・読み聞かせ・あらしのよるに
13年前・2002年、中学1年生で「朝読書」を始めることにした。
前年度の1年生が、かなりきちんとやっていたからだ。
それで、国内最初の「朝読書」実践を調べた。
多分、だけど「中学校」で朝読書を学年で始めた学校は多くはなかったと思う。
わからないな。
全国のデータ
それで、担任があった僕は、学年の朝読書実施前に自分のクラスで「読み聞かせ」を試した。
「朝読書」を、なぜするのか、理解している人は少なかった。
始めたら、失敗はできない。
周りが無駄だと言ったら、あとに続かなくなる。
(全然あとはなかったが、始める者は先を見る、ものだと信じていた)
生徒の「ほとんど全員」に「本を読むのは面白い!」と思わせる。
そのためには「読み聞かせ」だ。
あとはなかったが、朝読書は3年間続いた。
4月半ば、学級開きのあと。
朝の会へ行き連絡は貼るだけにした。
本は絵本で「あらしのよるに」木村 裕一・あべ 弘士(著) に決めた。
すぐ読み始め、5分間から10分間で、朝の会が終わる時間に終了した。
一冊読み終わるのに、5月始めまでかかったと思う。……記録は捨ててしまった。
1 絵本のページを、すべてコピーしておく。
2 絵本を生徒に向けて、立てて見せる。
3 コピーした紙を、絵本の下に敷く。
4 ページをめくりながら、生徒に絵本を見せ、僕はうつ向きコピーを読む。
※ 生徒の手元に文章はない。僕と小さな絵本を見ながら聞くだけだ。
紙芝居の要領である。
「あらしのよるに」は山羊と狼の話だ。
台詞がとても多い。
山羊(メイ)と狼1(ガブ)がいて、途中から狼2も出てくる。(3もいたかも・忘れた)
だから、「地の文」・「山羊」・「狼1」・「狼2」の声色と口調を変えなければならない。
そうしないと、生徒には伝わらない。
誰が誰だかわからないからだ。
難しかった。
でも、おかげで「読み聞かせ」の力は鍛えられた。
生徒には大好評だった。
感想をたくさん書いてもらったけれど、残っていない。
「読み聞かせ」が「読書指導」の始まりだ。
小さい頃、家族から読み聞かせてもらえば読書する子供、読書する人生になる可能性がある。
僕はそうだった。
寝る前「読み聞かせ」して「読書感想を書きなさい」と言う大人などいない。
感想を書かせないのが、読書指導の基本だ。
「あらしのよるに」の「読み聞かせ」を、試してみてください。
オススメです。
朝読書・指導と結果、に続く。なぜ今まで書かなかったのか?わからない。