制御屋の雑記

気になる出来事や感じたことなどを、すこしばかり言ってみようかとw

「メディア自主規制進んでいる」

2007-07-09 | 中国関連

 そらそうでしょうね。
 一国二制度というものが、いかに欺瞞に満ちたものかを思い知らされます。

 返還前の香港に旅行に行ったとき、向こうのツアーガイドが、「もうすぐ、香港は中国に返還されます。でも香港人は中国人を全く信用していません。返還されたら、金を持っている多くの香港人は逃げ出すでしょう。」と、言っていた言葉が忘れられません。

 (´・ω・`)



 「メディア自主規制進んでいる」香港記者協会が年報で指摘 

 【香港=吉田健一】香港記者協会は8日、「2007年版・香港言論自由年報」を発表し、香港の報道環境について、1997年の香港返還からの10年間で「異論を許容する空間が狭まっている」と結論づけた。  

 同年報では、経済面を中心に中国と香港の一体化が進む中、「中央政府や広告主の意向を気にするメディア側の『自主規制』が進んでいる」とも指摘している。  

 同協会が香港メディアの記者らを対象に行った調査によると、58%が「香港返還後、報道の自由が狭まった」と回答。中国にとって敏感な内容を報道する際、表現を和らげるなど、「自主規制したことがある」との答えも3割に上った。同年報は「報道の可否を決める明文化された指針はないが、記者や編集者は皆、できることとできないことが分かっている」と分析した。  

 こうした傾向について、香港紙の中堅記者(36)は「中国の負の側面の報道は年々難しくなっている」と指摘。中央政府が非合法化している気功集団「法輪功」の主張を扱う際、外国通信社の記事を使うよう上司から指示されたこともあるという。  

 香港記者協会の胡麗雲主席は「香港が国際都市と名乗る以上、報道の自由は必須だ。中央政府に都合が悪い情報も市民に向かって公開されねばならない」と報道機関の自主規制を批判している。

 (2007年7月8日22時17分 読売新聞)
 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070708i313.htm

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 立場のない韓国アニメ | トップ | 反撃?中国が米国肉を輸入禁止 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

中国関連」カテゴリの最新記事