制御屋の雑記

気になる出来事や感じたことなどを、すこしばかり言ってみようかとw

ハリウッド、保守的なキリスト教徒を新たな市場に

2006-05-07 | 海外関連
 「パッション」は私も見ましたが、米国内で3億7000万ドル以上の興収というのは正直驚きました。
 
 5月20日には「ダビンチコード」が世界同時公開されるそうですが、米国内ではどういう反応になるのか気になるところです。
 私も公開を楽しみにしているのですが、原作は2003年の発売以来、これまで42カ国語に翻訳され、世界で2000万部以上の売り上げを記録し、日本でもベストセラーになっているそうです。
 こんな内容のものがよく映画化できたものだと思います。 

 ちなみに私はキリスト教徒ではありませんがねw


 【ニューヨーク 5日 ロイター】 
 米国の保守的なキリスト教徒はこれまで、若者に悪影響を及ぼす暴力的、もしくは性的描写を含む映画で利益を得てきたとしてハリウッドを批判してきたが、最近になってハリウッドの映画関係者は、こうした批判の中に新たな市場を見出そうとしている。 

 ある映画マーケティング会社の責任者、ジョナサン・ボック氏は、今週開催されているトライベッカ映画祭で、映画「What Would Jesus Direct?」のパネルディスカッションに出席し、「全米国民の43%が日曜日に教会にいた」と指摘。さらに、制作スタジオが彼らを観客として認識しないのは、(その比率からして)男性観客の獲得に興味がないと言っているのと同じだ、とも語った。同社は、信仰の厚い観客を専門的な対象とした映画マーケティングを展開している。 

 ボック氏や20世紀フォックスの幹部を含むパネルは、2004年公開のメル・ギブソン監督作品「パッション」が転機になったとの見解を示した。同映画は米国内で3億7000万ドル以上の興収をあげ、多くのハリウッド関係者を驚かせていた。 

 ボック氏は、「パッション」はハリウッド映画が宗教的テーマを取り上げるきっかけになったとしながらも、ブッシュ大統領が保守的なキリスト教徒の支持を得て2度の当選を果たしたことに触れ、宗教色の濃い映画に対する関心の高まりは、明らかに政治に関係しているとも語った。
 (ロイター) - 5月6日17時58分更新

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「広東省呉川市で河川汚染、4... | トップ | 拉致家族と米大統領の面会非... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

海外関連」カテゴリの最新記事