制御屋の雑記

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<英旅客機テロ未遂>米国行き9機同時爆破? 21人逮捕

2006-08-12 | 海外関連

 水際でなんとか食い止めたようですが、まだまだ予断は許しません。
 このようなテロの問題も、どこまで行くのでしょうね…
 。゜・(;ノД`)・゜。


 【ロンドン小松浩、ワシントン和田浩明】英警察当局は10日、英国発米国主要都市行きの複数の旅客機の同時爆破を狙った大規模テロを未然に阻止し、容疑者21人を逮捕したと発表した。米国を狙い、旅客機を使った手口から国際テロ組織アルカイダの関与が疑われている。英政府は5段階のテロ警戒度を最高度の「危機的」に引き上げ、厳重な警戒態勢を敷いている。英国の各空港は安全確認のため離着陸が一時禁止されるなど大混乱し、欧米を中心に世界各国に影響が広がった。 

 AP通信は米当局者の話として米国のユナイテッド、アメリカン、コンチネンタルの3社のワシントン、ニューヨーク、カリフォルニアなど行きの便が標的になったと伝えた。英BBC放送は容疑者が週明けに3機ずつ3回に分けて計9機を爆破する計画だった可能性を報じている。爆発物に転用できる液体を使って飛行中に旅客機を爆破しようとしたとみられる。 

 米国のチャートフ国土安全保障長官は「アルカイダの計画を示唆する要素もある。単体では無害の複数の物質を機内に持ち込み、混ぜ合わせて爆発させようとした恐れがある」と述べ、容疑者が飲み物や電子機器に偽装した爆発性の液体や起爆装置を持っていた可能性を示唆した。米CNNテレビは米政府高官の話として「実行段階に極めて近かった」と伝えた。 

 スノー米大統領報道官は「米国に対する直接的な脅威だ」と語った。ロンドン警視庁のスチーブンソン副総監は「想像を絶する規模の大量殺りくが計画されていた」と大規模なテロ計画であったことを強調した。 

 容疑者グループの主犯格は英国生まれで、多くはパキスタン系英国人だという。警察当局は数カ月前から捜査を進め、10日未明にロンドン、バーミンガムなど3カ所を捜索して逮捕に踏み切った。動機などはまだ明らかでないが、米英の中東政策に対する怒りが背景にあるとの見方が強い。 

 ロンドンのヒースロー空港をはじめ英国内の空港では離着陸や手荷物の持ち込みの一時禁止措置がとられ、欧州各国などからの英国行き便もしばらく運航を見合わせた。テロ警戒最高度の「危機的」は「攻撃が差し迫っている」という意味で、これまでは上から2番目の「重大」だった。 

 ロンドンでは昨年7月にパキスタン系英国人らが地下鉄・バスを同時爆破する自爆テロが発生、52人が犠牲になった。米国では01年9月11日にアルカイダのメンバーが旅客機をニューヨークの世界貿易センタービルなどに突入させ、3000人近い犠牲者を出した米同時多発テロを起こしている。
 (毎日新聞) - 8月11日1時20分更新
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060810-00000125-mai-int

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