風信子(ひやしんす)の☆本の紹介&エッセー☆俳句

濫読・雑読の風信子(ひやしんす)が気の向くままに、お気に入りの本を紹介いたします。

☆ 11月10日のツイッターでのつぶやき。

2011年11月10日 | ☆3月11日(地震)以降の日本の問題
こんばんは♪ 高槻コンサート協会主催の合唱の練習の為、お出かけします。

今夜は、オーケストラや独唱のあいまに歌うコーラスの皆が、いつ立ち上がるかを練習するために30分早くでます。

ツイッターは出先からつぶやいていますから、

良かったら画面の下の方のツイッター紹介アイコンを押して

読みに来て下さいね♪

(^∀^)ノ




 他の風信子のツイッターまとめ。(ツイログ)http://twilog.org/hyacinth_haru







 
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☆ 安易な被災瓦礫(がれき)の処理方法。(瓦礫をゴミとしか見られない日本人!)

2011年11月09日 | ☆3月11日(地震)以降の日本の問題
東京都が受け入れた岩手県宮古市のガレキが焼却などの処理を終え、8日から東京湾の埋立地で最終処分されているという事です。

もちろん、可燃物として分類されたおよそ40トンということなので、処理前に振り分けがされているようです。

東京まで運ばれるまでに、コンテナ(鉄道)やトラックなど都合4回も積み替えが行わているようです。で、到着後に分類という訳ですね。

でも、被災地の雇用の促進や、燃やせない分でリサイクル可能なもの、あるいは被災地で地盤低下用の埋蔵材料として使用できるものは、現地で使用したほうが良いのではないでしょうか。

実際に建築業界に携わってきた方のブログにもそのことが指摘してありましたので、ご紹介します。

katushikatakadaさんイザ!のブログから一部を抜粋して載せます。

 歴史の傍観者~建築浪人の妄言~ 
 瓦礫をゴミとしか見られない日本人!~排日洗脳工作で消え行く日本人!~日本には米ソ排日工作の影響を通じて、本来の日本人が、消滅しようとして居ると言う概念を、持つに至って居るのが、現在の日本の元凶で有ろう。
 ~私は、izaのブログ提示以前は、震災直後依り、やまと新聞の記事添付コメントに、震災被災者支援と地域復興を兼ねた、政府事業として、瓦礫の積み込み前の仕分け作業に、現地の被災者に、有償事業として、当面の有償事業としての、移設作業車積み込み前の、手作業仕分けの地域住民の有志の関与を、提案して居た是は、東京等の大都市近郊の建築物の解体現場の解体事業では、解体廃材の手仕分け作業を通じた、分別が常識で有り、私自身が、建築現場施工管理業務の一貫で、分別積み込み方式での、産廃仕分けを通じた、現場から、直接、再処理工程に載せる事で、スクラップは、鉄材や、ステンレス等や、非鉄金属の三種類に仕分けて、専門業者に出せば、有価物扱いの処分が出来る事や、木材、プラスチック等は、そのまま、専門工場への再処理工程への引渡しが可能で、煉瓦、瓦、タイル等の産廃は、埋め立て処分の処理と言う形に、直接送る事が可能で有る事が、可能な点に有る。~
 ~しかし、ネット記事写真で観る限り、混廃状態での積み替えを、最低4回以上は行って居る事が、予想出来る、血税の無駄遣いの瓦礫処理が行われて居ると思われる事で有る、混廃は最処理工場で、仕分け作業が行われる為に、処理費用が高く、此処で、分別された上で、また、仕分け先の再処理工場に移されて、再処理工程が成されると言う、ゴミ転がし無駄作業の膨大な、血税放漫垂れ流しの状況と成る、この事は、国土交通省の技官で有れば、知っていて当然の事で有る、受注企業でも当然知って居る事で有ろう。~
 ~民主党政権は、”脱政治の無駄”と、”現状の事態の無知に依る膨大な、無駄”を通じて、国民負担の多重大酷税負担に寄与して居る、本当に掬い様の無い、無法者の群れで有る、使える物、被災車両の解体部品化を、現地の当面の事業として、震災被災者の有償事業とする事で、地域の職を失った者達の地域復興事業の一部にする事も出来るが、こうした知恵も無い状況で、外国人の中古部品購入業者が、跋扈して居ると言われて居る、全て、現地の失業者の当面の職にする事が出来る事を、誰も見向きもして居ないと言う事で有る。~ (記事中の一部を抜粋して載せています。)




参考資料:http://www.yamatopress.com/c/1/1/4454/





 
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大阪府、「瓦礫をドカンと受け入れて、各自治体に何ぼお願いできますの」と割り振ってゆく方針」!!

2011年11月07日 | ☆政治・経済・世の中
ブログ:nanohanaさんは、環境省が10月に行った岩手と宮城のがれき受け入れ調査に対し、自治体の考えを、独自に取材されて情報をUPされています。

ブログ見出し:「がれき受け入れ拒否続々 九州、四国全域でゼロに 山口・兵庫・京都・滋賀・三重・岐阜・愛知・石川・群馬・秋田」の中の記事に大阪府に取材に対しての返答が載せてありました。へ、その部分を転載させていただきます。

高槻市としての考えが曖昧な中、府としての方針が明白に表れており、非常に今後のことが案じられる内容です。
 nanohanaさんの取材記事抜粋。 
 大阪府(資源循環課06-6210-9566)「府としては基本的にがれきを受け入れる方向性」を打ち出しており、どのように安全性を確保するかを検討している最中との回答でした。
他の県と違い、まず府として「ドカンと受け入れて、各自治体に何ぼお願いできますの」と割り振ってゆく方針だそうです。

 年内には府としての方針を決めてゆきたいという目標で作業中との事。今日もそのための会議があるそうで、抗議の声を届けるなら今!という感じです。 

   ~記事から一部抜粋しました。nanohanaさんのツイッターhttps://twitter.com/#!/nanohana_meです。



大阪府では、11月27日投開票の大阪府知事選挙がありますが、もう「維新の会」に任せておけないのではないかと思います。

私も微力ながら、ブログでの情報発信により、「住みよい高槻市」を目指して行きたいと思います。



それから、被災ガレキの処理については、頭の中にモヤモヤとしたものがズットありました。

それは、被災地では大変な状況のなかでも、地域の職を失った人達へのリサイクル(分別)事業を行えないのか?

分別後は、一部を岩手、宮城の地盤低下の埋め立て材として再利用は出来ないのか?

それを指摘する、ブログを見つけました。

やはり今回のやりくちは⇒政府:民主党のおぼっちゃん集団ともいえる思考停止的な方法だと指摘されていました。

続きはまた・・・。安易な被災瓦礫(がれき)の処理方法




 
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☆ 友人との久しぶりのランチ。高槻の四季彩フレンチ・ソレイユです。

2011年11月05日 | ☆ひやしんすの☆今日の出来事♪
帰宅してからの報告をお楽しみに。ツイッターではつぶやくと思います。(一回だけしかつぶやけなかった・・・。)


高槻、四季彩フレンチソレイユでのランチです。(ランチ名もle soleilです。)


11月27日の高槻市民合唱団の「メサイア」演奏会が近づいてきた。

親しい友人達が4人、聴きに来てくれる。その内の2人に、チケットと座席表、パンフレットを渡すのを兼ねてのランチである。

最近、高槻で人気があるという「ソレイユ」というお店。センター街にあるスーパーの2Fの奥にひっそりと隠れている。

店内は結構、広い雰囲気である。

予約が一週間前だったせいか、割と良い席にして貰えた。11時半のオープンから入店してのランチだったが庭の見える席だったから嬉しかった。

お昼が来ると、まもなく女性客でカウンター席まで埋めつくされたのには驚き。



有機野菜にこだわってるレストランだというこのお店、有名シェフのオーナーということもあり、食べログでは、☆の数が4から5まである。

期待感が大きかったが、私的には☆3.5位です。出されたものは皆とても平凡に感じた。

スープがないのが一寸パンをかじりながら口さみしい感じがしたしね。

さらに、デザートが食べログではボリュウムがある内容なのに妙に少なくなっている。一番がっかりした。

(ボリュウム的には割とお腹いっぱいになるのだけど、デザートは一番の楽しみだしね。冷菓なども盛り合わせて欲しかった。)

ただ、お昼は2時までの営業なのに、2時半までいても嫌な顔ひとつされなかった。

気が付かずごめんなさいね。

でも、あと二人の友人にチケットを渡す為のランチをする予定だけど、それは別の場所にしよう。

どこが良いかなあ。


 
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☆ブログ: 「放射能から子どもを守りたい高槻住民の日記」からの転載です。

2011年11月04日 | ☆3月11日(地震)以降の日本の問題
ツイッターによると、明日、反TPP派の民主党議員中心に、5日午後1時から東京・有楽町で反対集会を行った後、日比谷公園から国会議事堂などへデモ行進する予定だそうです。TPPの様子は、とても気になる事です。

しかし、高槻市の学校給食の問題や、地元での瓦礫焼却問題も気がかりな事です。

新しい情報がブログに載っていましたので、今回は転載という形でお知らせします。

 放射能から子どもを守りたい高槻住民の日記 2011年11月 4日 (金)
 ≪汚染ガレキの輪≫ 

 今日は大阪府の検討会に行くつもりでしたが、急遽予定変更でこちらに行ってきました。
 和田たかお議員です。(←記事内に写真紹介あり。)
 いつもお世話になっています。
 和田さんは、9月議会で「放射能と給食」について質問して下さいました。

 その時の質問が児玉教授なみに熱くて、きちんと原発の状況や暫定基準値や国の対応などを整理して話して下さり、それを踏まえて給食の問題点(業者非公開・産地指定なしなど)を鋭く指摘。
 母親の心情も代弁して下さり、感動して泣いたお母さんもいます。

 あの時、和田さんの質問がUstream中継されていたら、絶対児玉教授以上に有名になっていたと思います。
これからの世の中、市議会も絶対中継されるべき!

 議員は選挙の際は近所を暴走族なみのボリュームで走りまくって演説するのに、当選後は姿を消してしまい何をしているのかサッパリ分からないことが多い。
 私もこの活動を始めてから知りましたが、議員さんでも市議会で質問さえしない方もいるし、議会に出席しない方もたまにいます。
 傍聴に行って思ったのは、質問の内容で、この議員さんが質問準備のためにどれだけの時間を費やして、どれだけ情熱を注いでいるのか、どれだけ勉強したのかが、すぐ分かります。
 「一体何が言いたいの?」という質問もあります。

 市民はしっかり税金を払って、投票して議員を選んでいるのだから、その後も議員さんがどう働いているのか監視、いや「見守る」べきと思う。
 そうすれば、心のある議員さんは生き残ると思うし、選挙の時だけ派手にやって、議会できちんと仕事しないとんでもない議員には次の選挙で落ちてもらおう。
 議員さんには市民の目線に立って仕事をしてもらいましょう!

 (もちろん市役所職員の方にも)

 そういう温かい市になれば、市民も市に対して愛情が持てると思うんだけど。
 こんな簡単なことが、なぜできないんだろう?              (以上、転載です。)



今夜は記事の内容を転載させていただきましたが、継続して活動されている事に心からエールを贈らせていただきます。

 きっと西日本の方や、高槻の皆さんはソコまで心配しなくても大丈夫だろうと思われているかもしれませんが、

実は内部被曝については、西日本の広島まで放射性物質が母乳から出ています。子どもを守ろう:savechildの記事より )

【内部被曝】広島県内在住の母親2人の母乳から微量の放射性物質が検出(震災後に東京から避難した1人と以前から広島県内に住む1人)

 
  「広島県在住の30代の母親2人の母乳から微量の放射性物質が検出されたと発表がありました。具体的な数値は明らかにされていません。

  1人は広島県内に住む母親で、もう1人は震災後東京都から広島に避難している母親です。西日本に住む母親の母乳から放射性物質が検出されたという報道は初めてだと思います。

  母乳検査をした静間教授は「以前から県内に住む1人は食材からの摂取の可能性がある」とみて継続検査するとのことです。広島に限らず広範囲に調査して頂きたいですね。(ここまで紹介記事)


行政のかたは、全く心配されていないかも知れませんが食品に無関心を取り続けるのは良くないと思われます。

学校給食の食材だけは、調査をしていただきたいと思います。



参考資料:@so_takashima 高島宗一郎(福岡市の市長さんのツイッターです。)

  今日から2学期!給食は子供の口に入るものですので、安全第一を徹底します。福岡市では学校給食の食材については、地産地消や食育の観点から福岡市内、県内、九州産の食材を最優先で使用します。九州産以外の食材を使用する場合は、出荷制限された食材が使用されないよう厳重にチェックします。(9月1日のつぶやき)





 
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☆ TPP(環太平洋経済連携協定)への参加をよしとするジャーナリスト⇒(佐藤 優氏と櫻井 よし子氏)

2011年11月02日 | ☆政治・経済・世の中
反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説⇒「天木直人」のブログです

 2011年10月29日の記事、『反TPPの動きは安保闘争の再来となるのか』で最近のTPPを巡る報道の空気が変化してきていることをみごとに捉えています。

 『反TPPの動きは安保闘争の再来となるのか』 
「 どんなに反TPPの声があがろうとも、野田首相に選択の余地はない。
 野田首相が首相にとどまりたいのなら11月にオバマ大統領と二回目の首脳会談を行なう時に、TPP参加表明をするしない。(←するしかない、の意か。)
 「参加の決断はできませんでした」では鳩山首相の二の舞いなってたちどころに政権危機になる。 
 あとはTPP参加表明に向けてのアリバイづくりだけだ。
 これが対米従属から抜け出せないこれまでの日本の政治の常識だった。
 私はその事を何度でも書いてTPPの馬鹿騒ぎを嗤ってきた。

 
 ところがここへきて私の想定を超える反TPPの気運の拡がりが起きつつある。
 野田首相がTPP参加を急ぐのは米国の圧力に屈したからだ、TPPは日本のためにならないばかりか、米国に日本の市場を開放するだけだ、という声が日増しに高まりつつある。私が驚いたのは、テレポリティックスで国民を洗脳するテレビがそれを公然と流すようになったことである。


 NHKやフジテレビが、反TPPの論客である中野剛志の激しい対米従属批判を流し、ついに10月29日の朝のTBS「みのもんたのサタデーずばッと」においては、野田首相は米国の要請でTPP参加を急ぐのだ、ということが与野党の議員から公然と言及されるようになった。
 そこに出演していた政治評論家の岩見隆夫に至っては、安保闘争の再来になるのではないか、と口走る始末である。」
  ~以上、転載です。~


ブログ主の天木直人氏については、著書を読んだわけでもないし、キツイ論調の物言いといい私的には好感度は良くない。
なぜだか、政府や官僚のあげつらいだけに終わっているような気もするからです。でも、世間の空気を読むのは流石ですよね。

TPPが好意的に迎えられている時には、大丈夫かなと不安に思いました。
で、世の中が反TPPに向かうとなると、一歩引いて反対意見を紹介したくなる。
天邪鬼な私です。


だからといって頭からその情報を信奉しているわけではないのです。
両方の考えを読みこんで日本の問題を考えましょう。
11月4日頃がこの問題の大きな山場だそうです。デモも考えられているそうです。
本日も、原発関係のニュースが山盛りという中、あえて参加へGOの論を御紹介

2011年10月7日、佐藤優氏が文化放送「くにまるジャパン」に出演し、TPPについて語った内容の文字起こし。

ブログ:「ざまあみやがれい!」さんの2011年10月17日記事から。

  「佐藤優が分析するTPP。ウォール街デモに見るグローバリゼーションと、中国との間に壁を作って逆行する保護主義 10/7(1)」です。

  「佐藤優が分析するTPP。 自由貿易という名で「閉鎖された場所」をつくる帝国主義 10/7(2)」

  「佐藤優が分析するTPP。TPPは外部の中国から搾取する帝国主義。前原路線も帝国主義路線 10/7(3)」

以上ののリンクから動画の文字起こしを読む事が出来ます。



最近、佐藤 優氏の著作:『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』を読み返して、やはり佐藤氏の分析力、構想力、筆力に圧倒された。

そして、ケインズ型公平配分モデルからハイエク型の新自由主義、つまり傾斜配分モデルへの返還』という時代の変換をつくづく感じとることができました。

10年位経ってみないと社会変換の構図は見えてこないということなのでしょう。ご本人いわく、「何ごとも鵜のみにしないこと。」という説を頭の片隅み残しつつ、佐藤氏に私淑してしまい文庫化されていく著書を読み漁っています。

国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて
佐藤 優
新潮社


さて、今度は櫻井よしこさんのTPPに対する考え方です。

   『週刊ダイヤモンド』   2011年10月22日号 新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 908
「 TPP参加で世界に打って出て日本の農業の未来を開け 」
 野田佳彦首相は11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)までに環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加の結論を出す構えだ。民主党内の反TPP議員らは牽制するが、彼らの主張を見事に論破したのが、浅川芳裕氏の『日本の農業が必ず復活する45の理由』(文藝春秋)である。
 
 氏はこれまでにも日本農業には強い競争力があるとして、刮目すべき発信を重ねてきた。農業は経済活動の一つで日本のGDPの推移と農業生産のそれとはほぼ一致する、農業を他産業と二項対立でとらえるのは間違いだという氏の分析は、緻密で説得力がある。

 『45の理由』で氏はまず、日本農業と放射能汚染の現実を紹介している。東京電力福島第一原発事故による放射性物質の農地への拡散は、農業を論ずるとき避けては通れず、農業再生は実態を把握しない限り、具体策を論ずることも講ずることも出来ないからだ。

 それにしても、氏が詳述する原発事故への菅直人政権の対処とチェルノブイリ事故での旧ソ連政府の対処の比較には愕然とする。日本政府の対応がいかにずさんで、ソ連政府以下だという事実が冷厳な数字で示されている。四国巡礼の旅に出た菅氏は、自分は打つべき手は打った、それは歴史が評価するはずだと語っているが、愚者には自身の行動の適正な評価は無理であろう。一貫して原発事故を担当する細野豪志氏は、この仕事をやり遂げられなければ政治家であり続ける意味がないと語り、意欲を見せてきた。であれば、民主党も氏自身もほとんど責務を果たしえていないという自覚を持つことから始めなければならない。

 浅川氏は、日本農業が放射能被害から立ち直る第一歩は、汚染の実態把握を進め、放射性物質の低減と封じ込め計画を国が策定し、その進捗度を世界に公表することだと強調する。国際社会に風評を広げるのをやめてほしいと要請する前に、まず、政府が農家とともに自ら厳しく律していることを国際社会に知らせなければならない。この点、国の動きは鈍いが、被災農家自らが放射能汚染農地改良試験に乗り出したことを氏は高く評価する。

 農業と非農業は一体の産業と見る氏にとって、TPP参加が農業に成長と可能性をもたらすという結論は自然である。根強い農業保護策への支持や、農業は保護すべきという幻想を、氏はさまざまな事例で打ち砕いている。

 たとえば自給率約5%の大豆である。日本の大豆需要は油原料用が300万トンで、食用が100万トン、うち23万トンが国産である。大豆製品は約2割が国内原料で、油原料用の大豆はほぼすべて輸入物である。

 日本人の年間1人当たりの食用大豆消費量は1960年の5・6トンから、2008年には6・7トンへ、約2割増えた。この間、大豆生産量はほぼ半減した。日本人が大豆づくりを指導したブラジルは約40年前の生産量150万トンが今6,000万トンに増えている。なぜ、日本の生産は減ったのか。

 猫の目のように変わる農業政策で多くの農家が大豆から離れたことが一因だ。同時に、大豆栽培を本職と位置づけている一部の農家を除き、多くの農家にとって大豆栽培は大豆の収穫よりも補助金が目的になってしまったからだと、浅川氏は指摘する。

政府は水田面積の4割を減反とし、大豆栽培を奨励してきた。結果、補助金はいまや商品代金の10倍にも達する。補助金漬けの産業が競争力のある産業に育たないように、これではプロの農家は育たない。浅川氏は農業を弱い産業と位置づけるその考え方自体を変えるべきだといっているのだ。

 日本には野菜、果物、そしてコメでさえも高い技術を誇る農家が多数存在する。TPPで彼らを応援し農業が力強く有望な成長産業であることを認識し、他産業同様、国際社会に打って出ることが農業の未来展望を開くだろう。    ~以上、転載です。~


櫻井さんといえば、1980年~96年までTVのニュースキャスターをされていました。

夜、仕事から戻ってホッとしたときに見かける彼女のニュースを読むトーンの落ち着いた声には本当に癒されていました。

なぜか、彼女の報道姿勢にも信頼感を持ってしまうような丁寧な口調に、女性の進出もこれほど素晴らしい人が出てきたものだなあと感慨深く思ったものです。

しかし、ジャーナリストとしての櫻井 よし子氏は、あまりにも毅然としすぎていて文庫本を読みながらちょっとひいてしまったものです。

佐藤 優氏の、「何ごとも鵜のみにしないように」ではありませんが、警戒警報が頭の上で廻りだすのです。

で、最近しったことですが、佐藤氏の著作:『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』は、


新潮ドキュメント賞および講談社ノンフィクション賞の最終候補作となるも落選した。らしいのですが、

新潮ドキュメント賞落選は、選考委員櫻井よし子さんのつけた前代未聞の0点に因ったものらしいです。

なぜに、これほど手厳しく辛口採点をしたのか、幾つも(おそらく10程も・・・)理由があるのでしょうが、ひとつには佐藤氏のジャーナリストとして成長を恐れる気持ちもあったと思われます。

その対峙する二人は、TPP参加を良しとしている。

ロシア通であるがロシアにおもねりはしない、中国・韓国を要注意とする佐藤氏。アメリカとの良き関係を結ぶ事が、中国に対する脅威を削ぐとの思考の佐藤氏。

で、櫻井 よし子氏は中国脅威論を唱えている・・・。

日本はTPPに参加して、アメリカ側の経済戦略に載っていかねば駄目なのだろうか。

ネットばかりの意見ではなく、また本を読まねばなるまい。

ツイッターで教えて貰った本。
国家の存亡 (PHP新書)
関岡 英之
PHP研究所


これは反TPPからの意見の書です。




 
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