小学校では今、恒例の「作文コンクール」なんぞというものに向けて、
どの学年の子も、しこしこ原稿用紙に向かっている。
昨日、5年生の二男と2年生のおちびが、
宿題だといって原稿用紙を持ち帰ってきた。
二男はあと清書するだけ、
おちびは2枚のうちまだ半分しか書けていない状態。
見てはいけない。こーゆーのは見てはいけないのだ。
見ちゃだめ、見るな、見るな・・と自分に言い聞かせながら、
夕食の支度をしつつ、なかなか鉛筆の動かない子どもたちに
いらいら、はらはら・・しかし、我慢、我慢、我慢。
どんなにヘタクソだろうが、自分の力で書かせるのだ。
しかし親の心子知らず。
「おかーさーん、ここって一字下げるの~?」
「ねーねー、机ってこーゆー字?」
などなど、さかんに牽制してくる。(そういうつもりはなかろうが)
くーーーっ。
そういう質問をされると、母はその原稿用紙を
見なければいけないではないかっ。
その、オソロシイ原稿用紙を。
見てしまった。
見てはいけないものを見てしまった。
き、きみたち・・これでよいのか・・。
誤字脱字なんてのはちょろいもの。
どこがどうって・・もう・・
筆舌し難い衝撃である、毎度のことではあるが。
うまい作文を書けなんて毛頭思ってない。
ただ・・
学年相応の限度っつーもんが・・ないか?
口を、手を出してはいけない。
でも、出したい・・出しちゃだめ・・出したい・・出さねば(?)
しかし、いったいこれのどこをどうすれば
「多少まし」にレベルアップするのだ?
応急処置では無理。大手術が必要。しかしそれはしてはいけない。
無邪気に笑う悪魔ちゃんたちを横に、悶絶・・。
見なければよかった。
だから、見てはいけないのだ。
先生、お願いですから、作文は家に持ち帰らせないでください。
二男には誤字脱字の応急処置、
おちびのにはちょこっと栄養剤を注入したが、
救命措置には程遠い。
はああ・・わが子ながらどうにもならぬ。
いや、、わが子ゆえどうにもならぬ、のか。
子育ては忍耐である・・。
こんなこと言っていられるうちが花なのかしら~。
きっとそうなんだよね。
でもね~~涙目。
子育ては、、
「見ざる聞かざる言わざる」が幸せ(笑)
ははは・・・。涙目・・・。
わかる!分かる!分かります~~~~っ!
もう、見たくないよね!
なんとか自力でやってこいって!(笑)
・・・うちは、その段階・・・もう抜けました。
飛び立ったその姿はもう見れません(笑)