散歩日記XX

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琴似で飲もう(1)

2021-11-04 18:45:05 | 飲み歩き・琴似界隈
今日は仕事を終えて、即、琴似の街に出る。昨日の昼間も酒を飲んでしまったが、今日も夕食を兼ねて、居酒屋「D」へ。先客は無く、カウンター席の定位置に座る。ちょっと寒かったから、1杯目は燗酒だな。

ということで、岩手の酒AKABUを出してもらい、通しは赤蕪とツナとちくわの和え物。「(カブの)駄洒落ですね」とマスター。私も思わず「カブりましたね」とつまらないことを言ってしまう。



赤蕪は酸味のある味付けで、食欲が湧いてきた。



さて、燗酒に合わせるのは今日も刺身だ。手前から時計回りに、タチ、天然ブリ、しめ鯖、タコ頭、桜マスルイベ、イカ、牡蠣ルイベの7種類である。天然ブリが気になったので食べてみると、非常に上質な魚の身である。脂はまだそれほど乗っていないが、その方が身の味は分かるのだ。



つぎに気になったのが、見るからに新鮮に見えるイカ。歯ごたえが良くいい味だ。タチも濃厚というほどではないが、さっぱりと口溶けが良い。しめ鯖も美味いし、個性的な面々の中でのタコ頭には安らぎがある。

酒はぐんぐん進み、玉川自然仕込純米酒(山廃)やんわりを燗で出してもらう。5年ほど常温熟成したということで、色と酸味が出ているが、アルコール度数が低めらしく、柔らかな味。これは燗酒に向いていると思う。



新生姜を角切りにして付けたものをつまみに、次の品を待つ(奥の黄色っぽいのが燗酒)。



魚から一転して肉が食べたくなり、豚ロースの味噌漬け焼きを注文した。ほどよくしみ込んだ味噌味に、縁の辺りの脂身もたまらない。今まさに食べたかったのが、これなのである。



ということで、毎回全力を出すわけにも行かず、注文を軽めに抑えたところで勘定をしてもらう。他の客は私の後に3人組が来て、店の奥の方で飲んでいた。なかなか景気が良くなったとまではいかないが、また来るようにします。


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