HOW さんの 電子化 スキャン 撮影 記

電子化、デジタルファイリング始めてみようよ。
日常や過去を画像・映像で記録してファイリングしよう。

SV600で文庫本をスキャンするのは・・・

2014年11月02日 | 電子化ファイリング
前々回紹介した 実業之日本社の「地理・地名・地図」の謎 文庫本



目次をSV600でスキャンしたが、これは設置準備と補正に手間をかけたあとの画像。

手間かけずにスキャンすると



見開きの見た目通りにページが湾曲。
見開きで押さえる必要があるので指(画像は菜箸)が写る。

付属のソフトウエアで見開き4隅と綴じてある箇所上下2点、計6点をマウスで指定して補正する。
左右の指はその箇所を指定して画像から切り抜く。
または、見開き状態を保持するため透明の板で本を押さえる。
別売でブックプレサーという取っ手付透明アクリル板が用意されている。
SV600発売後しばらく品薄になっていたのでSV600ユーザーには必須アイテムかも。

さらにきれいな見開きにするため閉じてある部分にくぼみを作って左右の高さを調節。
被写体を持ち上げた分、SV600本体もセッシュ(かさ上げ)する。



結構大掛かりな準備になる。

透明板を両手で押さえるとスキャンスイッチが押せない。
連続作業の時には別売のフットスイッチ(足踏みスイッチ)があったほうがよい。



さてこれを100ページ分とか、やる気になるかどうか。
文庫本ならA4フラットベッドの方が手軽。

著作物の電子化は、そもそも個人利用以外は法的に問題があるし。

SV600は、本の非破壊スキャンの用途ではなく、画像メモぐらいの使い方が向いているだろう。


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