”ほしがき写真散歩”のブログ

”ほしがき”が横須賀市内や旅行先を写真散歩したブログです。

下田 玉泉寺

2011-07-03 11:09:41 | 日記
下田にやってきました。
主な目的は下田公園の15万株300万輪のアジサイでした。
さらに下田は幕末の歴史にも登場します。
歴史の舞台である玉泉寺を訪れました。

写真は伊豆急下田駅のモニュメント。たくさんの風車で町おこしをしようとしています。



下田と言えば忘れてならないのは、下岡蓮杖。
幕末の人で日本に写真技術を広めました。下田公園には顕彰碑があります。


下田公園のアジサイです。約10万坪という広さです。アジサイの数に圧倒されます。


さて玉泉寺にやってきました。
合衆国総領事タウンゼン・ハリスが
安政3年(1856年)7月から総領事館として使用しました。



下田での滞在は安政5年6月の日米修好通商条約の締結までの2年間でした。
ハリスは慣れない気候や食事で体調を崩したそうですが、日本側も気を遣い牛肉や牛乳を用意しました。
日本では牛肉や牛乳を食べたり飲んだりする習慣はなかったので、入手には苦労したようです。
寺の墓地には日本でなくなった5名の水夫の墓石が今でも屋根を付けて守られています。


昭和54年(1979年)6月。当時の合衆国大統領ジミー・カーターが墓前に詣でています。
写真は今でも本殿横に残る歓迎の看板です。
この本殿でハリスが仕事をしていました。右側の壁はストーブの煙突を出した穴。その下は、ストーブのこと等を書いたハリスの日記です。

通商条約締結後は領事館は横浜に移りました。

<ソニーデジタルα55>
コメント
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