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研究費を抑制する口実にならないでほしい

2012年10月17日 01時23分50秒 | マスコミ
「助成金で森口氏の人件費967万円~内閣府」
(ヤフー 日本テレビ系)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20121016-00000035-nnn-soci


(引用開始)

 iPS細胞(=人工多能性幹細胞)を使って心臓の治療を行ったと森口尚史氏が発表し、その後、一部をウソと認めている問題で、森口氏が関わる研究に助成金を出している内閣府の調査で、森口氏の人件費として967万円が支出されていたことがわかった。
 内閣府は、森口氏が参加する細胞や臓器の凍結保存に関する東京大学の研究プロジェクトに対し、10年度から13年度までに1億6000万円余りを助成している。
 前原科学技術担当相は16日の会見で、助成金のうち、森口氏を雇用する費用として967万円が支出されていたことを明らかにした。内閣府は、森口氏のプロジェクトでの役割や研究実態などについて調べる方針。
 また、田中文科相は、国が助成金を出す研究について、内容や結果も含めて厳しく管理することが重要だとの認識を示した。

(引用終了)



もともと一定の力のある人なのでしょうから、雇用されていた
こともあるでしょう。主任でやっていたなら、まだ議論の
余地もあるのかもしれませんが、手伝っているだけなら、
どんな仕事をしていたかわかりません。



一事で全て否定されることではありません。



何かの間違いを犯した人が関わった仕事全てが否定される
のでしょうか。ならば、マスコミや政治家はどうなのでしょう。
「原発は安全です」と垂れ流してきたにもかかわらず、
反省の弁もなし。よほど性質が悪いと思うのですが。



研究について、
文部科学相が「厳しく管理する」と言っているそうです。



「研究」の内容を吟味するのは良いでしょうけれども、
「鳴かず、飛ばず」の研究も、基礎研究にはあるでしょう。



「仕分け」と称して、コストカットに夢中になり、
一度、ノーベル賞などをとると、チヤホヤする。
見ていて醜いなぁとつくづく思います。



私がこんな記事をとりあげること自体、同じことなの
かもしれませんが、いい加減、別のニュースに重点を
置いてほしいと思います。



(当ブログの過去記事)


がん制圧の研究開発に資源を投入しよう
http://blog.goo.ne.jp/hoshonet/e/dbbde5b048f2a6b4501916fa034002a1

東電資産「売却」ではなく、国有を(3) 空いている病院
http://blog.goo.ne.jp/hoshonet/e/f03db819dc630e2260c845c325daa30a

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