先日の山梨のスーパーで、こんなものを発見してしまった。
「ペヤングヌードル」。
関東の方にはごくごくありふれた商品かもしれないが、我々関西人はペヤングと云えばソース焼きそばしか知らないので、コレはヒジョーに新鮮だ。
それにしても、このレトロなデザインはどうだ。
まるで70年代からタイムスリップしてきたような書体と色使い。
まるで70年代からタイムスリップしてきたような書体と色使い。
古い遊園地でポップコーンを買ったら、こんな容器で出てきそうだ(笑)。
栄養成分表示は、こんなん。
開封してみる。
フリーズドライの具と、スパイス。
開封してみる。
フリーズドライの具と、スパイス。
湯を入れ、3分待ったところがこちら。
おびただしい数のカマボコと卵が目を引く。
おびただしい数のカマボコと卵が目を引く。
箸を上げてみる。
この、ものすごく懐かしい風味は何だろうか。
この、ものすごく懐かしい風味は何だろうか。
ひと言で言えば、カップラーメン黎明期のあの洗練されていない味。
日清カップヌードルを発売当初から知る私は、当初を思えばカップヌードルの特にノーマルは随分洗練され、おいしくなったものだが発売当初はあの味付け揚げ麺のプンと来るクセや、どっちつかずなスープの感じが強く印象に残っている。
そして各メーカーは、一斉にカップヌードルを追随した。
サンヨー食品は、カップスター。コレは現存する。
他にも「カップジョリック」「ジョイカップ101」などがあったが、数年で消えてしまった。どれも、カップヌードルを超えられなかったのだろう。そして、どの商品も初期型カップヌードルと同じクセがあった。
あの発売当初に感じたクセのような風味が、まだこのペヤングヌードルにはあったのには驚いた。
一周回って、この風味は本当にクセになる。
関西で手に入る、初期型ヌードルのクセが現存する商品と云えば徳島産業「金ちゃんラーメン」があるが、それとてここまでの初期型風味はない。
送料をかけてお取り寄せするほどでもないが、もし見かけたら箱買いするかも(笑)…?