この週末ももちろん、実家で母親の世話をしていた。
母親といつもの「餃子の王将」に行き、大好きな辣菜麺でも頼もうと思ったのに、知らぬ間にメニュウから消えていた。
その代わりになるのかどうか、今月のフェアメニュウとしてコレが出されていた。
なんと、王将が台湾ラーメンに手を出した。
台湾ラーメンと言えば、言わずと知れた名古屋の名店「味仙(みせん)」だが、大阪唯一の支店がマルビルの地下にあったのにビルごと取り壊しになってしまった。
あの辛さのレベルなら嬉しいのだが、このブログでも再三取り上げている
「日本で働きたい家族をブローカーが日本に呼び寄せ、店舗や食材、住まいも世話をしてあちこちにボコボコ出来ているネオ町中華」
で見かける台湾ラーメンは、得てして具が少なくスープのコクにも乏しい、残念なものだったりする。
果たして、王将はどこまで台湾ラーメンに本気なのだろうか。
台湾ラーメン、着丼。
見た感じは、メニュウから下がってしまった辣菜麺とそれほど変わらない。
味仙のそれよりは、かなりの具だくさんである。
よく混ぜて、箸を上げてみる。
スープをすする。
スープをすする。
…か、辛い!
辣菜麺は味噌ベースだったと思うがこちらは完全に醤油で、まさにあの「味仙」を食べた時のあの唇の腫れまでもが再現出来る(笑)。
もちろん味仙の完全な模倣ではないが、これほどパンチの効いたラーメンが全国でいただけるのなら、今月は何回通おうかなぁ、と悩んでしまうレベルの本気度、完成度である…