日本橋「友愛亭」の右ストレートに、KOされる。

半年ほど前に親しくなった人から教えてもらったウマいラーメン屋さんが、こちら。

日本橋と恵美須町の中間ぐらいにある、「友愛亭」だ。

メニュウは、こんなん。

聞いていた通り、ボクシングの技の名前がメニュウなのだ（笑）。

私は最もオーソドックスな醤油の「右ストレート」を。

店内を見やると、おびただしい数の色紙。

有名な店のようだ。

ボクシング関係のポスターもあるので、おそらく店主がお好きなのだろう。

右ストレートの大盛り（850円）、着丼。

なんという説得力。

綺麗に並んだ麺。

１枚だが厚みがあり、「食ってくれ！」と訴えかけてくる焼豚。

鮮やかな刻みネギ。

それらを全て受け止める、濃口醤油スープ。

コレ以上美しいコントラストが、世の中にあろうか？

（いや、ありはしない→反語）

箸を上げてみる。

いやはや参った。コレは参った。

ウマい、ウマすぎる。

どこまでも奥があり、色の割に全く塩辛くなく永久に飲めるスープ。

食感抜群の麺。

とろける焼豚。

非の打ち所がないラーメン、とはまさにこの事を言う。

私の中で「大阪一ウマい醤油ラーメン」は四半世紀以上にわたり野田の「旭屋」だったが、もはや同率１位かもしくは抜いてしまったかもしれない。

まさに右ストレートにKOされた瞬間だった…