2013年2月12日に72歳でこの世を去った父の七回忌法要が、京都・上賀茂の私の実家で営まれた。

やる事は、まず御供養の準備。

宇治市民の私は、テッパンである山政小山園のお茶を用意した。
そして読経と会食。

実家近くの料理屋からの仕出しだが、ものすごいボリュウムだ(笑)。
親族が一同に介するのは、三回忌以来4年ぶりとなる。
人はただ死ぬだけではなく、死を機会にこうして親族の絆を深めてくれるのだと実感。
しかし今回も、お寺さんに対する母の「はよ帰れ攻撃」が炸裂し、我が家族は笑いをこらえるのに必死だった(笑)。
お寺さんが読経を前後半に分けて休憩を挟み、後半に経典を配りながら
「それでは、皆さんとご一緒に…」
と促すと、母は
「えっ、まだやるんですか?」。
お寺さんも困惑し、
「どれを読みましょうか?」と我々に振ると、母は
「一番簡単な、はよ終わるヤツにして下さい」。
読経終了後も、お寺さんが脱いだ法衣を率先して畳み、
「適当に畳んどきましたで!」
と風呂敷にくるんで渡した。
とにかく、1秒でも早く返したいのである。
トシを取ると、人間はここまでストレートになれるのか?
父も天国で、苦笑いしているに違いない(笑)…

やる事は、まず御供養の準備。

宇治市民の私は、テッパンである山政小山園のお茶を用意した。
そして読経と会食。

実家近くの料理屋からの仕出しだが、ものすごいボリュウムだ(笑)。
親族が一同に介するのは、三回忌以来4年ぶりとなる。
人はただ死ぬだけではなく、死を機会にこうして親族の絆を深めてくれるのだと実感。
しかし今回も、お寺さんに対する母の「はよ帰れ攻撃」が炸裂し、我が家族は笑いをこらえるのに必死だった(笑)。
お寺さんが読経を前後半に分けて休憩を挟み、後半に経典を配りながら
「それでは、皆さんとご一緒に…」
と促すと、母は
「えっ、まだやるんですか?」。
お寺さんも困惑し、
「どれを読みましょうか?」と我々に振ると、母は
「一番簡単な、はよ終わるヤツにして下さい」。
読経終了後も、お寺さんが脱いだ法衣を率先して畳み、
「適当に畳んどきましたで!」
と風呂敷にくるんで渡した。
とにかく、1秒でも早く返したいのである。
トシを取ると、人間はここまでストレートになれるのか?
父も天国で、苦笑いしているに違いない(笑)…