堀内徹夫(日本共産党福岡市議)の博多っ子ブログ

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アメリカの戦争に一度もノーと言ったことのない自民党政府

2015-06-13 16:32:32 | 日記
戦争法案の問題について、またまた記します。

日本政府は、過去のどんなアメリカの戦争に対しても、一度たりともノーと言ったことがありません。

たとえば政府は、いま、この法案の改悪の中で、国際法の違反する行動に日本の自衛隊参加させないなどと言っていますが、国連で国際法違反だとして、非難決議の出されたアメリカの行った1983年のグレナダ侵略、1986年のリビア爆撃、1989年のパナマ侵略に対して、日本は、遺憾だけれども、理解するとコメントし、その国際法違反だとする国連決議にも保留、もしくは反対の態度をとるなど、一貫してアメリカ擁護の姿勢を取り続けているのです。

アメリカが仕掛けた戦争は、いつも、ねつ造から始まります。

ベトナム戦争のきっかけのトンキン湾事件は、1964年8月、北ベトナム軍の哨戒艇がアメリカ軍の駆逐艦に2発の魚雷を発射したとされる事件です。この事件を出発点として、アメリカは北爆を開始し、泥沼のベトナム戦争に突き進んでいきました。しかし、1971年、この事件が、アメリカのねつ造したものだったことを「ニューヨーク・タイムズ」が、スクープしました。

そして、イラク戦争でも、口実とされた大量破壊兵器はみつかりませんでした。この事実について、いまだに日本政府は検証もしていません。アメリカに問い合わせもしていません。

そして、これらの戦争を支持したことについて、いまだに反省ひとつしていないのです。

この事が、5月28日の国会での日本共産党志位和夫委員長の論戦で明らかになりました。

こういうアメリカ言いなりの姿勢を、ずーと続けている今の政府に、新たな軍事行動をアメリカが起こそうという時、それに一緒に参戦してくれと言われた時、どうして断ることができるのでしょうか。

どんな無法なアメリカ軍の軍事行動にも、ノーと言えずに、日本の自衛隊、若者たちが駆り出されてしまうことになるのではないでしょうか。

アメリカ言いなりの日本政府に、アメリカの軍事作戦に参加させるような法案、絶対に許せません。

今こそ、この声を大きく広げていこうではありませんか。(^-^)/

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