堀内徹夫(日本共産党福岡市議)の博多っ子ブログ

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「塚田一郎氏の忖度発言」今更聞けないニュース2019年4月9日

2019-04-09 23:20:05 | 日記
今更聞けないニュース2019年4月9日
塚田一郎国土交通副大臣の「忖度(そんたく)発言」。しかし、安倍政権は、塚田一郎氏が「虚偽発言」をして世間を騒がせたとして幕引きを図ったとみられ、塚田一郎氏はあっさりと辞任した。
その「忖度発言」は、4月1日の福岡県知事選の自民党推薦候補者・武内和久氏の決起集会で、「下関北九州道路」について次のように語った。

国交副大臣なので、ちょっとだけ仕事の話を。大家敏志さん(参議院議員・福岡選出)が、吉田博美参院幹事長と一緒に「地元の要望がある」と副大臣室に来られた。"下関北九州道路"の案件です。吉田幹事長が私の顔を見て「塚田、分かっているな、これは総理の地元と副総理の地元の事業なんだよ」と。私、すごく物分かりがいいんです。すぐ忖度します。新年度の予算で、国で直轄の調査計画に引き上げました。

この発言、私には、新年度予算と一致するようにしか見えない。安倍総理の地元山口県と、麻生副総理の地元福岡県をつなぐ"下関北九州道路"は、2019年度から国直轄の調査に引き上げられ4000万円もの予算が計上されている。そして、その予算が決まる直前の昨年12月、国交副大臣室で吉田幹事長と面会した事も明らかになっているのだ。こんなに細かく明瞭で、生々しいリアルな発言のどこが「虚偽発言」なんだろうか?塚田氏が言ったことは「事実」だと思っている国民は多いはず。
そもそも、この"下関北九州道路"は、1980年代に全国の6海峡を橋やトンネルでつなぐプロジェクトの一つ。2008年には、当時の福田内閣がこの全ての計画を凍結したのだが、死人が蘇るように"下関北九州道路"だけに、国は予算を出し、総事業費2000億円を超える事業を復活させたのである。さらに、現在、関門海峡には関門トンネルと関門橋があり、その利用台数も減少傾向な上に、渋滞もない。
国家の権力者に利益誘導するために「忖度」し、行政を歪めるなんて事は、まさに「予算の私物化」である。
まあ、こういう事が、大きな問題なのであるが、マスコミは権力者へのツッコミが足りなさ過ぎるね。
森友問題、加計学園問題に次ぐ忖度事件。いずれも忖度すれば出世できるなんて政治は許せない!

筑紫丘高等学校入学式

2019-04-09 10:05:15 | 日記
今日は、県立筑紫丘高等学校の入学式に来賓出席しております。今年から、入学生名簿は、男女別ではなく、あいうえお順になっています。新入生の座る席も、その名簿の順番。「男女七歳にして席を同じうせず」は、母校でも過去のものとなりました。