花狂~偉大なる先人達の孫~

戦後食糧難の時代、魚沼に花を根付かせた先人達。60年もの時が流れ私達がその孫世代。今日も日々花を育てています。

山もすっかり春らしくなりました

2009-04-14 07:50:30 | 花を作り続ける若者たち
例年だとまだ林の中には雪のある時期ですが今年は小雪のためすっかり春らしい風景になりました。
休憩時間に山菜であるコゴミ(クサソテツ)を取りに入ってみました。
 
なんとなくコブラが飛びかかる前の姿を思い出してしまうのは自分だけでしょうか?


まわりを見渡すとさまざまな花が咲いていました。
 
コブシの花



カタクリ




ヤマザクラ


もうしばらくするとゼンマイが顔を出します。休憩時間に山に入ることが多くなりそうです。

森山正輝

BOXユリ

2009-04-13 06:15:32 | 花を作り続ける若者たち
2月の始めにBOXに植えたニンフです。
 
バラケ終わり、蕾もこのくらいになりました。


冬仕事のチューリップの後に植え付けたハウス。
 
ソルボンヌが4~5日前にバラケ始めました。他は真ん中にウィレクアルベルティ、右にシイラが植わっています。

3月末から4月始めに植えつけたシイラです。

ナルコの後作。

冬休んだ耐雪ハウス。

順調に育っています。

佐藤

いつもの畑が帰ってきました。

2009-04-11 20:30:36 | 花を作り続ける若者たち
平成21年4月11日
雪解け以降、暖かい春により土が乾いてきています。
静かな冬の畑が終わり、農家が道を行き交う賑やかな山が
帰ってきたようです。

皆が、ゆりの管理や草花の管理を一斉に始めています。
厳しかった昨年は昨年
気を引き締めて足を前に進めようと
畑作業を行う農家の皆さんは本当に活気に溢れています。

また、この春夏秋と元気な農家をお届けできると思うと
大変嬉しく思います。

トレードマークの山笠を被りトラクターを運転するのは
組合長の森山さん
締まった土をほぐしてゆく作業機を後ろに装着し畑で作業していました。

畑では、あちこちでユリのハウスを建設する人たちが増えました。


皆さんが良い花を届けようと頑張っています。

産地広報 鈴木


歓送迎会

2009-04-09 19:36:05 | 産地魚沼
昭和50年からJAに勤務し、そのほとんどを営農関係の部署でがんばってこられた下村富夫園芸特産課長が退職されました。
後任は鈴木貢さんです。

ささやかながら歓送迎会を開かせていただきました。

明るいキャラクターでみんなから慕われていたのですが、もうそんな歳か?と言う感じです。

残念な気はしますが、しっかりした後輩を育てていただいておりますので安心しています。

長い間、ありがとうございました。
                       組合長  森山英昭


大変良い学習会でした

2009-04-08 13:15:48 | 花を作り続ける若者たち
4月3日組合の第3回の冬季学習会がありました。
市場、仲卸、小売店さんを招いて「産地ほりのうちに求めること」という内容の検討会でした。
来訪いただいたのは花市場・FAJの北条さん、仲卸・フローレ21の田中さん、小売店・美貴生花店の中村さんでした。

それぞれの立場で率直な意見を述べていただき、大変勉強になりました。
市場の販売においては、情報販売比率は年々上がってきておる現状が
報告され堀之内の花に対して、品質だけでなく的確で早い情報伝達を
更にお願いしたいという意見がありました。
また、産地には多くの若者が育っており特に期待しているということ
でした。

仲卸の立場からは、仕事に合わせた早い仕入れを行っており
品質鮮度を伴った正確で早い情報発信をお願いしたいという
意見が出されました。

小売店からは、百合という商品を大切な花材として位置づけしており
産地からの情報よりの先に、市場担当へ希望の商品を伝えながら
的確な仕入れを心掛けているとのことでした。
堀之内の品質については、専門店として日持ちやボリュームの点などを
見ても安心して使わせえてもらっている様子で
これからは市場を軸として、専門店としての意見も伝えてゆきたいと
いうことでした。

販売が厳しくなる夏場については、日持ちを最重要視した栽培を心がけて
欲しい
1本の花として販売してゆく百合については、その花の魅力を活かした
販売をして行きたいので、生産側も消費の段階でどうなっているのかを
意識して欲しいという
などというはっきりとした意見が出されました。

1本の花として販売される百合
他の草花などとパックされて販売される百合
どの様な販売の場面においても、百合という花は
とても大きな位置づけであり
販売される場面を想定した生産のあり方というものの大切さを
感じることが出来ました。

今回の会で、百合という花が軸になる大切な花だという認識に
おいて販売されているという点や
産地と連携した販売を更に求めるという意見を聞くことが出来ました。

産地としても、大変多くの後継者が育ってきております。
生産現場だけでなく、その栽培した花を販売してゆくという
ことに対して気を引き締めて多く意見を聞きながら
取り組んで行かなければいけないと思いました。

産地は、春を向かえ
いよいよ生産が本格化してきます。
この機会で学ばせてもらったことをよく考え
一歩一歩、頑張ってゆきたいと思います。

お忙しい中、遠路 魚沼までお越し頂いた皆さんには
心よりお礼申し上げます。
産地では、夏に向けて多くの花が育ってきます。
是非、畑にもお越しください。

産地広報




融雪・田川平地域

2009-04-06 17:14:16 | 花を作り続ける若者たち
平成21年4月6日 快晴
堀之内地内は、多くのところに畑があり雪解けが早いところと
遅いところがあります。
小雪だったとはいえ、寒い気温が続いていました。
畑の雪も暖かさによって融け、殆どの地域で畑が顔を出したようです。

畑の雪水も引き、肥料を与える農家やパイプハウスを建設する農家など
山の上にある畑も徐々ににぎやかになってきました。

写真は、堀之内 田川平です。



産地広報

神戸市訪問 そして魚沼の震災復興

2009-04-06 17:05:32 | 花を作り続ける若者たち
魚沼では冬期間の重要な仕事として施設でタラの芽、うるい、
ウドの生産をしております。
さらに新品目としてフキノトウ、アスパラの研究も始まりました。

先日、京都、大阪、神戸の青果市場様へ販売促進と新品目の勉強に
行って参りました。

視察先の一つに神果神戸青果様を訪問しましたが、
地震で被災した地域であり特別な思いを持って訪れました。
大きな被害が発生した長田区の近くに市場があり、
施設には震災の傷跡が見られました。
市場の皆様から語られる地震の話は重みがあり、魚沼の被害にも
お気使いを頂いたことには頭が下がりました
                                                                          魚沼も震災から5年の節目をむかえようとしております。
倒壊した施設の再建、被害を受けた設備や農機具の再取得、
共同作業場、農産物直売所の新設、循環型農業に対応する有機センターの竣工・・・復興に向けた取り組みはまだまだ続きます。

穏やかな春と訪れと共に、一年一年と平和な日々が帰ってきていることを
幸せに思います。
産地や地域を大切にしながら、又今年一年を頑張ろうと思います。

生産者 坂西 保


↓以下の写真は、中越大震災の時の様子
倒壊してしまった我が家の作業場と、家に隣接する山が崩れそうになり
消防団の皆さんが応急処置を行う写真です。


三寒四温という事でしょうか

2009-04-02 07:58:03 | 花を作り続ける若者たち
今朝は雪です。

三寒四温という事でしょうか。なかなかすっきりとした春にならない魚沼です。

冬にまともに雪の降らなかった今年は、春が割りと天気が悪い。割とそんな感じです。この間まで畑もすっきり雪が溶けていたのですが。


今朝はまた白くなりました。


一昨日のユリ畑


ギガンチュームも冬を越え、葉に緑色が出てき始めています。