花狂~偉大なる先人達の孫~

戦後食糧難の時代、魚沼に花を根付かせた先人達。60年もの時が流れ私達がその孫世代。今日も日々花を育てています。

山で見つけたもの

2008-11-05 20:26:17 | 花を作り続ける若者たち
管内の組合員の方から珍しいものを見せていただきました。

表面

霊芝(マンネンダケ)の一種だそうです。
漢方薬の成分で聞いたことがある方も居られるかもしれませんね。


猿梨という果物で、昔はおやつ代わりに食べられいたそうです。
ぱっと見た感じでは、小さい丸めのりんごといった感じですが・・。

切断面はキウイフルーツそっくりです。
それもそのはず、原種にあたる植物だそうです。
こんな身近で原種が見られると言うのはちょっとした驚きですね。
(ちなみに、現在ユリの代名詞になっているカサブランカですが、山百合の血を引いているので、食べると美味しいらしいです。通常は切花として生産されますので、食用になることはまれですが・・・。)

二つとも、農作業の休憩中に、脇にあった藪の中で見つけてきたそうです。
山間の産地では、横が藪や森、場合によっては崖といった場所が珍しくありません。
ほりのうちでもユリ圃場は主に山間地に面している為、谷や森が隣接している場所がほとんどで、ユリ農家にとっては大体農作業と言えば山での作業となります。
そのため、農家の方は畑に行くことを、山に行くと言います。
自然との関わりの深さが判る表現ですね。

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