【翻訳会社】インターブックスの翻訳外注ノウハウ

外国語の対応にお困りの方のために、「翻訳を外注する」上で役立つことを語っています。

案外奥深い翻訳会社の営業

2020-06-10 09:21:35 | 日記
こんにちは
【翻訳商社】マンです

「これを○○語に翻訳したい」

というご指示とともに
電子ファイルでも画像でも紙でも
とにかく原稿さえお送りいただければ
それ以外の情報提供が無くとも

・どのような目的で翻訳するのか
・どんな風に翻訳する必要があるのか
・翻訳が必要な箇所とそうでないところ
・お客様が見落としているところ

などを推測、判断して
お見積もりを含むご提案が可能です
私【翻訳商社】マン
一応プロですから

しかし
言語情報以外にもできれば

1)どんな原稿なのか(契約書?プレゼン資料?など)
2)原稿の文字数または単語数(※1)
3)原稿の状態(MS Word?Excel?PowerPoint?PDF?WEBページ?画像?冊子?)(※1)
4)希望納期(※2)
5)翻訳の用途(使用目的)(※3)

※1 原稿自体の提供が可能であれば不要です
※2 無ければ自動的に標準納期となるので不要です
※3 必要な翻訳品質や留意点の判断に必要です

といった情報をあらかじめ
揃えた上で共有いただけると
目的に合った質の良い翻訳
お届けすることができます

残念ながらこのようなことは
翻訳外注に長けた方でないと
ご存知ではありません

ゆえに翻訳会社の営業は
お客様からお問い合わせをいただくと
さまざまな参考情報のご提供を求めたり
詳しくヒアリングしようします

そしてそのヒアリングが
しつこければしつこいほど

"お客様の目的に合った翻訳作りに誠実に取り組んでいる会社"

と言っても過言ではありません

社内に
翻訳外注ご担当者が居たり
翻訳外注専門部署があるくらい
恒常的に翻訳外注されているところを除き
たいていのお客様にとって
突発的な翻訳ニーズというものは
未知の世界でありそのハンドリングも
厄介に思うものです

「お取引先から突然頼まれた」
「上司から急に指示された」
「海外からいきなり連絡がきた」
「外資系と取引することになった」

といったさまざまなご事情から
慣れないミッションに戸惑いつつ
WEB検索結果に浮上した幾つかの企業
もしくは相見積/比較サイトに
とりあえず問い合わせてみる

そして

「どれくらいの費用と時間が掛かるのかもわからない」

という不安を抱えつつも
通常業務に突然加わったミッション遂行だけに
じっくり時間を掛けることのできないお客様に
あらかじめあれこれ情報提供を求めるほうが
無理と言えるでしょう

おまけに

「翻訳料金が思いのほか高い」
「予算をはるかに超えていた」
「上司から値下げ交渉を求められた」

さらに

「納品された翻訳が原因で」
「もしなにか問題が生じたら...」

など
お客様のご心配は
尽きることはありません

だからこそ翻訳会社の営業は
お客様のご心配を杞憂とすべく
お問い合わせの段階から十分に
心配りを以て応じる必要があるのです

ただ見積もりをするだけなら
やり方を覚えれば誰でもすぐにできますが
真にお客様のお役に立つにはこのように
相応の知見やノウハウが必要でありそれらは
一朝一夕に得られるものではありません

単純そうにみえて案外
翻訳会社の営業は奥深いもので
お客様の立場で物事を考えた上での
気の利いた対応ができるか否かが
新規取引先の開拓状況や継続取引の可否
つまり
業績を大きく左右したりするのです



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