狸見た

狸を見たといっても、山や動物園で見たわけではありません。
人ごみの中にいると時々思うのですが、その中に人間じゃない奴が絶対何匹か混ざっていると思うんです。
ひょっとしたらうちの宝飾部長は、ぬらりひょんかもしれない。
映画とか（メンインブラックやったかな）でも宇宙人が人間のフリして普通に生活していたりしてますし。あれってほんまやと思います。確信しました。
昨日ちょっとした用事で電車に乗ったのです。
ぼけ～っとつり革もって立ってたんしですが、斜めまえのドア側ににどうも気になる男性が立っているのです。立ち姿がどうもケモノっぽいんです。
リスかタヌキ系のケモノっぽさです。馬系（けっこういます）や牛系ではありません。
僕は、あんまりじろじろ見たら食べられるかもしれないぞ！って冗談交じりで考えながらくすくす微笑んでました。
さすがに、僕でも、ほんまに動物やとは思いません。一応常識はあります。でも、やはり気になるので、ちらちら見ていました。やっぱりどう見ても、たぬきにそっくりなんです。学生時代にニワトリそっくりのおばさんを見て以来の衝撃です。
そんなことを考えていると、突然「ばたーん！！」と大きな音が鳴りました。
僕の後ろで座っていた人の傘が、倒れたのです。
電車の中が静かだったのでけっこう響きました。人間は傘の音やなってすぐにわかるので、周囲の人は誰も気にも留めてなかったんです。一人を除いては・・・
音が鳴ったその刹那、さっきのタヌキ似の人が「ビクぅ！」って感じで驚いて、音の出た方向を見て固まっています。おまけに、一瞬、ぶるんって尻尾が出ました。少なくとも僕には見えたのです。
すぐにしっぽは消えましたが、そのままじ～っと倒れた傘を凝視しています。僕は確認のため、自分の持っている傘を倒してやろうかなって思いましたが、襲ってきそうなのでやめました。
そのタヌキは電車を降りるまでずっと傘を見てました。
山から下りて来た子狸なのか、まだ人間社会に慣れていなかったのでしょうか。
ちゃんと山に帰れたかな・・・
あれは絶対に狸やと思います。宝飾部長はぬらりひょん。
ちなみにニワトリのおばさんは、ただの人間やと思います・・・

久々です

展示会で疲弊していました・・・
8月のお盆明けから取り組んでいた9月の展示会がやっと終わりました。展示会が近づくにつれ、そればっかり考えて、緊張して、展示会が始まれば期間中はずっと集中しているので、勝手に疲れます。遊びは我慢しっぱなしです。終わったら遊んでやる～って思いながらやってます。そんで、終わった瞬間、次の日にゴルフ行って、ジム行って、魚釣り行って、飲んで、一気に遊んだら体壊して背中が動かなくなって、おまけに精神も弱ってへろへろになってしまいました・・・
無理が利かなくなっているのか、最近までは展示会の疲れは、展示会終わったらすぐに抜けていたのが、今は抜けにくくなってるんかな・・・。それに気づかず、無理やり遊んだもんだから一気に体がおかしくなってしまいました。今日ぐらいからやっと回復した気がします。
来週は詩吟の大きな大会があるし、体調整えとかないといけません。もとにもどったのでまたぼちぼち独り言ブログも書きます。
ちなみに独り言に関しては毎日言ってます・・・僕は、いちいちしゃべらないと体が動かない性質です・・・

天然と養殖

フナムシっていう虫がいます。海辺のテトラとかでうじゃうじゃ動いてる奴。天然のフナムシは、ゴキブリ並み？いや、それ以上にすばやく動きます。
常に警戒しているっていうか、空気を読むというか、もう、見ただけで逃げます。
姿形は違いますが、精神的にはゴキブリと似たタイプ。黒目やし。
話ができるなら、フナムシ君に対して一回でいいから言いたかったんです。
「絶～ったいに捕まえへん！って、絶対に君みたいな気持ち悪い虫、捕まえへんから。ほんま、警戒されたらイラっとくるねん。ほんまに何もせえへんから意識せんといて！」って。
あ、ゴキブリさん、勘違いしてはいけませんよ。このブログ見て勘違いしてうじゃうじゃでてこられても困りますんで。言うとくけど、君らは、敵やで。
しかし、フナムシ君、ごめん。これからは警戒してください。
あなたが最高のエサであると気づかされました。僕のえさちゃいますよ。魚のエサ。
やっと合点がいきましたわ～。自分ら、それ警戒してたんやん。ごめんな～。
ぜんっぜん空気読まれへんかったわ。仕事でも、知識不足で空気読まれへん事が多いのよ。
いやいや、実は、昨日はじめてエサ屋さんで、フナムシ君を買ったのです。
そのフナムシ君達（たぶん養殖か、飼われているか）は、すでに覚悟しているというか、「我っ々は～えっさでっすよ～～」ってみんなで合唱しているように見えます。動きも鈍く、天然とは全く違います。買った袋の中をのぞくと、全フナムシがいっせいに僕のほう見ます。
みんなと目が合います。あきらめの目・・・
そして、目が合ったままじ～っとしています・・・つかんでもゆっくりしか逃げない。「僕ら、一応、フナムシなんで、逃げますね～決まりは決まりやから～」って感じ。そしてお決まりごとのように、ゆっくり逃げはります。捕まえたら、「うわ～捕まった～！僕どうぞ～」って感じです。完全に目が死んでます・・・
何十本あるかわからん手足がしょぼ～んとしています。とても天然のフナムシと同一の生物とは思えません。
やっぱり常に厳しい環境にいないといけないんだね。
僕もがんばりましょう～って、無理やりです。

引き締めないといけません

体調が悪いのか、精神が弱っているのか、根性が足らないのか、最近中途半端になりがちです。明確な仕事ができていない。けっこう毎日、本日しないといけない仕事の優先順位を決めて、明確なゴールを決めて、めいいっぱいそれを達成しようとしているのですが、最近はどうも、中途半端です。できていない。
何をするにも、考えが浅いというか、甘くなっているんだと思います。引き締めなおさないといけません。
僕は、仕事を行うときの精神状態には波があります。
絶好調のときは誰でも頑張れると思ってるので、不調のときの頑張りが差になってでてくるんだと思っています。だから今頑張らないといけない。
みんながやってるとき（時間的にも中身も）って、なんぼ頑張っても差がつきにくいんだけど、だれもやってないときにやると圧倒的に差がつきます。逆に、差をつけられています。
でも、人のことはわからないので、自分なりの感覚でするしかない。
ジムで走っていても、同じ30分走るのに、時速１０キロの人と時速11キロの人が同時に走ると、30分で500メートルの差しかつきません。同じ10キロで走っても、5分余分に走れば800メートルほど差がつきます。そんな感覚をいつも持つようにしています。
誰もやっていないとき（時間的なものも、中身的なものも）っていうか、そのときは圧倒的に差がつきそうな気がします。
僕がそれをできているとは思っていないけど。
仕事の濃度を濃くすると、同じ時間でも何倍もの仕事ができるし、同じ濃度でも少し余分に仕事をしたら差がつきます。両方やったらもっと差がつきます。
そんな単純なものではないかもしれないが、意識することは大切やと思っています。ここ数週間、少し停滞気味なので、思い起こして現状を打破しないといけないのです。
今日はほんまの独り言です・・・

詩吟のリサイタルがありました

関西クラウン吟友会のリサイタルが８月３０日に開催されました。僕もちょこっと出演させていただきました。お客様からお金をいただいて出吟するので、失敗できないし、まいどプレッシャーがかかります。でも楽しい。
しかし、今回は北海道から帰ってきた次の日がリハーサルで日曜日に本番なのでちょっと疲れました。
僕は、頼山陽が１３歳のときに書いたという詩を吟じました。
３９歳の僕でも到底たどり着けないような達観した心境を１３歳の子供が書いたと思うと、昨日北海道でおっさんとキャラメルでけんかしていた自分がとてもかわいく思えました。
出吟する先生方もみなさんひとつの詩を２人とか５人とか、みんなで吟じるので迫力があり、個性も違うし、詠い方もいろいろあって面白いです。
天津木村のエロ詩吟しか聞いたことがない方にはぜひ本詩吟も聞いていただきたいなとおもいます。
微妙な空気がわかってくると、こっちも絶対に面白いと思います。