社長のひとりごと

~第2弾!本きもの松葉社長のブログ~

天然と養殖

2009-09-07 07:34:14 | 日記
フナムシっていう虫がいます。海辺のテトラとかでうじゃうじゃ動いてる奴。天然のフナムシは、ゴキブリ並み?いや、それ以上にすばやく動きます。
常に警戒しているっていうか、空気を読むというか、もう、見ただけで逃げます。
姿形は違いますが、精神的にはゴキブリと似たタイプ。黒目やし。
話ができるなら、フナムシ君に対して一回でいいから言いたかったんです。
「絶~ったいに捕まえへん!って、絶対に君みたいな気持ち悪い虫、捕まえへんから。ほんま、警戒されたらイラっとくるねん。ほんまに何もせえへんから意識せんといて!」って。
あ、ゴキブリさん、勘違いしてはいけませんよ。このブログ見て勘違いしてうじゃうじゃでてこられても困りますんで。言うとくけど、君らは、敵やで。
しかし、フナムシ君、ごめん。これからは警戒してください。
あなたが最高のエサであると気づかされました。僕のえさちゃいますよ。魚のエサ。
やっと合点がいきましたわ~。自分ら、それ警戒してたんやん。ごめんな~。
ぜんっぜん空気読まれへんかったわ。仕事でも、知識不足で空気読まれへん事が多いのよ。
いやいや、実は、昨日はじめてエサ屋さんで、フナムシ君を買ったのです。
そのフナムシ君達(たぶん養殖か、飼われているか)は、すでに覚悟しているというか、「我っ々は~えっさでっすよ~~」ってみんなで合唱しているように見えます。動きも鈍く、天然とは全く違います。買った袋の中をのぞくと、全フナムシがいっせいに僕のほう見ます。
みんなと目が合います。あきらめの目・・・
そして、目が合ったままじ~っとしています・・・つかんでもゆっくりしか逃げない。「僕ら、一応、フナムシなんで、逃げますね~決まりは決まりやから~」って感じ。そしてお決まりごとのように、ゆっくり逃げはります。捕まえたら、「うわ~捕まった~!僕どうぞ~」って感じです。完全に目が死んでます・・・
何十本あるかわからん手足がしょぼ~んとしています。とても天然のフナムシと同一の生物とは思えません。
やっぱり常に厳しい環境にいないといけないんだね。
僕もがんばりましょう~って、無理やりです。
コメント (5)
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