社長のひとりごと

~第2弾!本きもの松葉社長のブログ~

ワンシング・・・

2014-05-13 09:14:40 | 日記
ワンシング!一つを突き詰める。最近読んだ本に書いてありました。
僕はその主義です。
きもの業界はやりつくした業界なんて言われることがたまにあります。
そんなこと言い出したら将棋のルールもやりつくしている。いまさら新しい駒ができるとか、王将が2つとかは無いだろう。
でも打つ手は千差万別にある。棋士の性格もバックボーンも全く違う。だから楽しい。
野球もそう。いまさらルールに大きな変更はないけどもやる人間が違うから常に新鮮で楽しい。
時と場合で同じことでも全く違う。
魚釣りもそう。同じ場所で同じ餌で同じ魚狙っても釣れる日もあれば釣れない日もある。
きものはすごい。昔からほとんどデザインに変更がない。袖や丈が長くなったり短くなったりだけ。
デザインは同じ。でも色・柄で全く違う。とても奥深い。
詩吟もそう。ルールはほとんど決まっているけども、吟する人の個性、言葉の一つの出し方で全く違ってくる。
話それますが、吟はアカペラで吟じるのがいちばんいい。歌と違って余分な音がすべて削がれて声のみになるのが好き。
詩を朗読する、歌う、吟じる、吟が一番いいなという部分がいっぱいある。
話し戻して、なんだかんだ言っても、やりつくすことなんてないのです。しかし行き詰ることはあります。
最近ちょこっと行き詰っている感があり、ピンチに陥ってました。でも考えたらいつもピンチです。日常です。
「行き詰まってやることが無い」ことなんてことはない。思考停止状態になっているだけ。
同じことでも時期や人が変われば全然違う。
やりつくすなんてことは永遠に起きない。いつも何かが変わっていく。
きものを通じて楽しいことを考えて、お客様に満足していただくのが僕の仕事。
楽しいことを考える。楽しいことであればいくらでも続くと思う。
コメント
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