社長のひとりごと

~第2弾!本きもの松葉社長のブログ~

本気で危険です

2012-10-25 11:08:44 | 日記
何回もこのブログに登場していますが、うちの本店の近くに「おやじ」という名のおばはんがやってる店があります。
妖怪が出没することで、僕も常に警戒しています。
僕がいつもいるのは本店で、富田林の駅前の旧国道から細い路地を20メートルほど入ったところにあります。その細い路地の入口付近にあるのが「おやじ」という飲み屋です。朝から夕方まで開いています。
以前から唇が伸びるじじいの妖怪や、店の前で放尿するおばあさんなどが頻繁に出没していましたが、最近はその路地に特大のうんこが定期的にこかれています。週一ペース。
でかい犬のうんこだと思うんですが、非常に人糞に似ている。僕は疑っています。
ふつう「野ぐそ」は、ティッシュペーパーなどでかぶされています。そこに人間の羞恥心があると思うのです。僕もそうしています。
しかし、そのうんこにはティッシュペーパーなどがかぶされていません。さらけ出されています。しかし、僕はそのうんこから漂うわずかな羞恥心を感じるのです。ちょっとだけ恥ずかしそうなんです・・・ママ~裸じゃ嫌!って言ってる。
しかし、ほんと、危険な路地になっています。いま富田林駅が再開発ですごくきれいになっているので、その路地も再開発してくれないかなと願ってます。
いやいや、危険というのはその路地はもちろんなんですが、その店自体も非常に危ない空気が漂っています。
僕は外からしか見たことないのですが、細い入口から飛び出してくる人は、みんなべろっべろなんです。
そのお店の入口は非常に狭く、ひとひとりがやっと入れる程度の幅です。
その細い入口から突然「ぴょん!」て吐き出されるようにべろべろの酔っ払いが飛び出してくるのです。ホンマにべろべろです。
しかも、出口から路地には2段ほど階段があって、全員そこでつまずいてこけます。昨日のおじいさんは頭打っていましたし、今日見たひ弱そうな青年はこけかけたけど、立ち直り(さすが少々若い)ましたが、立ち直り時のふらふら感が直らず、そのままこけそうでこけない状態を維持しながら、ふらっふらで歩いていきました。
たぶん、限界までおもくそ酒飲まされているんだと思います。飲めなくなったら店からバフっと吐き出されるような感じ。そしてぴょん!っと出てくる。まさにその入口はこの世と異次元の世界の境目かもしれない。
中に入った瞬間、みんな狸になるとか、本来の姿に戻るとか。一回行ってみようかな。僕はなんになるんやろ・・・ベンチャー企業目指してるし、冒険せなあかんかな・・・
一人じゃ怖いから本店の酒豪の二人連れて行って妖怪退治してもらおうかな・・・いや、そんな甘いものじゃないな。ここは宝飾部長を連れて行こうか。
僕はその人をぬらりひょんだと疑っているので、店入った瞬間にぬらりひょんに変身するかもしれない。
ピザをあほみたいに食べる部長なんですけど(あほみたいと言っても鼻垂らして食べるのではありません。たくさんという意味です)、その店にピザが無かったらなんでもピザに変える術使うかな・・・魔人ぶーみたいに。
僕がピザにされてもいやなので、やっぱり行くのんやめよ。
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行き詰ってきました~

2012-10-23 15:13:05 | 日記
今年は厄年の最終年です。後数か月で後厄から脱出できます。
厄年だからではないですが、今年は例年に比べても行き詰りそうになることが多い。なんとかやっていますが、スムーズにはいきません。
でも何とかやっているうちにいい形ができていきます。あきらめずに何とかやっていくって本当に大事です。
ほんまに、今もスムーズにいかず、あきらめたいこともいっぱいあるんですが、頑張ってやろうと思います。
たぶん、スムーズに事が運ばないのは、もうちょっと待ちや!とか、もっと考えなあかんで!とか、ほかに手だてがあるんちゃうかい?などと誰かから知らされているんじゃないかと思っています。
じいちゃんかな・・・
ここ数年は思い切って店を出したり、きもの館という展示会場を作ったり、蓄えた力を放出気味だったんですが、ちょっとここらでまたぐっと力をため込むことが必要なのではと思います。現状打てる手だてが空々になっています。打った手立てを充実させることが先決。
かといって、手だてが無いのではなく次の手立てを打つほどまだ成長していないのです。無理やりの手だてではなく、沸き起こる手だてを蓄えないといけない。
若いスタッフや新しい社員さんの成長を待つ、もっとお客様や人が寄ってきてくれるためのブランドを積み上げる、新しい人が寄ってきてくれる会社つくりや仕組みの構築がさらに稼働していくのをを待つ。もちろん待っているだけでは何も起こりません。一生懸命、試行錯誤してチャレンジして力を蓄えながら待つ。
そうしてあふれ出るパワーが育ってきたらまた放出する!
今年も残すところあと2か月余り。がんばろ~


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養蚕農家に伺ってきました

2012-10-21 10:12:10 | 日記
先日、群馬県まで養蚕農家さんと製糸会社に見学に行ってきました。
富岡製糸場の近くの碓井製糸というところです。
取引先の社長さんに誘われて見学に行ってきました。他の呉服屋さんの社長さんもたくさん見学に行ってると聞きました。
今、日本産の繭で糸を作っているところはもう全国で2社しかないらしいです。
養蚕業がほとんど人件費の安い海外に移動してしまって、国内での養蚕業は衰退の一途をたどっているそうです。
もちろん、海外で生産される繭も、日本の技術を導入し、品種改良を重ねた大事なお蚕さんなので、品質はとても良いのですが、海外で製糸してから輸入するものが増えてきて、国内の製糸業が非常に危険な状態になっているそうです。
そんな話を聞いて、おいしいパンもビールも、うどんもほとんど海外産の小麦やし、蕎麦も大豆もほとんどが海外産です。日本で相当おいしくなりますけど。きものも同じで、日本にしかない技術や感性で特別なものになります。
だから、国内産にこだわり過ぎ無くてもいいのかなっていう思いもありますし、国内産を絶やしてはいけないという思いも強くなりました。
でもどうしたものか・・・
僕が繭を生産することはできないし・・・
お客様にきものを通じて楽しんでいただける、「満足いただけるきもの」「楽しいきものライフ」を提供するのが僕の仕事ですし、そこを頑張れば、きものを着てみたいと思う人が増えますし、自分の仕事を頑張るしかないと思いました。
コメント (2)
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