サウナに入ったら、ゴリラにそっくりなめちゃくちゃ怖い顔のおっさんが必死でテレビにかじりついていました。
とにかく顔が怖い。体もごっつい。こんな人と揉めたら一発でやられます。
そんな人の近くには絶対に行きたくないと日々思っていたのですが、サウナに入った途端目の前に座っていました。
他にもおっさんが二人サウナなのに震えながら座っていました。僕を含めて4人のおっさんが狭いサウナ室で一緒になりました。
睨まれただけで気絶しそうな怖い顔です。凶暴なゴリラがじっと横にいる感じです。非常に怖い・・・
サウナ室ではいつもテレビがついているのですが、その時はたまたま「ニュートンが来た」という子供向けの動物番組を放送していました。
僕は心の中で「絶対にゴリラ出てきたらあかんよ」って拝んでいました。
しかし、大の大人4人が無言で丸裸で動物番組を必死で見てる姿は異様です。そして、めちゃくちゃ怖いおっさんがいるので全員緊張して黙っています。たぶん何かが縮こまっています・・・すいません。
おっさんと目が合うとシバかれそうなので、仕方なくテレビの動物番組を見ていました。
その動物番組は「アフリカの湖に住むフラミンゴ」の特集をしていました。
その番組の中で、解説者が「フラミンゴは超アルカリ性のこの湖にしかいないスピルリナっていう微生物だけを食べています~」「フラミンゴが赤いのはそのスピルリナの栄養素が変化した色素なんですよ~」「くちばしの形も泥をこしてスピルリナを食べやすいように進化したんだよ~」って言ってました。
いい年こいたおっさんばかりなので、みんな聞き流していると思っていましたし、僕はひたすら「ゴリラ出てくんな・・・」と願うばかりでした。その特集も最後に近づいたころ、解説者が「湖には100万羽のフラミンゴが生息しているのです!そしてその100万羽のフラミンゴが一日に食べるスピルリナの量は30万トンなんですよ~」って言った瞬間、「え~?」っとめちゃくちゃでかい声がしました。
恐る恐る見ると、その怖いおっさんがのけぞってびっくりしています。びっくりしている顔がさらに怖い・・・
僕は心の中で「ちょっと待ってくれおっさん、何にびっくりしてんねん?おっさん、何万トンと思ってたの?」
何を基準にびっくりしているのかわからないおっさんに畏怖を覚えながら、何とか平静を装いました。笑ったら殺されます。
しかし、僕はそのおっさんのびっくりする対象が「フラミンゴ」という時点ですでに限界にきています。しかし番組は続いてます・・・
次のテーマは「ミツバチ」でした。僕は、ミツバチという言葉で、もうアカン!と思いましたが、こらえてテレビを見ました。
するとまた解説者が「アフリカのその部族は蜂蜜を生業としているんです~」と説明しだしました。「夜になると昼間活動していたミツバチがおとなしくなり、蜂蜜たっぷりの巣の中に戻るのです~」と続けています。
番組も終盤になって、またまた解説者が「驚くことに、この部族は蜂の巣を素手で取るんですよ~」って素手で蜂の巣を取っている映像が出た途端、「え~!」と馬鹿でかい声が聞こえました。そのおっさんです。のけぞってびっくりしています。
なんでやねん!
このまま番組が続いて、「宇宙人ってタコの形なんですよ~」とか言われたら、おっさんは気絶するかもしれません。
僕は事件が起こる前にサウナ室を出ることにしました。
本きもの松葉で共に働きませんか
とにかく顔が怖い。体もごっつい。こんな人と揉めたら一発でやられます。
そんな人の近くには絶対に行きたくないと日々思っていたのですが、サウナに入った途端目の前に座っていました。
他にもおっさんが二人サウナなのに震えながら座っていました。僕を含めて4人のおっさんが狭いサウナ室で一緒になりました。
睨まれただけで気絶しそうな怖い顔です。凶暴なゴリラがじっと横にいる感じです。非常に怖い・・・
サウナ室ではいつもテレビがついているのですが、その時はたまたま「ニュートンが来た」という子供向けの動物番組を放送していました。
僕は心の中で「絶対にゴリラ出てきたらあかんよ」って拝んでいました。
しかし、大の大人4人が無言で丸裸で動物番組を必死で見てる姿は異様です。そして、めちゃくちゃ怖いおっさんがいるので全員緊張して黙っています。たぶん何かが縮こまっています・・・すいません。
おっさんと目が合うとシバかれそうなので、仕方なくテレビの動物番組を見ていました。
その動物番組は「アフリカの湖に住むフラミンゴ」の特集をしていました。
その番組の中で、解説者が「フラミンゴは超アルカリ性のこの湖にしかいないスピルリナっていう微生物だけを食べています~」「フラミンゴが赤いのはそのスピルリナの栄養素が変化した色素なんですよ~」「くちばしの形も泥をこしてスピルリナを食べやすいように進化したんだよ~」って言ってました。
いい年こいたおっさんばかりなので、みんな聞き流していると思っていましたし、僕はひたすら「ゴリラ出てくんな・・・」と願うばかりでした。その特集も最後に近づいたころ、解説者が「湖には100万羽のフラミンゴが生息しているのです!そしてその100万羽のフラミンゴが一日に食べるスピルリナの量は30万トンなんですよ~」って言った瞬間、「え~?」っとめちゃくちゃでかい声がしました。
恐る恐る見ると、その怖いおっさんがのけぞってびっくりしています。びっくりしている顔がさらに怖い・・・
僕は心の中で「ちょっと待ってくれおっさん、何にびっくりしてんねん?おっさん、何万トンと思ってたの?」
何を基準にびっくりしているのかわからないおっさんに畏怖を覚えながら、何とか平静を装いました。笑ったら殺されます。
しかし、僕はそのおっさんのびっくりする対象が「フラミンゴ」という時点ですでに限界にきています。しかし番組は続いてます・・・
次のテーマは「ミツバチ」でした。僕は、ミツバチという言葉で、もうアカン!と思いましたが、こらえてテレビを見ました。
するとまた解説者が「アフリカのその部族は蜂蜜を生業としているんです~」と説明しだしました。「夜になると昼間活動していたミツバチがおとなしくなり、蜂蜜たっぷりの巣の中に戻るのです~」と続けています。
番組も終盤になって、またまた解説者が「驚くことに、この部族は蜂の巣を素手で取るんですよ~」って素手で蜂の巣を取っている映像が出た途端、「え~!」と馬鹿でかい声が聞こえました。そのおっさんです。のけぞってびっくりしています。
なんでやねん!
このまま番組が続いて、「宇宙人ってタコの形なんですよ~」とか言われたら、おっさんは気絶するかもしれません。
僕は事件が起こる前にサウナ室を出ることにしました。
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