社長のひとりごと

~第2弾!本きもの松葉社長のブログ~

どうでもいいこと・・・

2010-07-26 08:07:06 | 日記
釣りに行ったとき、よく糸が切れてしまって野放しになったウキを見かけます。
糸が切れて流されていく奴らは幸せです。使命を終えてただの木片となり、自然に帰って行くのだから。
しかし、その中には稀に悲惨な運命をたどるウキがあります。
彼らは仕掛けにひっついたまま根掛かり状態で浮いてるのです。悲惨です・・・
すでに持ち主も居ず、誰も見てないのにピコピコ反応しています。立ったり寝たり、たまにピク~!って反応したりしてます。
たぶん波とかゴミとかが当たったりで反応してるんですが、誰も見てない。しかもず~とやってる。ひたすら朝から晩まで。夜中も。
もう誰の役にも立ってないし、自然に還ってるわけでもない。ひたすらそのままの状態。ほんまに、見てるだけでも痛々しい・・・
絶対なんか暗号出してます。
「ピク?・・・」のときは、「ここにおるで・・・」と、ちら見。
「ぴくぴく・・」のときは、「今日は釣れへんで」とか「にいちゃんどっから来たん?」ぐらいにこちらを探ってる感じ。
「ピク!!」と、中立ちぐらいのときは「ちっちゃく、にいちゃん、助けてくれへん?」
「ピク~ピク~!!」と全開で立った時は、「もう~限界や!!いつまでや?いつまでやるんや?」「オ!レ!は!、い・つ・ま・で・!、ここで反応しつづけるんや~~!」とぶち切れ状態やと思います。「餌も付いてへんのに、なんでわしが反応してるかわかってんのか~!お前のためや、お前のために反応してるんや、助けて~!」ってなもんですか・・・
助けてあげたいんだけど、ちょうど届かない距離なんです。僕はしれ~っとして、「ムリ」と言っておきました。ほんま、悲惨です。
僕は釣りから帰って来ましたが、彼は今も立ったり寝たり反応し続けているんでしょうね・・・現在も。
まあ、でも、我に返って見れば、そんなん普通ですか・・・
何事も、自分が直接関わっていること以外は知らないとこで進行してるんやし。
今、この瞬間も、でっかい餌見つけてめっちゃくちゃ喜んでるアリとか南米に居そうやし。
めっちゃ遠い星で、おっさんと兄ちゃんがサウナで喧嘩してるかもしれないし・・・
まあ、どうでもええか・・・
コメント
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