ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

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今日の1冊 現代思想2012年11月号 特集=女性と貧困

2013-02-21 13:59:42 | 今日の1冊
本願寺月光蟲です。

貧困や格差は政治の問題と自分の生き方の問題、出生の運みたいなものが絡みますね。
男性の貧困というか首切り等で話題になるのは男子が多い。
女性の貧困の場合はネタになりにくいのは一部の女性のせいに思う。
女性の貧困問題があまり語られない理由を男子ほどよく知っている。
女性の貧困は風俗に通う女性が大量にいる以上突っ込みようがないからだと思われる。

ヤクザ絡むし、警察も絡むし何より公衆便所相手に貧困問題を語ったとこで、「お金ありゃいいんだろ?」的な空気になる。
ようは生活費のために売春をする女性がいる以上、真面目に働いてる女性が貧困に陥っても「売春があんだろ?」なんていう空気もあるのかもしれない。
買う男がいる以上売る女もいるわけです。
だが今の世の中売春婦のほうが買う男以上に増えて供給過多。

この雑誌の特集はもちろん真面目に生きてる女性への提議だったりするから売春してる女性が読んでも意味がわからないかもです(一部は別だろうけど)

真面目に生きてても貧乏から抜けれない方向けの真面目な雑誌です。

売春擁護してる男性が読んでも全く意味がわからないような内容になっておりますね。



今日の1冊 現代思想2012年11月号 特集=女性と貧困

今日の1冊 ネット右翼の矛盾 憂国が招く「亡国」やまもと いちろう 中川 淳一郎 安田 浩一 (著)

2013-02-21 12:59:32 | 今日の1冊
本願寺月光蟲です。

以前数回程新大久保という街でデモをみたことがあります。
新大久保という街は韓国街と言いますか、物凄い数の韓流系のお店が多く街で話してる声もあっちの方々の言葉が多い街です。

そのデモは真剣そのもであり、なおかつ外見は「普通の方々」に見えるし、おっかなそうにも見えないんですがデモという団体としてみると「少しこわいなあ」と思いながら遠巻きに見ておりました。

在日系の方々に対するデモだったんですが、少なからずうなずく部分もあり。
でもなんだか少し怖い感じが。

色んな考え方があって、いろんな立場がっている世の中なわけですが、人間というのは区分けしにくいわけで。

この本はいわゆるネット右翼と呼ばれる方を解説してるような本なんですよ。
解説自体はわかりやすい。

だが、なんと言いますかレッテル張り的な文章にも見えたりもしました。
例えばネット右翼は「ばか」「無職」「ニート」「やることがない暇人」と言った感じで書かれています。

ほんとうのとこ「そういう人もいる」んだろうけど全員がそう、みたいな書き方。
私はいわゆるノンポリで左翼も右翼もあまり関係ないと言いますか。
悪い意味でいえば傍観者だったりします。

ただ、いわゆるネット右翼の方々が言ってるように東京都内、しかも繁華街はとにかく外人が多いのも事実でしかもアジアの方ばかりなのはよくわかるんですよね。
ただ普通に生活をしていても、とにかく多いんですよ。
外人さんは嫌いではありませんし在日の方がどうだとかいうよりも、繁華街はとにかく多いと思ったりします。
いわゆる小売業や飲食などのお店は繁華街で日本人の従業員がいないんじゃないか?という日本企業が凄く多いんですよね。

例えば日系日本人が集まるブラジルの村だとかとは少し違うような気がするんですが。
本にも書いてありますが、今の世の中仕事がない時代なわけで、そこで外人に仕事を奪われている、みたいな感覚を持つ人が多いってのもうなずけたり。

地方の方にはわかりにくいかもですが東京の繁華街はほんとにアジアの方々ばかり働いている気がします。
大手居酒屋、大手ハンバーガーチェーンなんかほんと外人ばかりのような気がします。

そこに危機感といいますか、そういうのが芽生えるのはわかる気がします。

そこで政治や特権やらが絡んだりしてくるわけで問題は根深い気がします。

この本は少しバランスが悪い気もします。
気に食わないから叩いてやろう、てきな空気も感じます。

私は政治的にはノンポリなんですが、マスコミ?こういう出版業にたずさわる人間ならうまくバランスをとらないとそれこそ世論操作してる感が。
書いてある事はまあわからんでもない内容なのですが、ネット右翼の方々?の言い分みたいなものが全く載ってないんですよね。
そこらへんが少し疑問に思える本でしたが、読みごたえはあるのでお勧めかもです。

でも少しバランス悪いな・・・。

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今日の1冊 ネット右翼の矛盾 憂国が招く「亡国」やまもと いちろう (著), 中川 淳一郎 (著), 安田 浩一 (著)



ネット右翼の矛盾 憂国が招く「亡国」感想