生キッ『ズ』レポ3・蕎麦編

2008-08-02 | 堂本光一
【キンキキッズ 緊急全国ツアー KinKi you コンサート。 】
長野公演

注意:ここから先のレポは剛さんファンの方に不快な思いをさせてしまう恐れがあります。

【MC】(一切メモを取らずに見たので言葉は不正確)
客は立ったまま。

「改めましてこんばんはー。KinKi Kids堂本光一です」
剛「改めまして(ここからものまね)北野武です」
で始まり、ご当地ネタ、33分探偵番宣と、放送作家さんが書いた台本でもあるかのように淀みなく話が続いて、DVDに収録されたMCを見たり過去のコンレポを読んで抱いていたキンキの緩いMCのイメージと違うので違和感を抱いた。

初めての地、長野の印象、「民家の間を通ってきて、こんな所にコンサートできるような会場あるんかいと思ったらパーンと開けて、まぁ、びっくりしました、外出たらや、や、や、ね?」
(ビッグハットに降り立つと見事なまでに四方八方ぐるっと山脈に囲まれた平野のど真ん中なのでといいたかったらしい)

長野は盆地で雰囲気が奈良に似ているという剛さん。
光一「それって田んぼの田に傘かんむりに吉ってこと?田に舎、タニシャ」
田舎を馬鹿にしていると剛さんにたしなめられていたが、光一さんに360度水色の山のグラデーションを見てもらえたのかなと思ってなんだか誇らしく、嬉しかった

「こんなところにこんな会場があったとは」という光一さんに剛さんが「おまえは言い方が下手やねん」と。
田舎だと馬鹿にされた感じは受けず、深い森の中でお城を見つけた驚きという感じに聞こえて誇らしく思ったけれど、光一さんは言い直す上手い言葉を考えるために「俺に7秒くれ」と。
天を仰ぎ目を瞑る美しい顔に「可愛い」とか「ヒュー」という声がとぶ。
5、4あたりから自然発生的に客席一丸となってカウントダウン
カウコンにも行けたみたいで嬉しかった
1の後間髪をいれずに「こんな素敵な会場でコンサートができて嬉しく思います」
「お客さんを近く感じる」

剛さんは昨日の夜から蕎麦を食べるモードになっていて、着いたらすぐ食べられるよう手配しておくようにマネージャーに頼んであったにもかかわらず用意できていなくて、聞くと「あと30分くらいかかるそうです」
しかし30分経っても蕎麦は来ず、結局開演前には届かず、剛さんがぶぅぶぅいっていると、光一さんが「今ステージで食べようか?」
お客さん「たべてー」「たべてー拍手喝采
剛「蕎麦啜ってるオッサン見て何が楽しいんですか
光一「人が何かを食べてる姿ってすごいセクシーなんやって」

剛さんは昨年男友達とふたりで戸隠(とがくし)神社の横にある店に蕎麦を食べに来たそうで、「写真撮ってください」といわれ…(もうこれだけで色んな芸能人がトークネタに使う古典落語級耳タコのオチだとわかってしまって客はここで既に笑っていたのにオチにくるまでが長い長い。光一さんは辛抱づよく笑って聞いてあげていた

そして剛さんの話はまだ続く…
蕎麦を食べた後、パワースポットと聞いて戸隠神社へ。
滝に頭を突っ込んで「気持ちイイ~」とやっていると家族連れが来たので自分が景色に入ってしまうことを遠慮して「あっ、どうぞ」と場所をあけると、その家族は勘違いして剛さんがしたように次々に滝に頭を突っ込み始めた。
そのあと3組くらい観光客がやってきて、この場所ではそうするものだ(善光寺で煙を頭にかけるように?)と思ったらしく続々と儀式が続き、剛さんたちは「ヤベッ」とバスまで走って逃げた、という。

どこまでが実話でどこからが…とか、どうでもよくなるほど長い話だった。

剛さんのやたら詳しい長野に関する知識に光一さんが「おまえインターネットで下調べしてきたやろ?」というと剛さんは「それはおまえがすることやないか!」と。


今日から剛さんのドラマが始まるということで延々ドラマ話。
今夜は自宅のHDDからPCに飛ばしてF1を見るという光一さん。剛さんに「嘘でも『33分探偵』を見るといえ」といわれると「嘘はつきたくない」
「ホテルのテレビつかんかもしれん」
剛「昨日ついとったやん!」(ここで前乗りが判明し、客がざわめく)
朝、ホテルの窓からはこんな景色が見えたはず。
              

小競り合いの末「今夜はフジテレビを見ます」
客席から拍手
「フジテレビ721(CS)を。フジテレビ♪ななにーいちー(無駄にいい声でジングルを歌う)」
なんとしても折れない光一さんに剛さんが「解散や!」

この公演中何度も剛「それじゃあキンキキッドになってまう」光一「Sをつけろや!『ズ!』」剛「Sをとるようなことしてんのはお前や」というようなやりとりが。


ビッグハットはスケート競技用に造られているので楽屋の床がゴムで、トイレもスケート靴を履いたまま用を足すためアサガオの位置が高いという話。
光一さんが手で輪を作り、剛さんがその前に立って背伸び。
「背の高い健さんでも辛そうだったよね?」と振ると、健さんが爪先立ちで股間を突き出す。その様子がマイケルジャクソンみたいだということで、ふたりマイコーとなってポゥポゥと悪ノリ
次の曲は客もマイケルでノれと“鬼コーチ光一”の号令で突き出しポーズを練習。

「Secret Code」
初めて聴く人がかなり多く(@歌前挙手アンケート調べ)どこでマイコーになっていいのかわからず

「lOve in the Ф」
黒い衣装
φの字にカクカクと腕を回す振り付けのキレの良さ、図形を描く線の正確さに、思わず真似をしてみたくなるその部分、一緒に踊っている人もいた。

円盤状のステージがセリ上がり、丸い火がボフッ!ボフッ!と出る特効。
アリーナ後方席にもかすかに暖かさが届いた
ステージ上はどれほど熱かろう…火が円盤の下を焙っているように見える。
「キンキの鉄板焼き…」と心の中でつぶやいてみる
火柱が上がった時は熱風が来た
本当に、こんな小さな会場でこんなステージセットが使えるとは驚き
特効の客単価を考えると、火の玉ひとつひとつがありがたすぎて手を合わせたくなった

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