キャンプ場のある洲崎にゆく前に風呂に入ることにする。
去年も利用した不老不死温泉にたちよった。料金は700円だが、ここは毎度接客がイマイチだ。
温泉には珍しい洞窟通路があるが、古くて狭い。内風呂は熱く、露天はぬるかった。
上の部屋は休憩所兼食堂。脱衣室で大きなゲジゲジに見送られて温泉をでた。
千葉の地場スーパーのオドヤで買物をする。刺身によいものがなくて貝と地酒、ビールを買った。
洲崎灯台の下にあるお台場海浜庭園に到着した。バイクのソロ・キャンプは1500円である。ここは幕末に江戸幕府が外国船を砲撃するために築いた砲台跡だ。東京湾の入口でとても景色のよいところだが、風が強いのが難で、当日も強風が吹いていた。
キャンプ場下の釣り場。
沖を船がとおってゆく。
炊事場。ここに生ゴミを捨てることができる。
風を避けられる場所はなく、他のキャンパーから離れた場所にテントを設営した。強風なのでフル・ペグである。引き綱もすべてはった。
テーブルと椅子をだし、買ってきたビールを飲みつつの作業だ。
バイク・キャンプは私だけだった。
テントが飛ばされそうな強風だが、皆さん平然と幕営していた。
今夜の食材はサザエとホンビノス貝だ。焼くだけだから手間がかからない。サザエは2個で366円。ホンビノス貝は5・6個で221円とものすごく安かった。
ホンビノス貝の口が開いたらしょう油をたらす。
サザエはなかなか出てこないので、ナイフで強引に引き出した。小さめのサザエだが肝がうまい。ちょっとジャリジャリとしていたが、丸こどたべてしまった。日本酒にあう。
ホンビノスは熱くて持てないのでバンダナでつかんだ。これもいける。
貝焼きキャンプも乙なものだ。
〆はアジフライである。千葉にくると何故かたべたくなるのだ。食堂でたのむよりスーパーの総菜のほうが安いからゲットしておいた。124円。
日が暮れてきた。
富士山がみえる。
富士だけでなく伊豆大島や伊豆半島などもよく見えていた。
この夕日を見ただけで来た甲斐があった。
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